台湾産コーヒーについての紹介です。
実は台湾産コーヒーには大きく分けて、山地型・高原型・海岸型の大きく分けて3種類です。
●山地型 …南投、雲林、嘉義、台南地区
味の特徴…香りや味の特徴として、フローラルでお茶のような味わい。酸味は強すぎない中程度。
● 高原型 …屏東地区
味の特徴…フローラルでチョコレートのような味わい。
● 海岸型 …台東、花蓮地区
味の特徴…フローラルかつスパイシーな味わい。酸味は比較的強い。
今回私が紹介する予定の台湾産のコーヒーは東山と梅山(阿里山)です。その二種類は山地型のコーヒーでまさに上記の特徴にあるよう台湾茶のような特徴があります。
↑東山.....
台湾茶のような甘味が特に強く、台湾茶を飲む感覚で飲めます。コーヒーの概念が変わる美味しさです。
↑梅山.....
フルーティーで酸味があるのですが台湾茶のような甘みが特徴です。冷やすとまさにベリーのような酸味が出てすっきりとした味わいです。
この二種類のコーヒーに共通した特徴は冷めてゆく過程で酸味や甘みが増して多様な表情を見せてくれる上、雑味やエグ味が出にくいのが特徴です。
台湾産コーヒーの紹介を始めてからずっとこの二箇所からコーヒー豆を仕入れてきましたが、今後は少しずつ仕入先の農園を増やしていこうと考えています。
今、興味を持っているのは、やはり高山型のコーヒー、原住民の部落のある那瑪夏で作られるコーヒー豆、そして高原型の屏東産のコーヒー豆です。
屏東産のコーヒーはコクがあり、コーヒーゼリーにすると個性が強く出るためお菓子づくりでも使用しようかと思っています。
一旦は、東山産と梅山産のコーヒーを基本的に扱い、ちょっとずつコーヒー豆の種類を増やしていこうと考えております!