皆さまのご支援によって開催できました、「春のワクワク淡路島発見キャンプ」の報告書ができました。この報告書に、熊本の皆さまへはお見舞いの手紙を同封し、他の地方の皆さまには、熊本支援へのご理解を求める手紙を送りました。下記は熊本の皆さまへのお見舞いです。
熊本の皆さま
今回の熊本大震災で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。14日の激震から、はやくも1ヶ月になろうとしています。皆さまの地域での復興は進んでおりますでしょうか?震度1以上の余震回数が、昨年度の日本全国のそれにほぼ匹敵するという前例のない事態を、現在も耐え忍んでおられる皆さまの苦しみは、察するに余りあります。どうか熊本魂を忘れず、試練を乗り越えてください。
振り返れば、皆さまとのご縁ができましたのは、私たち福島ハーメルン・プロジェクトチームジョイントチームが、福島の子どもたちを放射線被ばくから守る活動をはじめるにあたって、チャリティー絵本「奇跡の木」を作り、その賛同者になっていただいたことによります。そのときいただきいた熊本の皆さまの温かい声援は、いまなお私たちばかりでなく、福島の子どもたちの心にも鳴り渡っています。
私たちジョイントチームは、そのご恩に報いるため、チームに寄せられた寄付の一部を熊本に献金する活動を開始しました。それがどれだけ皆さまの苦境を救う手立てになるかわかりませんが、全力で募金活動を行い、皆さまに返礼したいと望んでいます。これから夏になり、被災地での生活はいっそう厳しさを増します。どうか健康には十分ご留意いただき、この難局を生き抜いてください。私たちは、いつも、いつまでも熊本に思いを寄せていきます。
まけないで まけないで まけないで熊本! 一言お見舞いまで。
福島ハーメルン・プロジェクトジョイントチーム 木田拓雄