本日は、4名の方から45,000円のご支援をいただきました。
現在、クラウドファンディング開始から24日目で115人の方々から 1,334,000円の
ご支援をいただきました!
残り、17日で926,000円で達成です! ご協力いただいた皆様、ありがとうございます!
本日も引き続き、映画のシーン紹介をさせていただきます。
下記映画パンフレットより抜粋
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SCENE5:馬は生まれる
競馬がなくなれば、多くの馬の命が失われることもなく、
多くの馬が生まれて来ることもないだろう。しかし、競馬を廃止しようという動きが
起こったことは、未だかつて、ない。競馬はこの国の経済発展に大きく貢献している。
競馬産業に従事する人々が多いのもまた現実だ。
北海道日高にあるコスモビューファームは、競走馬の生産・育成を行う牧場で
多くの繁殖牝馬と仔馬たちが暮らしている。
馬の出産シーズンは春がピークだ。密着2日目の夜、初めてのお産となる馬が産気付き、
痛みにうめく声が厩舎に響く。
入社4年目の三宅優里さん。出産部門エースで経験豊富な出口宰史さん。
代表の岡田義広さんに、それぞれの立場から思う競走馬の命についてうかがった。
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競走馬の全ての始まりとなる出産のシーン。
当然「人と馬の共生」をテーマに掲げるこの映画にとって欠かすことのできないシーンです。
ですが、出産は人間もそうだと思うのですが、
非常にリスクが付き纏うことで、それを撮影することは容易なことではありませんでした。
母馬が、カメラを気にしてストレスを感じてしまうことで、最悪のケースに
なってしまうことも想定されます。ですので、出産のシーンは特に色々なことに
気を張って撮影に望みました。
今回、事故もなく、無事に産まれてくるシーンが撮影できたことは
本当に幸運なことだったと感じております。
また、ある程度の時期は分かっていても、いつ産まれるのかということは分かりません。
ですので、何日か撮影日を設けて、牧場に張っているような状況での撮影となりました。
実は、今回撮影を許可してくださった牧場さんは、比較的大きな規模の牧場で、
年間に多くの馬の出産を行っています。
私たちが入った前日も前々日も産まれていたようで、撮影初日もおそらく産まれるだろうと
言われていたのですが、1日目の夜は産まれませんでした。
(撮影が入った影響かなと、実際少し焦りました。)
そんな気持ちだったのですが、2日目に無事出産を迎え、撮影できたのです。
当初の感想としては、とにかく必死で、集中していたのでそのときは
「感動」や「命の重さ」を実感することはできませんでした。
どちらかと言うと「安心した」という気持ちの方が強かったかもしれません。
ですが、編集時、改めて見返すと母馬の伊吹がとても印象的で、
ずっと見ていられる、力のある映像がそこにはありました。
次回は、産まれた競走馬の次のステップ、セリに密着したシーンを紹介していきます。
これからも、Creem Panをよろしくお願いいたします。
Creem Pan 平本