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福島の今を感じ、語り合い、つながる旅「福島ラーニングジャーニー2016」を開催!

ファシリテーター、ボブ・スティルガー氏と福島各地をめぐる4日間は、視る、感じる、語り合う、つながる旅。震災と放射能にみまわれた地と人々との対話はとても大きな経験で、参加者はそれぞれに課題を持ち帰ります。この貴重な機会を成功させたい。関係者の志と協力、そして愛で創っているこの旅を応援してください。

現在の支援総額

390,000

58%

目標金額は670,000円

支援者数

35

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/10/12に募集を開始し、 35人の支援により 390,000円の資金を集め、 2016/11/30に募集を終了しました

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東日本大震災から6年目の福島を巡り、深く語り合う旅。
私たちは、どう生きていくのか…、何を選択していくのか…。
『福島ラーニング・ジャーニー2016』は、福島の人々と共に考える旅。

はじめまして、『福島ラーニング・ジャーニー2016実行委員会』です。

東日本大震災がもたらした地震、津波、放射能。
それらは、決して福島の「問題」にとどまらず、私たちを目覚めさせ、生き方を考えさせる経験でもあります。 

『福島ラーニング・ジャーニー2016』が、多くの方々にとって貴重な学びとなり、さらに人々がつながりあう機会になるように、私たち実行委員会は地元の皆さんのご協力のもと、旅を創っています。

今回ご協力いただく福島の施設や地元の皆様にご負担いただいている、施設使用料や交通費、現地のコーディネートにかかる経費などに対して、ご支援をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。

 
●福島ラーニング・ジャーニー2016〜震災から6年目の福島とつながる旅〜


震災から6年目の福島。

風景や人々の営み、そして参加者同士や福島の方々との役割を超えた対話は、わたしたち自身の深い想いに触れ、未来への力を汲み上げる機会になります。

『福島ラーニング・ジャーニー2016』は、福島県内各地の訪問とともに、深く語り合う時間を大事にする旅です。それによって私たちが人として何を選択していくのか、どう生きていくのかについて、一緒に考え、あゆみのきっかけにしていただきたいのです。 

≪旅の概要≫
 11月3日(祝・木) 福島駅に集合⇒浪江町⇒飯館村⇒田村市の旅館
   来春の住民帰還を目指す2町村を訪問し、震災からの5年間をたどるとともに
   現状視察。  
   旅館にて参加者同士で対話し、一日の体験を振り返ります。

 11月4日(金) 旅館⇒富岡町⇒川内村⇒旅館
   来春住民帰還を目指す富岡町の現状視察。震災前の人口の約6割が帰還してい
   る川内村では、故郷での生活を再開された方々との交流を予定。
   旅館にて参加者同士で対話し、一日の体験を振り返ります。

 11月5日(土) 旅館⇒蓮笑庵(田村市)⇒旅館
   画工人・故 渡辺俊明氏のアトリエ、蓮笑庵。
   ここに、福島県内各地でご活動の皆さまが集い、ラーニング・ジャーニー参
    加者とともに、役割を手放してじっくりと語り合い、つながりあう時間。   

   蓮笑庵は、天地に絵を描くように画伯自らが設計し、庭を造り、人も自然も
   互いに喜びあえる美の浄土を願ってつくられました。

 11月6日(日) 旅館⇒蓮笑庵⇒解散
   旅のまとめの日。
   静かな時間では、各自がこれまでの3日間の体験や考えてきたことを反芻し
   ながら深めます。さらに、これからの自分を考えていきます。

 ★旅のお申込み・お問合せは、こちらからお願いします
http://www.kokuchpro.com/event/a9dbf3a05df3ac90281f93824383e7a1/



今回ファシリテーターとして旅を共にするボブ・スティルガー氏より、旅についてのコメントをいただいたので、ご紹介します。

**********************************************************
東日本大震災からの5年間。福島のコミュニティーで色々なことをご一緒してきて、驚くべき人々と出会ってきました。
彼らは、一歩踏み出して新しい生活に向けて行動し始めている人たちでした。
皆さんにこの旅にぜひ参加していただきたいと思うのは、これまでに出会ってきた福島の素晴らしい人たちに出会えるということだけではなく、あなた自身のことを発見してほしいと思うからです。あなた自身の才能とか、リーダーシップ、自分が一体どういう人なのかということを発見する時間であり、自分の人生にとって何が大切なのかということを見つめる時間になると思うからです。11月にお会いするのを楽しみにしています。
**********************************************************



