2014/11/11 19:19
北野宏和さん(きたのひろかず)[滋賀県出身]

コンコント 北野さんは滋賀県出身ということで、滋賀県には
      木地師発祥の地という場所があるらしいのですが、
      なにかつながりがあるのですか?

北野さん  ありますね。
      滋賀県の蛭谷(ひるたに)という山あいのところに
      木地師発祥の地と呼ばれる場所があります。
      平安時代に、この土地でろくろ挽きを考案したと
      いわれている惟喬(これたか)親王という方が
      いらっしゃいました。
      年に一度、木地師文化を次世代に伝える目的で
      開催されている惟喬親王祭が蛭谷にある神社で行われ、
      全国から木地師さんたちが集まります。
      僕はその神社のとなりにある家で育ちました。

コンコント そうなんですか!
      木地師の発祥の地ですので、まわりに木地師さんがいて、
      その影響で木地師を志したのですか?

北野さん  実を言うと、この地域には木地師はほとんど
      いないんですよ。
      惟喬親王祭には、ここ菅谷町の木地師の方たちや
      もちろん辻先生もいらしていました。
      そういったきっかけで辻先生にお会いすることができ、
      ご縁が重なって木地師を志しました。

コンコント こちらに来る前から辻先生を知っていたのですね。




北野さん  はい、高校生のときに工藝の館に見学に来たりもしました。
      辻先生は覚えていないと思いますが・・・
      ろくろ技術研修所の所長をされている川北良三先生にも
      惟喬親王祭でお会いしました。
      川北先生の勧めもあり、高校を卒業と同時にこちらにある
      ろくろ技術研修所で学び始めました。

コンコント 北野さんは昔からものをつくることが好きだったのですね?




北野さん  そうですね、好きでしたね。
      親も漆器とは違うのですが、木工関係の仕事をしていました。
      遊びで木工をつくったり、ものづくりを身近に感じることが
      できる環境で育ちました。
      地元で木地師として仕事をすることが小さい頃からの夢でした。

〜②へつづく〜

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