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アメリカ大学野球挑戦支援プロジェクト

日本の高校球児に、海の向こうアメリカのベースボールを体験させたい。7‐8月に米国西海岸で行われるショーケースに選手を引率、翌年3月に志望校決定、8月米国大学入学と野球部入部を目指す。

現在の支援総額

86,000

7%

目標金額は1,200,000円

支援者数

9

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/03/20に募集を開始し、 9人の支援により 86,000円の資金を集め、 2019/06/07に募集を終了しました

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現在の支援総額

86,000

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このプロジェクトは、2019/03/20に募集を開始し、 9人の支援により 86,000円の資金を集め、 2019/06/07に募集を終了しました

日本の高校球児に、海の向こうアメリカのベースボールを体験させたい。7‐8月に米国西海岸で行われるショーケースに選手を引率、翌年3月に志望校決定、8月米国大学入学と野球部入部を目指す。

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▼はじめにご挨拶

はじめまして、牛島と申します。日本で柔道整復師(接骨院の開業できる資格)を取得し、その後アメリカの大学でアスレティックトレーナーを目指し留学、アメリカでは大学や某MLB球団などで勤務したあと帰国し、11年間大学で教鞭をとってきました。本業の傍らプロ野球選手の個人トレーナーとしてキャンプ前の自主トレのお手伝いをさせていただいたり、元プロ野球選手がオーナーを務める中学硬式野球チームのトレーニング指導や障害予防なども担当しています。

▼このプロジェクトで実現したいこと

高校野球甲子園大会の風物詩はアルプススタンドに陣取る応援団と、真新しいユニフォームに身を包んだ、背番号をもらえなかった選手たち。その中にはあと一歩のところでベンチ入りを果たせなかった最上級生もいるでしょう。特に強豪校の場合、他校であれば十分にエースや4番になっていた選手もいるはず。高校3年間で一度も公式戦に出場できず涙をのむ、それだけでなく、その後の選手としてのキャリアの狭まったと思い、野球をあきらめる17歳の若者たち、そんな彼らに新しい道を伝えたい。海の向こうアメリカにはそんな彼らが十分に活躍できる環境があります。そこでは日本の高校球児の精度の高い基本技術を自らのチームに、と考える大学野球の指導者もいます。アメリカの大学野球で、日本の元高校球児がこれまで培ってきたスキルや闘争心、そして野球を始めたころのゲームの楽しさを再発見してほしい、それを私がお手伝いできる位置にいる、あとどうしても必要となるのは…。皆さんのご協力をお願いしたくページを作りました。


▼プロジェクトをやろうと思った理由

実は同じ目的で昨年8月、そして今年3月に渡米しました。私がとてもお世話になっている方の息子さんで、私も指導したことのある選手が、本人には全く責任のない、とても理不尽な理由で、その高校の野球部では全く能力を発揮する機会を与えられず3年の夏の大会が終わるまでその野球部で過ごさなければいけませんでした。その選手には「できればアメリカの大学でXXを学びたい」という明確な目標があり、「もしアメリカの大学で野球ができたなら」という希望もありましたが、どうしてよいものか全く情報がなく、旧知の私を頼ってくれたのがきっかけです。

しかしながら、ことはそう簡単には運びません。日本の高校生が一人アメリカの大学野球でプレーするためのプロセスを全うするなど不可能です。とくにアメリカはクルマ社会、どこに行くにも公共交通機関は非常に不便です。その2回の渡米では、その選手の保護者が私の引率経費を負担してくれましたが、選手以外に私の航空券代、宿泊費、現地での交通費(レンタカー代)などが大きな負担となりました。


確かにその選手は、野球部での待遇には恵まれませんでしたが、米国の大学野球に挑戦するための支援には恵まれていました、でも、その選手の他にも、まだまだ「高校野球では完全燃焼できなかった」あるいはもっとシンプルに「海の向こうの野球はどうなっているのだろう?」という選手がいることを、私のこれまでの野球とのつながりからひしひしと感じています。

私も大学3年生になる息子がいます。小学校から大学1年まで選手として野球を頑張ってきました。高校では不遇な時期も過ごし、その悔しさをバネに国内の強豪大学に進学し選手としてチャレンジしました。100人を超える部員数のなか、甲子園出場経験のある多数の同期の選手たちとの競争でやれるだけのことをやった、と納得して今はその野球部のマネージャーとして野球に関わっていますが、そのように納得してキャリアを終えられる選手は非常に少ないのは皆さんもご存じのとおりだと思います。

米国の大学野球は、レベルによって若干異なりますが、おおむね40人に部員数を絞り、2月から5月の春学期の期間中、2年制短期大学では45-50試合、4年制大学、NCAA1部レベルでは60試合の公式戦が行われ、その野球部の部員となれば、どこかで試合に出場するチャンスが回ってきます。また大学間の移籍も日本の大学とは比べ物にならないほど容易で、2年制短期大学で活躍すれば、4年制大学に編入し、さらに2年頑張れる仕組みです。また2年制短期大学の試合であっても、MLB球団のスカウトがタレントを発掘しにやってきます、先日訪問した短大の試合では、MLB4球団がある選手の調査のためにスカウトを派遣していました。そして大事なことですが、アメリカの大学の部活は文武両道、1単位あたり70点(大学によっては75点)を維持できなければ退部させられてしまいますので、野球をするためにはしっかり将来を見据えて勉強もしなければならない厳しい道でもあります。