●昨年の旅を経験して…昨年、参加された方からのコメント。

>福島の今を知る旅はほかにもあるが、ラーニング・ジャーニーはそれだけでは終わ
 らない。自分が普段抱えている問題と、福島の方々が抱えているものとのつながり
 を感じる旅。
 参加して、人生が変わるほどの感銘を受け、この1年間何度か福島に足を運び、ジャ
 ーニーで出会った方々と話す機会を作ってきた。
 その活動が自分の成長につながるとともに、自分がやりたいことを見つけることが
 できた。また、旅を共にした人々、仲間とのつながりから得るものも大きかった。

>5年間の時が止まったかのような風景。汚染土の入ったフレコンバッグの積まれた景
 色。心の奥が言いたくなるのを覚えた。ワークや対話で体験を振り返り、さらにこ
 れからを考える時間は、自らの生き方を問う機会となった。
 その後も何度か福島を訪ね、福島の豊かさ(人、作物、環境など)に触れ、この地に
 帰りたいという人々の思いを感じてきた。改めてコミュニティーとして戻る所、
 つながる場所の存在の大切さを感じた。 

    

 

●福島ラーニング・ジャーニー2016訪問先(予定)

 田村市…画工人・渡辺俊明氏のアトリエである蓮笑庵。旅の大事な語り合いの場。
 富岡町…平成29年度春からの住民帰還に向けて、整備を進めている。
 浪江町…海沿いに残る津波被害。平成29年春には、町内の一部で帰還が始まる。
 飯館村…平成29年度春からの住民帰還に向けて、整備を進めている。
 川内村…震災前の人口の60%が帰還している。住民の皆さんとの対話を予定。 

  

 

 ●対話の旅

この旅は、震災後何度も福島のコミュニティーにかかわってきたファシリテーター、ボブ・スティルガー氏の創る対話の場が、とても重要なポイントでもあります。
またその中には、アクティブ・ホープ・つながりをとりもどすワークも含まれています。
≪ボブ・スティルガー氏 Bob Stilger≫
 ニュー・ストーリーズ共同代表、社会変革ファシリテーター。
 地域や組織にイノベーションをもたらす対話の場づくりのプロと
 して、北米、南アフリカ、ジンバブエ、ブラジル、インドなどで
 活動。2011年の東日本大震災の発災後はたびたび来日し復興の
 ための対話の場づくりに取り組んできた。
 www.newstories.org

著書:『未来が見えなくなったとき、僕たちは何を語ればいいのだろう-震災後日本の「コミュニティ再生」への挑戦-』 英治出版、2015年

≪『アクティブ・ホープ、つながりを取り戻すワーク』とは。≫
米国の仏教哲学者で社会活動家のジョアンナ・メイシーが生み出
したもので、一人ひとりの内側にある声・智慧・力、そして他者と
の深いつながりをとり戻し、困難な状況な中でも希望に向かって
進むために生きる叡智です。
ジョアンナ・メイシー , クリス・ジョンストン 著, 三木 直子 訳
 『アクティブ・ホープ 』、春秋社、2015年

 ●皆様のご支援をお願いします。

有意義な旅を一人でも多くの方々にご経験いただきたい。そのため、参加費は、宿泊・食事・移動などの実費が占めています。つまり旅全体の運営資金は大変乏しい状況です。
従って、この旅の意義に賛同して集まった私たちはもとより、現地でご協力いただく方々にもご無理をお願いしています。福島の皆さんのご厚意あっての旅といえます。
3泊4日の学びの旅のサポート、そして福島の皆さんの経費のために、ぜひ多くの皆様のご支援をお願いいたします。

