明日の夜で「ゆとり本」のクラウドファンディングが終了します。早い段階で目標を達成し、そのあともたくさんの支援をいただき、本当にうれしい限りです。今回は特に何か報告があるわけではないのですが、もしもまだ「ゆとり本」を買おうか悩んでいる方がいたら、ぜひ買ってほしいなという思いを伝えるために、現在進行中ではありますが、内容について少しご紹介ができればと思っています。
今回ご紹介するのは、目次です。これも、まだまだ鋭意製作中なので、クラファン開始時の仮の目次からは変わっていますし、今後発行時にはおそらくさらに変わっているでしょう。そんな変化があとあとわかるという意味でも、現時点で僕がどんなまとめ方を考えているかを少しでも伝えられたらなあと。
第一章:ゆとりが生きた時代
平成とゆとり教育
−ゆとり教育ってなんだったんだろう、ということを振り返るところからこの本が始まります。
SNSに囲まれた日常生活
−平成を振り返って最大の変化はインターネットの隆盛。そんな中でSNSは僕らにどんな影響を与えたのでしょうか。
「平成最後」の何が「エモい」のか
−「平成最後の夏」には「エモい」という言葉が大流行。そこにはどんな意味があったのかを考えます。
第二章:ゆとりが暮らす今
多様性よりグラデーション
−「多様性」が叫ばれる時代の結婚観や恋愛、性別について、現象とともに考えています。
お金ってダルいときない?
−モノを買わないと言われる「ゆとり」にとって、お金とは。
コミュニティーからタマリバへ
−ゆるくつながることが「ゆとり」の特徴なら、コミュニティーはもはや放課後のタマリバのような場所へと変化しているのではないでしょうか。
僕らにとって仕事ってなんだ?
−この時代における大テーマの一つ。働くことについて、あらゆるキャリア事例とともに考察します。
第三章:ゆとりという思想
マジョリティーに馴染めなかったが故の「逃げ」
−起業という選択を選んだ人たちから多く聞こえたのが「会社員になれなかった」という答え。その真意とは。
ゆとりという思想がやさしい世界をつくる
−「ゆとり」を思想だとした場合に、その先に待つ未来を考えてみます。
結局「ゆとり」とはなんなのか
−最後の最後は「ゆとり」を総括します。多分思想論というか哲学になりそう・・・。
「ゆとり本」特別座談会
L&G Global Business龍崎翔子 × MIKKE井上拓美 × yutori片石貴展
−2月末に実施したライブ配信の座談会をダイジェストでご紹介します。ここめっちゃ面白い。ヒントがたくさん。
以上です。何度も言いますが、これはあくまでビジネス書です。これからのビジネス書。堅苦しい数字が羅列するわけでもなければ、ハウツー本ではない。どんな本ができるのか、僕にもちょっと見えません(笑)。
もしも、この中に少しでも気になるトピックスがあれば、ぜひ買ってほしいなあと思います。僕が取材を通して感じた「ゆとりの思想」をまとめているのはもちろんですが、今を生きるゆとり世代の働き方や暮らし方、考え方など、いろんなところでこれだけいろんな声が集まっている書籍はあんまりないんじゃないかなと思うのです。
そんなわけで、終了前夜。ドキドキしながらも、皆様の引き続きの応援をお待ちしております!!