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100年間藝大生を見守ってきた正門を、100年先も残したい!〜東京藝大正門再生~

【東京藝術大学正門再生プロジェクト】東京藝術大学のレンガ造の正門は、大正3年(1914年)頃に造られ、100年もの間、藝大生を見守り続け、地域と共にあり続けてきました。この正門を、地震に強いものにしつつも、卒業生・地域の記憶に残る姿を維持して、100年先に受け継ぐプロジェクトです。

現在の支援総額

2,408,000

160%

目標金額は1,500,000円

支援者数

105

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/03/22に募集を開始し、 105人の支援により 2,408,000円の資金を集め、 2019/06/09に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,408,000

160%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数105

このプロジェクトは、2019/03/22に募集を開始し、 105人の支援により 2,408,000円の資金を集め、 2019/06/09に募集を終了しました

【東京藝術大学正門再生プロジェクト】東京藝術大学のレンガ造の正門は、大正3年(1914年)頃に造られ、100年もの間、藝大生を見守り続け、地域と共にあり続けてきました。この正門を、地震に強いものにしつつも、卒業生・地域の記憶に残る姿を維持して、100年先に受け継ぐプロジェクトです。

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今回は、レンガそのものについて調査しましたので報告します。

これは近くの同時期に造られたと思われるレンガ柱のレンガを清掃したもので、よく見るとレンガ表面に刻印があります。

その刻印でどの工場で造られたかがわかります。

(刻印拡大写真)

〇が二つ重なっているマークが見えます。

 

この刻印を当時の仕様書で調べてみると金町製瓦会社というのがわかりました。

  

金町製瓦会社

  創立は明治21年、創業に際して製綿機の発明・改良者でもあった野澤泰次郎は、ホフマン窯の図面を当時の金額200円で購入し、自力で煉瓦焼成窯を築造したと伝えられる。

 金町製瓦会社の製造になる煉瓦には、〇〇印の刻印が押されていると判読できる。この刻印とおぼしき刻印をもつ煉瓦が旧東京帝国大学(現・東京大学)図書館に使用されていた。

 金町製瓦会社は、大正7年に渋沢栄一など財界有名人の経営する日本煉瓦製造株式会社と合併、その後まもなく閉鎖。

  調査の結果、金町製で東京大学の図書館と恐らく同じレンガであることと、少し強引ですが20年ぶりに刷新される1万円札の表紙となる渋沢栄一氏とも縁があることがわかりました。

  

【参考文献・資料】

財務省HP、葛飾区HP

日本煉瓦史の研究 水野信太郎著 法政大学出版局

建築工事仕様見積 河津七郎・吉田全三 共著 大日本工業学会

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