▼はじめに
「良質な音楽・芸術体験を通じて、より良い社会に貢献する」をMissionとして、ビジネス活動を行なっているBonfire Inc.の山田と申します。
私は、年間を通じて様々な音楽イベントやフェスティバルを訪れ、色々な国の人達と友達になりました。とにかく旅と遊びが大好きなのです。今では世界の様々な国に友達がいて、ローカルの情報を交換しあったり、旅行中に遊んだりと、遊びネットワークを構築しています。そういった友達や体験は、自分の人生においてもかけがえのない宝物です。
▼このプロジェクトで実現したいこと
そんな自分の体験やネットワークをベースに、「日独仏露を紡ぐ国際色豊かな音楽イベント」をフリーで開催したい、と考えており、是非みなさまにご協力頂ければと思っています。音楽の場を通じて、お互いの国の文化や人に触れ合い、人々の新しい交流が始まれば嬉しいなと思っております。
イベントは4月6日。代官山UNITにて開催します。イベントの詳細は下記となります。日本、フランス、ドイツ、ロシアからDJが参加します。 フランス、ドイツの大使館からの後援サポートも頂ける事になっています。
※KAVEという名前は、イベントのイメージである洞窟内の楽園「Cave」と、イベントの大切な要素である「Techno/Technology」を組み合わせた造語です。
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イベントタイトル:KAVE
2019年4月6日 土曜日 23:30 (Door Open) ~ 7:00
<Unit>
Chloé (Lumière Noire / Paris / France)
M.RUX (Berlin / Germany)
Martha Van Straaten (Berlin / Germany)
SHHHHH (Tokyo / Japan)
Sayo Yoshida (Tokyo / Japan)
<Saloon>
KEFIR (St.Petersburg / Russia)
開催場所:UNIT
03-5459-8630
Za HOUSE BLD. 1-34-17 Ebisu-nishi, Shibuya-ku, Tokyo
[ 20歳未満入場不可/要写真付ID Must be over 20 / Photo ID required for entry ]
主催: Bonfire Inc.
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僕が2018年に一番衝撃を受けたと言っても過言ではない、「VooDooHop na Cachoeira」のイベントを主催するアートコレクティブ「VooDooHop」の中核メンバー
M.RUX (Berlin / Germany) - エム・ラックス
Martha Van Straaten (Berlin / Germany) - マーサ ハン シュトラテン
が登場します。僕は、彼らの持つクリエイティビティから、多くの事を学びました。インターネットも通じない秘境の滝壺で、ほぼDIYでイベントを作り上げる純粋なパワーとパッションにも惹かれました。
https://www.facebook.com/voodoohop/
(僕の撮影した写真も載っています)
フライヤーイメージは、友人のYuya Kanekoがこのために描き下ろしてくれました。VooDooHop na Cachoeiraで感じた楽園のイメージを素晴らしいイラストにしてくれています。リターンには、彼のイラストを使用したアイテムもいくつか用意しました。
フランスで数々のアート・プロジェクトを推進するベテラン・アーティスト「Chloé - クロエ」も登場します。
▼そもそも何故音楽なのか?
では、なぜ「良質な音楽・芸術体験」をテーマにしているのか?そして、何故音楽というアート・フォームが大事だと考えているか?という事について書きたいと思います。
ライフスタイル全般の中で、人々が触れるコンテンツやアートはたくさんあります。インスタグラムの投稿から、Twitterでのつぶやき、電車の中から見る屋外広告や、シェフが作る一品、ハイ・アートとして括られがちな美術館での絵画まで。日々発信されるコンテンツの量は増える一方で、良質なアートの価値は益々高まっています。それは、良質なアートは新しい視点を与えてくれるからであり、今のように簡単にコピペが出来る時代においては、独自の視点や発想を持つ事の重要性がさらに難しく、そして価値が高まっているからです。
その中で音楽が持つ力は、他のアートにはない強みを備えています。それは、聴覚へ働きかけ、脳に物語を届けることができるという点です。動物は音で危険を察知します。人間も同じ様に音で環境を理解していたはずです。そして、リズムを取りながら音楽を奏でることができるのは人間だけらしい。何かを伝達するという際に、音楽はとても強力なアートフォームなのです。
私はあるトレンド・嗜好や出来事・事件が言語化され一般化する遥か前に、音楽がそれを伝えていくという事が多々あると思っています。大昔であれば、時間をかけて亡国のストーリーが歌に乗って伝わった様に。今、世界中からたくさんの音楽が発信されています。PCやコンピューティングの力によって、その量はどんどん大きくなり、デジタルの力によって、伝達のスピードもどんどん上がっています。アーティストの数もどんどん多くなり、そして世界のより広範囲のエリアから、今までにないタイプの音楽が発信されていっているはずです。僕らも到底追いつけないくらい。
世界の潮流を知るには、音楽を通じてリサーチするのが一番早く、音楽を通じてだからこそ理解できる潮流があると思います。そもそも、音楽は皆が好きなものなので受け取りやすい、という事もあります。そんな理由から、「今」が奏でられている音楽を届ける事で、世界とのリンクを作っていきたいという強い思いがあります。「音楽を通じて世界のムードを共有したい」のです。
▼ダンスミュージックをアートとして高めていく
