みなさん、こんにちは。
山田町も暖かくなり、あちこちで桜が見頃になっています。
クラウドファンディングでご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございます。まだまだ頑張りますので、よろしくお願いします!
今日は、私たちがつくるそばについてお話します。
白石集落のおそばは、そば粉にアカモクの粉を少量混ぜている、アカモク入りそばです。
「山田町ならでは」をみんなで考えて試行錯誤するなかで、生まれました。
「アカモク」ってご存知ですか?
いまスーパーフードとして注目されている海藻です。
「ギバザ」と呼ぶ地域もあります。
山田町では、牡蠣やホタテの養殖漁業の邪魔になる海藻「ジャマモク」と言われ、長いこと捨てられてきた「未利用資源」です。
ところが、この「アカモク」が研究によって花粉症や成人病にいいと発表され、一躍スター食材に! いまでは町内でも在庫不足で生のアカモクがなかなか手に入らないようになりました。
このアカモクを粉にしたものを、同じくスーパーフードであるそばに数パーセント混ぜることで、ごっとん会のそばは、超超スーパーフードになりました!また、アカモクの粘りがほどよいつなぎとなって、滑らかさも出ました。
アカモクの風味はわかるかわからないかくらいなので、磯くささが苦手な人も気がつきません(アカモクの風味が出るようにすると、そばの風味がなくなるので、あえて抑えました)。
そばつゆの研究もずっとしています。
やはり山田産・三陸産にこだわって、山田産煮干し、山田産しいたけ、三陸産昆布をつかってます。
そんな私たちのおそばを、「ごっとん茶屋」オープンしたら、ぜひ食べに来てください。
先日からはじまった、自分たちが育てたそばでそば打ち体験ができる「そば&野菜づくり全部体験」では、農作業をしないとそば打ちはできませんが、
「そば打ちだけをしたいんだけれど」というお問い合わせも多く受けております。
もちろん、そば打ち体験だけをできるプログラムもございます!
多くの方がそば打ちに来てくれるとうれしいです(団体のお客様には、出張そば打ち体験もしています)。