2014/10/01 22:30

愛媛から送られてきたブリのフィレ。

おぉ~!なんと脂がのってうまそうなんだ!とウキャキャと騒いでしまったのですが、
本題はそんなことではありません。

今年はブリの浜単価が大層高くなっていまして、出来る限り歩留りよく(ロスを少なく)切り身を作っていきたいんですね。・・・ということで、包丁の入れ方を愛媛の水産会社さんに指示しなくちゃいけなくて、キッチンもないオフィス内で、検討会をしたんです。

私は魚を捌くのはあまり上手ではない・・・。ということで、ヘルプミー!と電話して駆けつけてもらったのは、真鍋さん。シーフードスタイリストって肩書で最近は仕事をしているお友達なんです。
実は、私が三軒茶屋のバーのアイドルタイムをお借りしてランチタイムお雑煮やさんをテスト的にやっていたときにも、彼には手伝ってもらっていたのです。
今回は、彼が包丁を入れるのを見ながら、あ~でもない、こ~でもない、これぐらいのサイズ感が良いね、など盛んに言い合い、検討会をしました。

やっぱり、フィレで見てみないと感覚が掴めませんものね。

粕谷個人的にもかなり愛してしまっている「博多雑煮」。どんこが加わったあごだしの旨味にカツオ菜、そして何よりもブリがどーん!
この愛してやまない博多雑煮を何としても美味しく仕上げていくために、ブリは別レトルトかける方向で進めているんです。

こだわり過ぎてる、と言われてしまいますが、この出世魚として縁起も良いブリ、お雑煮の中で王様然と、うまみを放ってもらいたいんです。今日の検討会で、大体イメージもついたし、またひとつ完成まで近づいたな!とにっこり、です。

がんばります!