10月末日、クラウドファンディングのリターン発送手続きを行いました。内容は藝大グッズ詰め合わせやアカンサスマーク入りレンガ等、様々です。お届けするまで、今しばらくお待ちいただければと思います。正門再生プロジェクトで再生された正門は写真のように、堂々とした姿で藝大生を見守っております。東京藝術大学にお立ち寄りの際は、是非ご覧いただければと思います。この度は支援者のみなさまより暖かいご支援をいただき、誠にありがとうございました。改めて感謝を申し上げるとともに、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
左から澤和樹学長、安良岡章夫理事、清水泰博理事 9月6日(金)、再生した音楽学部側正門の披露式が行われました。正門は本来の姿を取り戻し、これまでと変わらず藝大生を見守ります。以前と変化がないと思う方がいらっしゃるかもしれません。それもそのはず、正門は改築ではなく再生しました。100年前からの歴史ある姿を、100年後の藝大生へ受け継ぐための正門再生プロジェクトです。門が再生できたのは、クラウドファンディングにご支援いただいた皆様のおかげです。改めて、本プロジェクトへのご支援感謝申し上げます。藝大へお越しの際は、再生した正門を是非ご覧いただければと思います。また、今回の工事で全ての正門を再生できたわけではありません。残された箇所について、再生工事の確実な実施につなげ、少しでも早く、安全で、みなさまの記憶に残る姿を受け継いでいけるよう、取り組んでまいります。>>東京藝術大学正門再生プロジェクトホームページ
工事の進捗状況をお知らせしている「正門再生工事が始まりました。」その4のお知らせです。できあがった躯体にレンガを積み、いよいよ正門ができあがりつつあります。正門は新しく改築してしまうと、100年前からの歴史ある姿を受け継ぐことはできません。既存のレンガを取り外し洗浄した後、新しい柱・塀の表面仕上げとして取り付けることにより、姿を受け継ぐための再生をしています。また、クラウドファンディング「東京藝術大学正門再生プロジェクト」のリターンの一つに、塀に利用するレンガにお名前を刻印するというものがあります。(参考)活動報告「正門再生工事が始まりました。(その3)」2019/08/09活動報告投稿刻印レンガを設置する澤学長本日、刻印したレンガを躯体に設置しました。刻印レンガは正門の裏側にありますので、工事完成後東京藝術大学にお立ち寄りの際は是非ご覧ください。
8月24日(土)に、リターンの一つであるキャンパスツアーを実施しました。大学の主要な施設を巡るツアーの様子をお知らせします。赤レンガ1号館談話室の正門銘板展示。右が先代で、左が現行のものです。赤レンガ1号館は1880年に建てられたもので、現在も教育研究活動に利用されています。奏楽堂見学の様子。フランスのガルニエ社製オルガンを見学しました。奏楽堂は演奏活動だけでなく、入学式や卒業式の会場でもあります。奏楽堂の可変天井。さまざまな演奏、試験等の用途に対応するため、天井の高さを変え、使用目的にかなった最適な音響特性(残響時間・初期反応音)を実現します。実際に動いている天井を見られるのは貴重な機会です。陳列館見学の様子。オーギュスト・ロダン作のブロンズ像や、二重橋飾電燈を見学しました。二重橋飾電燈は、元は二重橋に設置されていましたが、橋の架け替えの際に宮内庁から移管を受けたものです。岡倉天心像見学の様子。美術学部の森にたたずむ岡倉天心像は、一般の方も自由に見学することができます。
正門再生工事に使用するレンガの作成状況についてお知らせします。藝大正門に使われているレンガは一般的なレンガと仕様が違うため、特注する必要がありました。色合いやサイズ等、検討の結果できあがったレンガが画像のものです。できあがった特注レンガにレーザー刻印を施しました。クラウドファンディングのリターンの一つで、支援者の方のお名前を正門に実際に使用するレンガに刻印するものです。躯体はもうすぐできあがります。既存のレンガと新しいレンガを組み合わせ、どのような風合いの正門が完成するのか楽しみです。