ある日、見つけてしまったのです。
子供たちが将来なりたい職業ランキング。
1位はスポーツ選手。2位はパティシエ、3位は医師。
漁師は100位内にも入っていませんでした。
88位くらいには入っているかも…なんて期待したのだけど。
ところが、20位に「シャーマン」が入っていました。
シャーマンとは何か霊的なものが乗り移るタイプ祈祷師のことのようです。
残念ながら私たちは、実際にお会いしたことはありません。
海と関わる仕事は、親が子どもになってほしい職業ランキングにも入っていません。
「士」「師」「員」が付く職業がランキングを制しています。
キツイ。汚い。危険。
漁師にはこの「3K」のイメージがつきまといます。
ある時代から「大変だから」と、漁師は子供に跡を継がせなくなりました。
誇れる仕事だと、次の世代に胸を張ることができなかったのです。
フィッシャーマン・ジャパンは、
とてもシンプルで純粋な願いから生まれた団体です。
それは、
漁師や、海に関わる職業を、子供たちが憧れる職業にすること、です。
(そして、シャーマンに勝つこと)