私のこれまで培った経験や人脈をもとに、お手伝いした選手がアメリカの大学で頭角を現し、4年間野球を思う存分楽しんで、将来につながる学問を修めてくれればとてもうれしい。その過程のなかで、もしMLB球団から声がかかり、その先の野球につながることがあればなおうれしい、その喜びを皆様とシェアできれば、と思っています。

▼これまでの活動

02年-04年:カリフォルニア州立大学フラトン校の大学院生アシスタントアスレティックトレーナーとして、全米優勝4度(79年・84年・95年・04年)、60名のMLB選手輩出を誇る野球部のサポートを中心に勤務、その一環として同大学野球部が主催するショーケースキャンプでも勤務、03年夏のキャンプでは当時日本の中学を卒業し米国の高校への進学を控えていた選手の通訳ほかサポートも経験

06-07年:MLB球団タンパベイ・デビルレイズにて通訳兼アスレティックトレーナーとして勤務、メジャー契約した日本人選手の生活立ち上げから、オフシーズンのトレーニングやリハビリテーション環境の確保も担当。

10-18年:関西医療大学・関西医療学園専門学校共催「アメリカスポーツ医学研修」を企画、引率。9回で合計90名が参加、うち3名が後に米国の大学院に進学。

10-現在:NPO法人レッドスター・ベースボールクラブにて、トレーニングコーチ兼アスレティックトレーナーとして参加、中学生選手の障害予防やリハビリテーションに従事。

▼資金の使い道

引率経費内訳

航空券代:15万円(エコノミークラスLA往復)×2回=30万円

宿泊費:一回の渡米で5泊(7万5千円)×2回=15万円

現地交通費:レンタカーと保険6日間(9万円)×2回=18万円

現地食費:一日2食(昼食&夕食:3千円)×6日間×2回=3万6千円

現地キャンプ参加手続きほか選手諸経費:20万円

リターン制作・発送手数料:10万円

CAMPFIRE掲載・決済手数料:20万4千円

計120万円

▼リターンについて

¥3、000:お礼のメッセージとパトロンのみ閲覧が可能な活動報告へのアクセス(以下すべてに適応)

¥10,000:A4カラー20ページ前後のプロジェクト報告書

¥50,000:日米のアマチュア野球の違いや、米国大学進学についての講習会(90分~3時間、30名までを想定)を開き、講師を引き受けます(会場費ならびに当方の大阪からの交通費、宿泊費などご負担をお願いいたします)開催は2019年9月以降でご相談に応じます。

▼実施スケジュール

2019年4月-6月:希望者(3名まで)の募集

2019年7月末-8月:第1回渡米、ショーケースキャンプ参加

2019年9月‐2020年2月:選手志望校確定

2020年3月:第2回渡米、選手志望校訪問、個別トライアウト


▼最後に

日本では減少傾向とはいえ、高野連には4000校を超えるチームと15万人もの選手登録があり、春・夏・秋と大会はすべてトーナメント方式で争われているため、各大会で1試合しか公式戦を経験できないチームが2000校以上現れます。またその1試合しか経験できなかったチームにも補欠の選手がおり、試合を経験することで成長できるスポーツでありながら、その成長の機会の恩恵に恵まれるのはほんの一握りの選手たちだけです。私が中学硬式野球で指導やケアをした選手が高校では公式戦出場ができなかったケースが山のようにあります。野球をやってこられた方からみれば「それが野球」かもしれませんが、そんなシステムのせいで野球を嫌いになってしまう選手も多くいると考えています。もしその選手たちが違う高校を選んでいたなら…でも日本で高等学校間での転校にはたくさんの障害があります。

高校3年生、18歳で燃え尽きてしまう選手もいますが、その背後には火が全くつかなかった多くの補欠選手がいるのも事実、その補欠選手の中には、部員数の多い強豪校にチャレンジしたがゆえにせっかくの能力を発揮することができなかった選手も多くいるはずです。

私はそんな「野球が好き」な選手たちの気持ちを大事にしたい。この日本にチャンスがなくとも、海の向こうにはその選手がフィットする野球があると信じています。もちろん、英語を勉強する、という大きな試練が立ちはだかっていますが、それを乗り越えたところにまだ大きな野球の世界が広がっていることを、私のかかわった選手たちに伝えたい。それも裕福な家に育った選手の特権ではなく、事前の2回の渡米費用と1年1往復の航空券代を除けば、遠くの私立大学に下宿しながら学ぶ、程度の出資で可能になることを伝えたいと思っています。ここをお読みの皆様の中に、私と同じような思いをもっておられる方がいることを信じて筆をおきたいと思います。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。2019年の参加希望者がゼロだった場合には翌年に繰り越して実行し、リターンをお届けします。


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