今回のイベントは、POP音楽やロックではなく、テクノを中心としたダンス・ミュージックを基盤としています。ダンスミュージックであり、コンピューターを使用して作られた音楽であるとも言えます。PCやソフトウェア、PA機材の進化と共に、ダンスミュージックも大きく進化しています。もはや、ダンス・ミュージックはPOPミュージックとなり、一般的なものとなっています。そのダンスミュージックの中にも色々な種類があります。EDMの様に、反復性やメロディラインを強調し快楽性を高めたもののあれば、古いディスコをリ・エディットしたものなど。どのダンスミュージックもDJやライブを通じて奏でられるアーティストの想いがあり、どれが優れていて、どれが悪いという事はありません。
ただ、我々の今回のイベントにおいては、より偶然性があり芸術性や演劇的な色合いが強いダンスミュージックを取り上げ、それに深く参加する事で、より深く楽しんでもらいたい、という思いがあります。それと、身体性の重要性がますます増している今日においては、踊るということの重要性も増してきています。ダンス・ミュージックをアートとして嗜好する時、踊ることがそれを深く理解しながらも自分の気持ちを表現する事につながります。音に自然と身体が反応し、アーティストの感情を咀嚼します。そうした「自分が感じたままに踊る」事を通じて音楽をもっと深く楽しんでもらいたいなと思っています。それに、ダンス・ミュージックの現場においては、ダンサーもアートの一部分なのです。
ラインアップを見ると、ダンスミュージックにおいては、時に辺境的と括られるDJもいますが、それは欧米主義な発想においては、の事。辺境だけれども、世界中から音楽が溢れ出している様な現状においては、かつてないほど辺境とセントラルの差が無くなり始めています。世界中の音楽がフラットになった今、それは日本の音楽にとってもチャンスなのです。それを取り上げていくのも、このイベントの大きな趣旨の一つです。
▼ローカルのDJ達
国際的なDJ達に負けず、国内にも良質な音を奏でるDJ達はたくさんいます。その中には、DJ NOBUさんのように国際的な舞台でトリを務め、フロアをパンパンに埋めるスターも出てきています。しかしながら、まだ圧倒的な白人至上主義的なダンスミュージック業界の中で、その人数は多くありません。とはいえ、日本発のコンテンツに世界中が注目する中、日本発のDJにも注目が集まり始めているのも事実です。世界的なバイナル・ブームの中で、いわゆる「和物」と呼ばれる昔の邦楽に注目が集まり、様々なレーベルから再発のレコードが出たり、和物がDJ MIXの中でハイライトされていたり。
そんな中、世界中のクラブやフェスティバルとネットワークを張り巡らしながら、日本のローカルDJも同じ土俵に立っていくことが重要だと我々は考えています。今回、日本代表として、shhhhhさんをブッキングしました。そして、サポートとしてSayo Yoshidaさんに入ってもらいます。
shhhhhさんは、普段は音楽流通業務に携わりつつ、ベトナムはホーチーミンにあるクラブ「The Observatory」のレジデントとしても活躍中で(そもそもベトナムのクラブに日本在住のDJがレジデントとして就任するという事実が、いよいよ国境が意味を為さなくなる21世紀的な出来事だと痛感します)。その活動を通じ、そのレコードボックスには常に新鮮なネタがたくさん入っているはずです。今年も2回ほど彼のプレー・現場を体験しましたが、音源のチョイスや音の鳴らし方など、素晴らしいの一言。今回のイベントでも、極上のプレーを聞かせてくれるはずです。
サポートとして入ってもらうSayo Yoshidaさんは、モデルとして活躍中という事でご存知の方も多いかもしれません。「モデルでDJ」というと軽く聞こえるかもしれませんが、音楽の掘り方や精力的なイベント出演などから、彼女がどれだけ真剣に音楽に向き合っているかがわかります。2018年のワンダーフルーツ参加前からスローテクノの潮流を掘っていた様で、イベント参加後、その勢いは更に加速していく事でしょう。
▼資金の使い道
皆様に協力頂いた資金については、イベント費用としてイベントの質を高める為に使います。アーティストのブッキング費用やケータリングになるのは勿論の事、サポートしてくれているデザイナーさんや機材屋さんなどに還元していきます。
また、仮に利益が出た場合も、次回の音楽イベントに還元していく事を約束します。
▼最後に
今は、誰でもクラウドファンディングを通じてパトロンになれる時代。かつてのように王侯貴族しかパトロンになれず、芸術が一般に開かれていなかった時代と比べると素晴らしい状況にあるのは間違いありません。とは言え、ようは遊びに対してパトロンになって欲しいって事でしょ?という意見もあるかもしれません。実際、私達も遊びの中を通じて得た経験と、せっかくならばより楽しく遊びたいという気持ちでこの企画を進めています。 遊びは参加して、自分なりの楽しみ方を見つけて、仲間と良い時間を過ごすのが一番です。
チームラボ猪子さん曰く、「遊びの本質は新しく何かを知るとか、自分の価値観を広げたり、変えたりするものであり、そういうものにこそ、人は生きる意味を見出す」のです。私達も、遊びを通じて、仕事で固くなりがちな頭や身体をリセットし、日々の活力を得ることができると信じています。
私達は、真剣に遊びかたを考える事で、こういった遊びに対して価値付けを行なっていきたいと思います。皆さんにも是非このムーブメントを支援してもらい、参加してもらい、身体で感じてもらえると嬉しいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
山田一慶
▼チケット価格について
チケット価格は支援金額により変動します。下記の表をご確認ください。
優先パスの価格については、固定となりますので、予めご了承ください。
▼リターンについて
リターンについては、下記のアイテムを用意しました。Yuya Kanekoがこのために書き下ろしたスペシャルなイラストを使用している本イベント限定アイテムです。
A: クリアファイル・セット
B: 限定Tシャツ・セット
!黒地は、本クラウド・ファンディング限定です!
