昨日書いた「電波少年はなぜ成功したのか?①」を書いた後に色々思い出して
これって今周りでよく聞く組織マネージメントの話じゃないかとも思い(僕は一切興味がないしそう言う本も読んだことないんですがFBとかtwitterでそう言う話題や本がよくシェアされているなあと)続きを書いてみます。
電波少年に関わる人の全員が前向きと言う今思えば異常な状態が日常だった。
なぜそうなったのか?が一番大事なんだろうと思うが、気がついたらそうなっていた。
だから後ろ向きな、ちょっと賢そうなことを言う奴が新しく入ってきても弾き出されていった。
冒険だった。全員がバカだった。だけどその日々をみんなが楽しいと思っていたし、この番組のメンバーであることにめちゃめちゃプライドを持っていた。
全員が「自分がいなくてはこの番組は成立しない」と思っていた。そう思えるまでやっていた。
やって当たり前だと思っていたしやることができない奴はいつに間にか消えていた。
やはり「今ない番組を作る」と言う夢にワクワクしていたんじゃないだろうか?
この後も僕は「今ないもの」ばかり挑戦し続けた。
いろんなスタートの切り方があるから「ちょっと賢そうな後ろ向きなことを言う人」って言うのは結構な確率で出てきた。僕は「出ていってください」と言った。一人でもそう言う人がいると「今ないものに挑むことはできない」と今でも思っている。空気が「今ないものを作る」と言う多分ナイーブなものを乱すのだと思ったのだろう。
その人に悪気はないのだと今考えるとわかるので少し悪いなとは思うのだが、その向こうに保身とか自分で責任を取りたくないだけ、などが透けて見えると今でも人が変わる。(普段は結構ニコニコしているのだ)
その後戻ってきて今でも仲の良いスタッフもいるしそのままいなくなって今でも僕のことを恨んでいる人もいるかもしれない。
でもせっかく「今ないものを作る」と言う飛び切り楽しいことをしているのだからみんなでニコニコしながら前に進みたいではないですか?
そんなメンバーでやっていたから、あんな奇跡的な番組ができたのだなあと思い返す。
一回もありがとうと言っていないしこれからも言わないと思うけど、そう言うことです。