2019/03/17 21:34

学童保育の国の最低基準が事実上撤廃されるというニュースを受け、みらい子育て全国ネットワーク(miraco)では昨年12月から以下の署名キャンペーンを行って参りました。

学童保育は子どもにとって大切な「育ちの場」。国の最低基準は撤廃しないで!職員には必要な処遇を!圧倒的に足りていない保育の量と質の拡充を同時に!

<提出前、自民党本部の前で取材陣に説明をする代表天野>

3/6(水)、賛同いただいたすべての方のお名前とコメントを印刷し、自民党政務調査会に署名を提出してきました!その数、14,356筆。「子どもたちの安心安全を守りたい。学童の問題を知ってほしい」という声とともにお渡ししました。

<14,359筆の署名を受け取る自民党の宮下政調会長代理>

物心ともに重みのある署名をしっかりと受け取った宮下一郎政調会長代理からは、

「参酌して基準を弱めるならそれなりのチェック体制とセットじゃないと」

「事故が起こってからでは遅いですからね」

「学童保育が最低限必要な基準を満たさなくなるというのは論外ですね」

「みなさんの不安のない形で報告できるよう勉強させていただき、方向性が出ましたらまた」

との言葉をいただきました。

<署名提出後、学童保育についての意見を交換>

今後は、地方創成特別委員会にて13法律一括改正となる模様とのことで、そこでしっかり議論していただけるようにもお願いしました。


<Buzzfeed記事掲載>

署名提出の背景や様子について記事が掲載されました。
「子どもを守るはずのルールを撤廃…?学童の要員維持を求め1万4000人が署名」
https://www.buzzfeed.com/jp/asamitogi/gakudou/


<エピローグ>

提出から1週間・・・宮下議員から今後の方向性についてご連絡いただきました。声を聴くだけでなく、しっかりと調べ、次のアクションまで考えてくださっていました。当然、政治としてやってもらえること、やってもらえないことはあると思いますが、今後も政治に市民の声を届けることで、国会での子育て政策の関心を高めていきたいと思います。


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