■サイクリングを通じて、たくさんの人に石巻・牡鹿半島の魅力を体験してもらいたい!
牡鹿半島のアップダウンをもっと気軽に楽しめるように、スポーツタイプ電動自転車「Eバイク」を導入したい!
そらうみサイクリングの代表の熊谷義弘と申します。
宮城県石巻市で、スポーツバイクプロショップ「クマガイサイクル」を経営しています。
スポーツタイプ電動自動車「Eバイク」を用意できれば、サイクリングで石巻や女川・牡鹿半島をめぐって、楽しんで、この地を好きになってくれる人がもっともっと増える!と思うのです。
牡鹿半島のアップダウンのサイクリングのハードルを下げてくれる、Eバイクを導入する今回のクラウドファンディングを、ぜひ応援していただけたら嬉しいです。
代表熊谷の、「震災の時のこと」「石巻への想い」「そらうみサイクリングでこの地の魅力を伝えていきたい」 → https://www.soraumicycling.com/kumagai
■クラウドファンディングのリターンとしてお送りさせていただく、Tシャツとサコッシュができあがってきました!
Tシャツは、コットン100%のタイプで白地にネイビーのロゴマーク、背中の右肩部分にも横タイプのロゴを小さくプリントしています。
サコッシュも白地にネイビーのプリントでコットン100%タイプ。(サイズ:ヨコ約30cm×タテ約23cm)
■「そらうみサイクリング」とは
サイクリングを通じて、石巻・女川・牡鹿半島の魅力や地域の人との交流などを体験する「そらうみサイクリング」です。
私たちがサイクリングアクティビティを展開する宮城県の石巻・女川・牡鹿半島は、2011年3月11日の東日本大震災で大きな被害が発生した地域です。特に海岸線のエリアでは、津波により大きなダメージを受けました。
でもこの地域は、太平洋に突き出た半島ならではの雄大な自然と、リアス式海岸ならではの変化に富んだ美しい浜はまと、そんな地形だからこそ恵まれる多種多様な美味しい海の幸が自慢なのです。
そして、その浜を営む「ひと」もとっても魅力的な地域なのです。
またこの地域には、震災からの再生プロセスを通じて、これからの日本のあるべき姿、経済優先ではない価値を創造しはじめている人たちがいます。
震災で一度ゼロになってしまった地域だからこそ生まれたそのチャレンジは、新しい「日本の地方」のあり方を示しているとも思います。
そんなこのエリアの魅力を、より広くつないで伝えたい。
よりたくさんの人、いろいろな世代の人、いろいろの国や性別の人に、この魅力を体験してほしい、知ってほしい、楽しんでほしい。
私たちはそう考え、「そらうみサイクリング」をはじめました。
■そらうみサイクリングのコンセプト
・サイクリングを通じて地域の魅力を伝えたい
・牡鹿半島に広く点在する魅力的なスポットをつなぐ「ツール」として自転車を有効に活用したい
・サイクリングだから感じられる、ちょっとした風景、太陽の光、海の香り、浜のにおい、風を感じてほしい
・地元サイクリングガイドと一緒に行くから、地元の人と距離が近くなって、会って・お話しして・友達になるローカル体験ができる
・地元ティだから、その季節にもっとも自信を持ってオススメできる浜をセレクトして、旬や季節に合わせた食の体験ができる
こんなコンセプトで、地域の魅力を感じられるローカル体験型のサイクリングアクティビティのプログラムを企画して、昨年からサイクリングシーズンの毎週土日に開催しています。
そらうみサイクリングのアクティビティは、私たち地元サイクリングガイドだからこそのプログラム。
・漁港で、漁師さんの水揚げをちょっと体験させてもらって獲れたばかりの海の幸をいただいたり、
・浜のお母さんの食堂で、一緒に獲れたてのウニやホヤなど地元素材を使った浜料理の体験をさせてもらったり、
・浜の民宿で自慢の磯料理のお昼ごはんをいただいたり、
東北・三陸ならではの海の幸と浜の暮らしを体験できるコンテンツをたくさん盛り込んでいます。
例えば、人気のコース『浜めぐり 鮎川浜 ~食体験サイクリング(16km)』をご紹介すると・・・
JR女川駅前「シーパルピア女川」にある「たびの情報館ぷらっと」に集合
ここからサイクリングのスタート地点の石巻・牡鹿半島の浜のお母さんの食堂「はまさいさい」まで送迎します。
「はまさいさい」前のガーデンスペースでサイクリングのレクチャー、ブリーフィング
海と浜を眺めながらのサイクリング!
