3月12日(火)参議院予算委員会公聴会に、代表の天野妙が公述人として呼ばれ、日本が「子育てしやすい国」になるためのレバレッジポイントとして、「待機児童の解消」と「男性の家庭進出」の2点について説明しました。
<待機児童の解消>
「解決のツボは保育士不足の解消で、一度辞めた保育士が戻ってこない理由は給与と労働環境だ。保育士不足の真の原因を探り出して本質的な改善のために予算を注入してほしい」と述べました。
<男性の家庭進出>
育休を取得したい男性が45.5%いる一方で取得率が5.14%にとどまっている事実や、男性が家事育児に加わることのメリットを伝えた上で、そのきっかけとして「男の産休」の義務化(必須化)を提案しました。
<説明後の質疑応答>
保育士へのヒアリングをベースに、ペーパーワークの大変さなど具体的な話や、議員への保育士体験の提案などを行いました。
また、「無償化よりも待機児童の解消を優先すべきだと思うか?」という質問が繰り返されましたが、「どちらか片方とすると分断を招く」、「待機児童解消も無償化もどちらもできるよう、子育てにもっと予算を!」とお答えしました。
<今後の活動>
公聴会の後、多くの国会議員とつながることができました。後日、改めてお会いして子育て当事者の声を政治の真ん中に届けていきたいと思います。
[公聴会の動画]
YouTubeにノーカットで公開されています。(天野は17分30秒頃~)
https://www.youtube.com/watch?v=GTUbKzQ5Z74
[NHKニュース]
当日の夕方、NHKニュースでも取り上げられました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190312/k10011845401000.html
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