*皆様のご支援は、下記の通り使わせていただきます。
 ・語り合いの場として利用する施設使用料の一部
 ・福島県内の訪問先や、語り合いの会ご参加の皆さんとの調整をしてくださって
  いる現地コーディネーターへの謝礼。
 ・ファシリテーターへの謝礼
 ・実行委員の参加費や交通費の一部補助。
 ・旅の運営にかかる事務費



 

 

●リターンについて。

私たちのプロジェクトにご支援いただいた皆様には、心からの御礼を申し上げます。そして、福島ラーニングジャーニーのご報告を感謝とともにお送りしたいと存知ます。
また、画工人・渡辺俊明氏のアトリエ・蓮笑庵(福島県田村市)制作のカレンダーやかわいらしい版画、さらに福島の地酒などで、ご支援の皆様にも福島とのつながりをお感じ頂ければ幸いです。

≪蓮笑庵≫
 画工人・故 渡辺俊明氏のアトリエ、蓮笑庵は、天地に絵を描くように画伯自らが
 設計し、庭を造り、人も自然も互いに喜びあえる美の浄土を願ってつくられまし
 た。
 渡辺俊明氏の残した絵や詩は、ポストカードやカレンダーなどに用いられ、好評で
 す。
 http://renshoan.jp/index.php

≪橘橘内酒店≫
 福島の地酒のことならおまかせください!
 http://sakezanmai.net/

 ~リターンとしてお届け予定のお酒やジュースのご紹介~
 『磐城寿 純米酒 720ml(鈴木酒造店 長井蔵)』
  福島県の浪江町にあった鈴木酒造店は、東日本大震災の津波で酒蔵を含む全建屋
  流失。原発事故により避難も余儀なくされ、現在、山形県長井市にて、ふるさと
  の酒を守り、酒造りを続けている。「磐城寿」の純米酒は、穏やかな香りと軽快
  な味わい、やや辛口の魚介にあう「海の男酒」。

 『写楽 純米酒 720ml(宮泉銘醸㈱ 会津若松市)』
  全国新酒艦評会金賞受賞数4年連続日本一をほこる福島県の酒の中でも、いまや
  入手が困難になりつつあるほどの人気銘柄となっている「写楽」。米を愛し、
  酒を愛し、人を愛し、皆様に愛される酒を目指して醸した「純愛仕込み」。
  純米酒は、フルーティーの香り、豊かな米の旨み、全てのバランスが絶妙。
  納得の旨さ。 

 『奈良萬 純米おりがらみ720ml(夢心酒造 喜多方市)』
  喜多方の蔵元でしかできない酒をコンセプトにつくられた銘柄「奈良萬」。
  地元の米にこだわり、名水百選に選ばれた渓流水を仕込み水とし、福島県開発の
  「うつくしま夢酵母」を使用。「奈良萬」のおりがらみは、季節限定のフレッシ
  ュなしぼりたて。メロンを思わせる香り、プチプチと感じる微活性の刺激もあっ
  て、きれがある後味が最高。

 『天明 中取り壱号720ml(曙酒造 会津坂下町)』
  「米の声を聞く」をモットーに米一粒、水一滴にも蔵人の想いを込めた酒を醸す
  曙酒造。「天明」は、日本酒に流れる季節感の表現を追求した銘柄。
  「天明」中取り壱号は、「小仕込み」「長期発酵もろみ」「槽しぼり」とこだわ
  りの造り、そして、香りと味のバランスが最も良いとされる中取り部分のみを瓶
  詰めした新酒。フルーティーな爽やかな香りと風味、優しくもしっかりとした清
  らかな旨さ。

 『スノードロップ 720ml(曙酒造 会津坂下町)』
  会津坂下町の「会津中央乳業」の「飲むヨーグルト」と、曙酒造の天明の純米酒
  を調合した日本酒ベースのリキュール。元になる純米酒は、会津坂下町で品種登
  録された「瑞穂黄金」100%使用、「会津中央乳業」の敷地内の井戸水で専用に仕
  込んだもの。お酒を飲み始める人、お酒が苦手な人でも飲める、驚きの美味し
  さ。
 