※T-shirtsサイズは、下記のサイズ表よりご確認ください。
C: 優先入場パス・セット
D: Tシャツ+優先入場パス・セット
E: 限定ポスター+優先入場パス・セット
F: スペシャル・セット
G: 会議参加・セット
<リターン比較表>
<T-shirtサイズ表>
▼実施スケジュール
2019/3/20 - クラウドファンディング終了 / ノベルティ製作開始
2019/4/6 - イベント本番
2019/5月以降順次ノベルティを配送。
▶支援前にお読みください。
N1: 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
N2: 全て税込み、送料込み価格です。
N3: CAMPFIREの仕様上、御一人で複数回の支援(購入)が可能です。
※但し、複数コースの同時決済はできませんので個別にお申込み下さい。
N4: 各コースの支援額は、設定額を下限として自由に変更できます。
※増額を希望される方は、決済前のページでご希望の金額を入力してください。
N5: プロジェクト終了後のご連絡は主にCAMPFIREのメッセージ機能で行います。
※ほとんどのリターンでご返信が必要なメッセージを送信いたします。
※一定期間を過ぎてもご返信がない場合は権利放棄と見做す場合があります。
N6: ご都合によりイベントに参加されない場合も特典品は指定住所にお送りします。
※但し、当日ご提供予定の特典会等の役務の権利は放棄となります。
※その際、役務の権利を第三者に移譲することはできません。
N7: 災害等によりイベントがキャンセルになった場合、チケット代の返金は行いませんので、予めご了承ください。
N8: リターンは、4月後半より順次配送予定です。海外発送は行いません。International shipment is not available。海外発送商品の場合、お支払い頂いていた商品代金・送料は一切返金致しません。予めご了承ください。
以上、予めご了承下さいますよう、お願い致します。
▶FAQ: よくある質問
Q1:プロジェクトが目標金額に達しなかった場合はどうなりますか?
本プロジェクトは皆さまからのご支援により入場無料のイベントを開催することを目標としてAll-In方式で行うクラウドファンディングです。目標金額に未達の場合は、有料イベントとして開催し、集まった金額に応じた当日リケットを販売します。
Q2:プロジェクトに支援しないと入場できないのですか?
支援をしなくても本プロジェクトが達成すれば無料でご入場いただけます。また、未達の場合は、当日チケットをご購入いただくことで入場いただけます。
Q3:イベントが中止になった場合、リターンはどうなりますか?
災害などのやむを得ない事情によりイベントが中止になった場合も、リターンの特典品は発送いたします。但し、優先入場パス等の当日提供となるリターンは一部無効となるものがあります。その際も、支援額の返金は行いませんので予めご了承下さい。
Q4:20歳未満なのですが、プロジェクトを支援したいです。どうすれば良いですか??
残念ながら、スペースの利用規定上、20歳未満の方は、入場できません。AもしくはBのリターンをお選びください。そして、20歳以上になったら、ぜひお客さんとしてイベントに遊びに来てもらえたら嬉しいです。
Q5:人数制限について
消防法の規定上、イベントの参加人数には上限があります(快適性を確保する為にも、500名前後を予定しています)。人数制限がかかった場合、優先パスをお持ちのお客様を優先的にお通ししますので、予めご了承ください。
※優先パスの数量分を予め確保した上で人数制限をかけます。
以上
最新の活動報告
もっと見るご支援ありがとうございました。
2019/03/26 19:41こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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