【記事紹介 Freepaperdeal 】
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【RAINBOW CAMPインタビュー】遊びの先にある環境保護。ゴミゼロのフェスを実現するために。
https://www.dealmagazine.net/posts/6107792?categoryIds=598058&fbclid=IwAR3I3gm-ECQBNkqsnlN3pMwyXUf321_v7b7AW3UP3iNHBZQr9m3YOACf-Kg
RAINBOW CHILD 2020。野外フェスを通して子どもたちに未来を感じてもらいたい。そんなことを根本においていたRAINBOW CHILD 2020が、今年は春にキャンプインフェスとして開催されることになった。ゴミの軽減など環境保護などもテーマのひとつに掲げていたフェスだったが、今年 は「ゴミゼロフェス」を目指している。スタッフ用のプラスチックカップをゼロにするため、クラウドファンディングに挑戦中だ。オーガナイザーの西田優太さ んにインタビュー。
–––– 今回からキャンプフェスにした理由は?
当初から来場者様よりキャンプインのご要望を受けており、以前よりキャンプインを検討していました。たまたま友人夫婦が恵那市の「飯地高原自然テント村」 の管理人となり、キャンプ場をやりたい!という夢を昨年実現したことを知り遊びに行きました。その時に管理人のご夫婦が「ここでいつかRAINBOWみた いなイベントができたらいいね~」とのお声をいただいたので、じゃあやりましょう、という具合でご縁が繋がりトントン拍子で話しが進んじゃいました。僕自 身が田舎で育ったせいか、大人も子どもも自然のなかに身を置くという時間をつくるのは大事なのではないかと思っています。キャンプをして一晩自然のなかで 過ごすことで自然の大切さや関わり方を改めて感じて欲しいと思っています。
–––– ゴミゼロのフェスを掲げています。前回までのRAINBOW CHILD、ゴミはどんな状況でしたか。
来場者様、出店者のご協力によりゴミの量は少なかった方だとは思いますが、終わってみるとやはり多くのゴミが出ていました。「楽しい」の先にゴミが多く出 てしまうことは私生活のなかにも多くあります。ゴミゼロのフェスを僕たちが目指すことによって、僕たち自身、現在多くのゴミの問題が社会問題となっている ことを知りました。イベントに関わる方の意識が変わるよう、今回からゴミゼロフェスの実現をしたいと思っています。
–––– ゴミゼロフェスに向けたクラウドファンディングをスタートさせています。挑戦しようと決めたきっかけを教えてください。
きっかけはスタッフからの声でした。恥ずかしながら僕はそこで初めてプラスチックゴミ問題を知ったのですが、知ってしまったからには微力でも何かできるの では、と考えました。使い捨てが当たり前の消費社会のなか、物を大切に使うという原点に返り、自然環境を大切にし、みなさまに楽しんでいただけるイベント でありたいと思っています。ゴミゼロフェスティバル実現に向けて、運営側で出してしまっているプラスチックカップを、使い捨てではなく何度も使えるリユー スカップに変更をすることにしました。リユースカップの制作費として募集をかけていますが、資金を集めるだけでなく、「ゴミを出さないイベント」という思 いを来場者様や出店者様にも知っていただくきっかけになるのではないかと思い、今回のクラウドファンディングをスタートしました。
–––– 今回のRAINBOW CAMP、お客さんはどのくらいを想定していますか。
飯地高原自然テント村ではイベント自体初めての会場ということもありますが、せっかくの自然をゆったり過ごし、感じていただきたいので、今回は2日通しチケットは300枚限定としています。売り切れになったらごめんなさい。次回をお楽しみに!
–––– 出店やワークショップはどの程度の数を考えていますか。
飲食出店7店舗、物販7店舗の出店を予定(出店者様の募集は締め切りました)しています。
岐阜からの出店もございますが、関西、関東からの出店者様もお越しいただけるので、出店もぜひお楽しみください。ワークショップは味噌づくり、彫刻教室、早朝バードウォッチング、カヌー体験など、手仕事体験や自然体験のできるワークショップを行なう予定です。
–––– 参加する人に、ここでどんなことを感じて欲しいですか。
飯地町は天空のふるさとと呼ばれる標高600メートルの、コンビニも信号すらもない恵那市のなかで一番小さな高原の町です。晴れた日の夜空には満点の星空 が輝くとても素敵な会場ですので、ご来場のみなさまには音楽を楽しみながら飯地町の自然も満喫していただきたいと思っています。今回のRAINBOW CAMPでは、野外でのみそ作りや、食養生についてのブース出展、土に還る素材での弁柄染め体験などを通じて、環境に負荷をかけない暮らしを見直すワーク ショップを開いたり、環境汚染の元になっているゴミを出さないためのさまざまな実践が行われます。自然の懐で音楽を楽しむなかで、子どもたちの暮らす未来 のために僕たちができることを、子どもたちと楽しめる場を作りながら、地球のことを少しでも考えるきっかけになる1日になればと思っています。ゴミゼロ フェスティバル実現に向け、スタッフ一同尽力して行きます。みなさまのご来場お待ちしております。
開催日:5月25日(土)〜26日(日)
会場:飯地高原自然テント村(岐阜県恵那市)
出演:出演:オトループ、キリンガー、工藤シンク、DJ Doppelgenger、Yuki Kaneko、phoka、ブンブク、MAKOTO OKAZAKI、RABIRABI、他
www.rainbowchild2020.com