 『末廣 会津高田梅酒 720ml(末廣酒造 会津若松市)』
  会津美里町(旧会津高田町)で古くから栽培されている会津高田梅は、日本一大
  きい梅とされ、ゴルフボールよりも大きいものも。その高田梅を、米アルコール
  に浸して旨み成分を最大限に引き出した酒蔵の梅酒。深い味わいが特徴。
  末廣酒造は、約150年の歴史をもち、会津の水、米、技にこだわり、伝統と進化と
  ともに歩む会津若松の酒蔵。

 『りんごジュース1000ml(安斎果樹園 福島市飯坂町)』
  完熟林檎のジューシーな果汁だけをギュッと絞り、安斎果樹園のりんご(ふじ)
  を100%使用したりんごジュース。りんご本来の香りと甘みが楽しめる。
  安斎果樹園は、化学系の農薬は使用せず、昆虫のフェロモンを人工的に合成し害
  虫防除に応用した防除剤を使用するなど減農薬に取り組み、有機質肥料を使った
  土づくりなど、美味しく安全なフルーツを提供すべくこだわった栽培方法を行っ
  ている。

 『こんにちは料理酒』
  矢吹町の酒蔵で造っていて、飲んでも美味しいのですが、アミノ酸たっぷりでお
  料理が格段美味しくなります。

 


        

 

●これからに向けて

私たちは、これからも皆様とつながり続けていきたいと考えています。

ご支援いただいた皆様、旅にご参加いただいた皆様、福島で生きる皆様、みなさんとのつながりは、お互いを勇気づけ、これから進む道に力を与えるものになるから。
そして、これから生まれてくる世代の方々が、豊かな環境で生活できるようにと願っています。 

  

最新の活動報告

もっと見る
  • 11月3日~11月6日までの4日間の旅。浪江町、飯舘村、富岡町、大熊町、川内村、田村市。帰還困難区域のバリケードの前に立ち、坂下ダムの上から遥か福島第一原発を臨み、いまだ除染作業中の崩れかけた街並みに時間が止まったかのような感覚にとらわれ、除染で剝ぎ取られた表土が詰まったフレコンバッグ山積みの景色に圧倒され…。言葉では語りつくせない、「今」がそこにはありました。けれど、そこで生きている人々は、考え方には違いこそあれ、それぞれの信念や願いを心のど真ん中に据え、これからの福島を思い描き、人生を燃やし続ける方々でした。足るを知ることで、日常の豊かさを味わっている方々でもありました。日本全国から集まった参加者の皆さん。怖れと共に福島入りされた方もいらっしゃいます。町村を回り、そこに生きる方々と対話し、さらにその体験から、自らのあり方を問われ語る機会を通して、少しずつ自分の進む先を見出したり、これからを考え始めた旅が終わるとき、皆さんそれぞれの表情は初日とは明らかに違っていました。ファシリテーターのボブ・スティルガー氏と共に作った4日間の旅。旅を終えた今、その意味と大切さを改めて手応えとして実感しています。運営資金ゼロ。けれど、必ず大事な旅になると信じて企画し、運営して来ました。福島県内の多くの皆様のご厚意に支えられ、甘えさせていただいた、ラーニング・ジャーニー。必要経費を捻出するために、またこれを読んでくださった皆様ご自身が福島とつながっていただくためにも、ぜひ、引き続きご支援をお願いいたします。 もっと見る

  • 福島ラーニング・ジャーニー2016  2日目。1日目の、浪江町、飯舘村の訪問に続き、今日は、大熊町⇒富岡町⇒川内村へ。写真は、大熊町の坂下ダムにて。参加者の皆さんの視線の彼方にあるのは、9km先の福島第1原発の排気塔。夫々に、様々な感情、思い、考え自分の内に感じながら、しばし佇む。 もっと見る

  • 11月3日、本日より福島の旅、スタートです。正直、運営資金は足りていませんが、ご参加くださる皆様、そして福島で私たちをご案内くださる皆様、それぞれにとって有意義な時間になるよう、実行委員全員で踏ん張っています。クラウドファンディングは、11月末日まで行っています。ぜひ、皆様のご支援をお願いいたします。 もっと見る

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