みなさん、こんにちは!
UNiFES2019開催に向けて、プロジェクト開始いたしました!
既にご支援くださった方、ありがとうございます。
これからご支援くださる方、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、主催のNPO法人ユニークユニバースの理事長である、益山ゆきからUNiFES開催への想いが届いています。
UNiFESの根源ですので、その想いを皆さんにもお届けいたします!
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益山ゆき
私のうざいくらい熱い思いを、聞いてください。
5/12(日)母の日、森のホール21小ホールで、「the UNi Music Festival」通称「UNiFES」を行います。
なぜ後ろ盾もなく、弱小な私たちが、このような大それたイベントを行うのか。
私の中に熱い熱い思いがあるからです。
私は、30年もの間、音楽療法を仕事にしてきました。大勢の子どもたちと音楽を通してコミュニケーションを取ってきました。どの子どもたちの音楽性も、それはそれは、目を見張るものでした。
それなのに、ある時、とても悲しい言葉を聞いたのです。
「コンサートには連れていけない」
騒いでしまったらどうしよう。わざわざ行ったのに、途中で帰らなくちゃいけなくなったらもったいない。そもそも入れないかもしれない。
お母さんのおっしゃることは、本当にそうだな…と、切なくなりました。泣きそうになりました。
でもね!だけどね!
私は、こう思ったのです。
こんなに音楽性豊かな子どもたちが、入れないコンサートってなによ!?おかしいのはそっちなんじゃない???って。
だから、私たちが主催すると決めました。私が出会った目を見張る音楽性を持つ子どもたちが、感じたまま踊ったり歌ったり叫んだりできるコンサートを。
このコンサートを、家族でコンサートに行く練習にしてほしいのです。
毎年UNiFESに行くことを繰り返すうちに、子ども自身が、楽しいということに気がついてくれたら、UNiFES以外のコンサートにも行くことができるかもしれない。
そうしたらコンサートに行くことが、家族のレジャーになり、その子の趣味になるかもしれない。
その子が大人になった時、コンサートに行くためにお金を貯めようとか、働いてお金を稼ぐ目的となるかもしれない。
そんな先のことも考えて、開催しています。
だけど、UNiFESをやってみたら、もっとすごいことが起きていました。
障害のある人たちが、アーティストにも力を与え、他の観客たちを先導し、会場が一体となってうねっていたのです。
遠慮がちに大人やお友達の後ろについているのではなく、リーダーシップを発揮していたのです。
私が個別でじっくりゆっくり大切に育ててきた子どもたちの音楽性は、こんなに大勢の人たちを解放し、幸せにする力があったのだということを目の当たりにし、感動の渦でした。
これは、ムーブメントになると思っています。
障害があるから弱者なのではなく、音楽の世界においては、障害のある人たちは、私たちを導く導師であり、弾ける才能が輝く尊敬される存在なのです。そういう「スペシャル」な力を、世の中の人に知ってもらいたい。
お金がなくても、私たちがUNiFESを継続する意味は、そこにあるのです。
どうぞ皆さん、ご参加ください。
素晴らしいアーティストが出演します。米津玄師が「さいこー。」とツィートした中村佳穂BANDを、益山が800キロ離れた街まで口説きに行って、出演可能となりました。(このお値段では聞けない人です!)
みんなで盛り上がって、感動して、素敵な音楽を沁み渡らせて、忘れられない母の日にいたしましょう!