いつもお世話になっております。音響監督の雨宮正武でございます。たまには声優もしている私の姿です。(笑さて、今回もご紹介したい新人声優?・・・・いやこの人は、もう新人ではない雰囲気ですが、一応新人声優と言っておきます。今回ご紹介したい人はこの方です。古本里奈さん 芸名は「績利」になります。まあ、この方は結論から言うと「ズルい演技」をする方です。(笑本人も言ってるから大丈夫?だと思いますが、この見た目から「何で、こんなかわいい声の演技ができるの!?」というギャップの激しさが目立つ声優です。勿論、私は声優の見た目なんて、全く気にしない者なので、良い演技をしている彼女を、喜んで仕事に使わせてもらっています。彼女は努力家だと思っています。見た目で評価されがちな芸能界全体の中で、「声の表現では絶対に負けたくない!」という強い意志を、私と出会ったころから持っていて、役に入るという声優にとって当たり前なことを、深く潜っていって自分なりの答えを出すという作業をいつもしていると思います。昨日、私のところにフリーの声優が仕事のエントリーをしてきましたが、正直言って全く魅力的ではありませんでした。見た目はそんなに悪くないのになんか・・・雰囲気が暗いのです。・・・あれではどこにも使ってくれないと思いました。それに対して彼女は同じフリーの声優ですが、いくつもの企業さんと直接取引して企業さんに喜ばれています。この違いってなんなのでしょうかね?・・・・私の意見は少数派になるのかもしれませんが、最近、声優を目指している人の多くが「演技を磨くより、見た目を磨くことに意識を集中していませんか?」と問いたいです。 仕事で声優を使う私から言わせると、1演技・・・・・2人間性・・・・・3見た目 という価値観になるのですが、明らかに世の中や声優を目指す人たちが、1見た目・・・・2人間性・・・・・3演技に変わっているように思います。声優のどこに価値を置くかは人それぞれですが、私の価値観はずっと前者のままになると思います。 彼女は私の価値観をいつも再確認させてくれる声優だと思っています。ツイッターもしていますので、彼女の音声を確認してみてください。https://twitter.com/sekiri777