牡鹿半島の小渕浜の漁港におりて、地元の漁師さんから産地のことやこだわりを聞きながら、その場で水揚げされた旬の浜の幸をいただきます。
東日本大震災で大きな被害を受けた浜はまの復興の様子と、変わらず美しい海を眺めながら、鮎川浜へ
鮎川浜では、地元の方たちと交流しながら浜のお母さんの料理作りを体験。水揚げされたばかりの新鮮な海の幸をふんだんに使ったランチをいただきます。
アクティビティの代金には、浜での体験や海の幸、昼食代、レンタルサイクル、レンタルヘルメット、保険代金などがすべて含まれていて、さらに全行程を地元サイクリングガイドのアテンド付きという、いたれりつくせりのプログラム内容が自慢です。
また私たちのアクティビティでは、受け入れしてくださる浜の方々や地元の民宿さんなどに謝礼や代金をお支払いさせていただいています。
たくさんの人にこの地域に来ていただき、地元に経済的な効果も生み出せる仕掛けにしています。
そしてこの「最高のサイクリング環境」をもっともっと活用して、震災はあったけれどとっても魅力的なこのエリアを、もっともっと元気にできればと思っています。
■もっともっと、いろいろな人に気軽に参加してもらいたい ~私たちに足りないこと
この地域の特徴でもあるリアス式の海岸線は、海と山が近い景色や、次々とあらわれる浜はまの風景が魅力なのですが、どうしてもアップダウンが繰り返す地形になります。
自転車に自信のあるサイクリストには面白いコースですが、観光で訪れた人や普段自転車に乗らないような人に誰でも気軽にサイクリングが楽しめるような手軽さがない、という課題もあります。
このエリアの魅力をもっと手軽に楽しんでもらいたい。
体力や年齢や性別に関係なく、もっとたくさんの人に気軽に体験してもらいたい。
アップダウンの山坂道でも、もっと気軽にサイクリングできれば、もっともっとたくさんの人にこのエリアの魅力を伝えることができるんじゃないか。
去年1年の活動を通じて、そんなふうに考えるようになりました。
■スポーツ電動アシスト自転車で、誰でも牡鹿半島のアップダウンを走れたら!
都市部のシェアサイクルのようなシティサイクルの電動アシスト自転車は、牡鹿半島のような雄大な環境には不向きでした。
でもこのところ、航続距離が長くパワフルなスポーツタイプの電動アシスト自転車「Eバイク」が登場してきたのです。
こんなスポーツタイプ電動アシスト自転車「Eバイク」を石巻・女川・牡鹿半島のサイクリングに導入できたなら。
・体力に自信がなくても、普段サイクリングしていないような人でも、リアス式海岸のアップダウンを軽快に走ることができる!
・もっともっと広いエリアを走れるようになって、もっとたくさんの魅力を知ってもらえる!
・カップルや夫婦、親子など、体力が違うグループでも同じペースで走れる!
今回のスポーツEバイクも、そらうみサイクリングの参加者には無料で貸し出します。
そうすれば、もっと気軽に、手ぶらでこの地に来て、体験プログラムを楽しんでもらえるようになると考えています。
海外からのお客様にも、仙台からもう少し足を伸ばして、震災のあった東北・石巻・女川・牡鹿半島まで来てもらって、この地域がとても魅力でおもしろい場所だと知ってもらえるようになると思います。
そして石巻・女川・牡鹿半島じゅうをサイクリングでめぐる人が増えて、もっとたくさんの場所を訪れて、なんども来てくれてリピーターになる人が増えていけば、
交流人口の拡大や、地域の経済的な効果にもつながっていくと考えています。
そして、サイクリストではない人も、たとえば牡鹿半島を1周するようなサイクリングめぐりができるようになるかもしれません。
より広く地域の魅力を感じてもらえて、観光バスや車で来る旅行とは違う、ゆっくりと時間をかけてこのエリアを回って宿泊もするような「滞在型」のツーリズムが広がっていくことにもつながっていく、と思っています。
それだけの魅力がこのエリアにはあると思うのです。
東日本大震災の津波の被害は三陸沿岸の海岸線500kmに渡るとも言われています。
悲しいこと・辛いことがあった場所ですが、たくさんの人にこのエリアを巡ってもらって、「被災地」としての面だけでなく、とても魅力的で・とても美味しくて・とても人があったかくて、
そして、これからの日本のあり方のモデルになるような活動が生まれているこの地域をのことを、もっと知ってもらえたら、と思っています。
■石巻・女川・牡鹿半島のファンが増えていって
よりいろいろな人にこのエリアの魅力を知って・感じてもらえれば、この地域を好きな人がきっと増えていくと思っています。
そこから、ファンが増えて→いわゆる「交流人口」が増えて→「関係人口」になって→さらにその先この地域に「ずっと関わる人」が増えていく。
10万人の人が1回だけ来ることではなく、1万人の人が10回足を運んでくれる地域に。
そしてそれを通じて、地域の人たちも、この地が持つ魅力をもう一度意識して、地域に誇りを持てるような場所になったら。
私たちはそんなふうに考えています。
■東北、石巻・女川・牡鹿半島を 自転車とサイクリングで盛り上げる仲間を募集します!
