2017/10/05 09:32

おはようございます!

プロジェクトスタッフ 日下です。

いつもあたたかいご支援・ご声援ありがとうございます。

ご報告が遅くなりましたが

2017年9月30日の夜、クハ24とホカフ9は
パトロンの皆さまや地元の皆さまに見守られながら
無事に下電ホテルへと移送・移設されました。

お忙しい中ご来場いただきましたパトロンの皆さま、
安全な移設のために交通規制等ご協力いただきました皆さまへ
プロジェクトスタッフ一同、心より御礼を申し上げます。

 

移設は朝9時より、旧下津井駅にて各打合せからスタートしました。

ふたり?の門出を祝ってか、当日は天候にも恵まれました。

 

まずは、ホカフがゆっくりと吊り上げられました。

はじめは不安そうだったホカフも、
大きなトラックの荷台に乗せられた瞬間
少し安心しているように見えました。

 

つぎに、クハにベルトが掛けられます。



痛くないように、布を挟んで・・・。


吊り上げの練習の際に少し揺れていました。
怖かったのでしょうか?

 


少し時間を置いて、午後より作業再開です。


合図とともに、ゆっくりと吊り上げられるクハ。


なんだか緊張しているように見えました。
この時、クハはどんな景色が見えたのでしょうか・・・

たくさんの人に、見守られながら・・・

ゆっくりトレーラーに載せられ、
現場が「ほっ」とした空気に包まれました。

 

その後、予定よりスムーズに作業が進んだため
ホカフは一足先に下電ホテルへ。

先に置かれた台車の上にゆっくりと載せられ
ホカフの移動は無事に終了しました。

 


やがて日が暮れ、21時。

昼間はあんなに暑かったのに、
少し冷たい風が吹いていました。

多くの見物者と取材陣に囲まれ、クハは旅立ちの時を迎えます。

ずっとお世話をしてくれた保存会のみなさんや
長年寄り添ってきたモハたちに別れを告げるように、
ゆっくり、ゆっくりと見慣れた景色を後にします。

「いってらっしゃい」

「いってきます」

 

 

最初の難関は駅を出る時でした。

急な勾配に、細い道路、そして曲がり角。


「こんなところ通れるのか」

みんなが不安そうにしていました。

 

しかし、さすがはプロ。



細やかな切り返しでスルスルと通り抜け・・・


スイスイと
ライトアップされた瀬戸大橋をくぐり抜け、

間もなく下電ホテルへと到着しました。

たくさんの人に迎えられながら・・・


再びベルトがしっかりと掛けられ、再び吊り上げです。

現場にいたみんなが、緊張した面持ちでした。

ゆっくりと吊り上げられるクハ。
先に座っていたホカフも見守っています。


台車に近付くにつれ、シャッターを切る音が増え、

そして・・・


「よーし、オッケー!」


成功の合図とともに、無事 移設が終了しました。


笑みをこぼす人や、目を潤ませている人、
安堵の表情を浮かべる人・・・―――


この車輌たちが どれほど愛されているか、思い知らされた瞬間でした。

 

翌朝、朝陽を浴びるクハとホカフを眺めていると、

たくさんの方々が、見に来ていました。


写真では見えづらいのですが、
クハの後ろ(道路沿い)で多くの方が
シャッターを切っていました。

前を通る車も、速度を落として眺めていました。

 

 

さて、屋根がかけられたら
次はいよいよ第二章の「リノベーション」です。

 

保存会をはじめとする皆さまに引き続きご協力をいただき、
潮風や風雨で傷んだところを修復していきます。

引き続きのご支援・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

 

2017年10月吉日
プロジェクトスタッフ一同

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