クラウドファンディング開始から一か月が経過しました。お蔭様で小中高生の招待申し込みを開始する事が出来ています。私どもの企画趣旨や意図にご賛同頂き、皆さまの貴重なお金をご支援頂いています事、心より感謝の気持ちでいっぱいです。この観劇の機会は、きっと子供たちの心に何らかの希望の光となるよう、私たちも全身全霊を傾けて、リハーサルに励んでおります。
残り一か月、出来るだけ沢山の子供たちに観劇の機会を頂けたらと思います。目標は500,000円です。まだ目標達成までは、道のりが遠く、周囲の友人、知人の方々にも情報をシェアして頂けましたら幸いです。
今回のテーマは、「いじめ」という事で、敬遠しがちなテーマかもしれません。私には関係ない、どこか特殊な環境での出来事と思うかもしれません。私も二児の親ですので、いつ何時、我が子がいじめの被害者になってしまうかもしれない。いや、加害者になる事だって大いにあり得るのです。そんな時、我が子とどう対峙し、対話をするべきか、この作品を通して様々な事を考えます。恐らく簡単な答えなんて見つからないでしょう。でもこの問題と真正面から向き合っていかないと、子供たちの未来は築けません。
いじめというのは、人間と人間が交わる上で、集団生活の中では起き得るものだと思います。学校だけじゃない、企業や地域にだってあるでしょう。ある意味起きる事は当たり前とも言えます。個性が違う人たちが一つの共同体の中で生きていくのですから。
ただこの悲しい現実を、我々人間の努力で回避する事は出来るのではないでしょうか。それは、私達が感情的に生きるのではなく、より思考的に生きる事が大切なのではないかと思うのです。子供たちがこの問題をより思考的になれる場、それが今回の観劇だと思っています。
私達の国は、物質面の豊かさは、これ以上にないくらい豊かです。ただ精神面ではどうでしょうか。毎年年間2万人以上、自ら命を絶つ人が後を絶たない。青少年の自殺率は上がっていくばかりです。人間関係でのトラブルやいじめが大きな要因とも言われています。子供たちの心の疲弊を演劇の力で、少しでも緩和していきたい。そして生きる力へと繋げていきたい。私達は、そんな想いを込めてこの作品に取り組んでいます。
ご自身が観劇出来ない場合でも、ご支援頂けます。またご自身で観劇される方は、追加2,000円を支援して頂く事で、一人分の招待枠が出来ます。
どうか残り少ない日数ですが、皆さまのお力をお貸しください!子供たちに思考する、観劇の機会を与えてくださいますよう、重ねてお願いいたします。
Art-Loving まんぼ