今回のクラウドファンディングでは、私たちそらうみサイクリングの活動に共感していただき、自転車・サイクリングを通じて石巻・女川・牡鹿半島の魅力をたくさんの人に伝える仕掛けを作っていく『仲間』を募集させていただきます。
「仲間」になっていただけた皆さんは、そらうみサイクリングのベースでもある、石巻のロードバイクプロショップ「クマガイサイクル」のそらうみサイクリングサポーターズコーナーにお名前を刻ませていただきます。
ぜひ一緒に、石巻・女川・牡鹿半島を自転車・サイクリングで盛り上げる仲間になりませんか!
応援よろしくお願いいたします!
このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。
※復興庁クラウドファンディング支援事業についてご相談やお問い合わせ、取材のお申込みなどがありましたら、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
最新の活動報告
もっと見るそらうみサイクリング:サポーターズプレートが完成しました!
2019/07/13 15:53そらうみサイクリングのベース「クマガイサイクル」に掲示させていただく、クラウドファンディングにご支援いただいた皆さまのお名前を刻ませていただいたサポーターズプレートが完成しました!「クマガイサイクル」にずっと飾らせていただきます。あらためまして、皆さまありがとうございました! もっと見る
残り5日!
2019/05/22 21:14(石巻市内のまんなかあたりにある、マンガミュージアム「石ノ森萬画館」が建っている「中瀬」という場所にて)中瀬に来たのは3.11震災の日以来です。あの時は、津波に流されながら、我が家の2階の屋根の上に愛犬「ジェイソン」と上がってとにかくしがみついていて。流れが止まって顔を上げたら目の前に自由の女神像があって「ああ、お台場まで流されたんだ」と思いました。そんな訳ないんですけど(笑)。(当時ここに自由の女神像が建っていました)よく見たら石ノ森萬画館も見えたので、「ああ中瀬だ」と思いました。石巻では、震災きっかけに「ツール・ド・東北」など、大きなサイクリングイベントが開かれるようになりました。いわゆる「サイクルツーリズム」のようなことが生まれはじめています。これからは、我々地元の人間が、一回きりのイベントではなく年間通じてたくさんの人がサイクリングに来るような場所に育てていかないと、と思っています。そのためにも、今回のクラウドファンディングでEバイクを導入できればと思っています。Eバイクなら、初心者にはちょっと厳しいコースも楽々走れそうです。女性や、シニアの方、カップルなど、いろんな人に、より気軽に牡鹿半島を走ってもらえるようになると思います。どんな人でも、行けるところが広がって、いろんなコースを走れるようになって、ここの魅力を感じてくれるようになるんじゃないかな、と思っています。引き続きの応援をよろしくお願いいたします。 もっと見る
クラウドファンディング残り6日となりました!
2019/05/21 09:32スポーツタイプ電動自転車「Eバイク」を活用して牡鹿半島のアップダウンをもっと気軽に楽しめるように!「Eバイクで牡鹿半島のアップダウンを」とはどういうこと?そらうみサイクリングのホームでもある、石巻エリアで行われている「ツール・ド・東北」にヤマハさんの女性社員さんたちが100kmコースにチャレンジ、見事全員完走されたレポートがあがっています。https://www.facebook.com/yamahaYPJ/posts/1156570151149227『体力に自信がない&普段運動していない初心者女性でもYPJと一緒なら見たことの無い景色が見られるという貴重な経験が出来ました。(あの数々の坂道、YPJじゃなければ完走できてません・・・。)』とのことでした。女性やシニアにも、たくさんの人に東北・石巻・女川・牡鹿半島に来て・走って・感じてもらって、この地の魅力を知ってもらえたら!そんなことを目指して、今回Eバイク8台導入にチャレンジしています。ご支援、拡散、応援をよろしくお願いいたします!(画像は、ヤマハさんの広報からお借りした「YPJ-EC」ものです) もっと見る
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