2019/06/25 07:51

こんばんは!イッセイです!


過ぎし6月22日(土)、伊香保BASE及びJumanjiを会場としたイベントResound-dance-が終了しました!

後ほど説明しますが、停電という予期せぬアクシデントのためJumanjiの僕たちとしては課題の残る結果となりました。


しかしあの日あの時、
伊香保BASEという
群馬の山奥のへんぴな場所にあって、
話を聞いただけじゃどんな場所か想像がつかないし、
しかもなにやら改装するための資金集めにクラウドファンディングをしている、
そんな場所に100人以上の人たちが集まった。


偉そうなことを言うつもりはないし、言いたくもないけど、
これだけは言えると信じたいこと、それはあの日あの場所じゃなければ生まれなかったものがあったということ。

それと同時に、前例のないもの、完成されたイメージが全く想像できないもの、そんなものを作り上げていくことがいかに大変で楽しいことなのかそんなことも学んだ。


あの日感じたいろいろなことを想いながら当日を振り返っていきます。

0622Resound








当日は「伊香保BASE」の施設全体としての入り口を使わず、
施設裏手にある僕らの部屋Jumanjiの入り口を会場のエントランスに定めました。

※施設裏手にあるJumanjiの入り口。
こんな光景が見れただけでももう嬉しすぎます。


この日受付をしてくれたのは県内の大学ダンス連盟Make A Chain(通称MAC)の学生さんたち。
前日準備やら当日撮影やら色々と手伝っていただきました。


エントランスを入るとまずはJumanjiが皆を迎え入れます。
フロアで踊り疲れたらフードを味わったり物販を見て楽しんだりできるチルなスペースを、という使い方を目指しました。

※当日準備中の写真。
ここに並べるフードと物販の配置を確認している様子

キャンプ道具が活躍しました。

当日イベント中の様子。
右の物販ではナイスセンスなピアスやTシャツを販売。
当日買ってその場でオシャレに着こなしている人もたくさんいましたね!

左はフード販売。いいつまみになるポップコーンやガーリックチキンライス、ドリップコーヒーを販売。


エントランスとは別のJumanjiから外につながっているスペースではカレーも売ってました!


みんなが瓶ビール片手に椅子に座ってくつろぎながらその場で買ったアイテムでオシャレして食べ物つまんでだべってる。
そんな最高にチルな光景が終始広がっていました。

Jumanjiを抜けると待ち受けるのはメインとなるダンスフロア。
普段はJumanjiはじめ各オーナーの部屋に繋がる共有スペースとして使われているこの空間。


この日のために前々日から準備を仕込んだ買いがありました。
くわしくはこちら



このフロアではDJとダンサーによるパフォーマンスが行われていました。

※ダンスの図①


※お客さんの図①


※ダンスの図②


※お客さんの図②(大人も子供もみんな楽しそう!)

※LIVEの図。キッズたちもくぎ付けですね!

※LIVEの図②


そんな具合に順調にイベントが進んでいって終盤を迎えあとひと踏ん張り!という18時ごろ起こってはいけないことが起きてしまいました。

停電です。

雨天ということもあり漏電かと当初は思ったのですが、原因はそうではなく「伊香保BASE 」の施設全体の使用電力量を上回ったために起きた停電でした。


お客様、出演者様の皆さんを驚かしてしまい、タイムテーブルの変更を余儀なくしてしまった。

起こりうることを想定していれば防ぎ用のあるハプニングなだけに本当に情けなく、恥ずかしい話です。


ただ、そんな状況でも出演者の方は持ち合わせてたモバイルスピーカーで音を絶やさず鳴らし続け、
ダンサーの方はお客さんに携帯電話での点灯を呼び掛け急なトラブルの中でもパフォーマンスをやり遂げ、

電気が消えても変わらずこのままのテンションで楽しもうぜ、という気持ちで満ちた一体感が生まれていました。



お客・出演者として来てくださった方々にも復旧作業を手伝わせてしまいました。

結局復旧に1時間半を擁し、19時過ぎに完全に電力復旧いたしまして、当初の予定通り20時にイベントを終了することができました。


※外も真っ暗になったけど最後まで残ってくれたみんなで記念撮影。
みんないい顔してますっ!!


「伊香保BASE」はかつてはきのこ栽培所として、伊香保へ行く途中の観光客で賑わっていました。
しかし廃業したのち、みんなから忘れ去られ、山奥で朽ち果てようとしていて。

ひょんなきっかけで「伊香保BASE」として生まれ変わってあの日、一日だけだけどたくさんの人が再びあの建物に集まった。
もし建物自体に心があるとしたら、なんておとぎ話みたいなことを言いますが、あの建物も嬉しかったんじゃないでしょうか。




停電というアクシデントを起こしてしまったものの皆さん満足していただけたようで本当に良かったです。
停電してもなお楽しい空気が生まれたのは高い技術を持つ現場慣れした出演者様たちのおかげです。

停電だけでなく至らぬ点、ご不便おかけしたところがまだまだたくさんあります。
今回の経験から生まれたこの反省を次に生かせるよう僕たちJumanjiは精進していきます。




最後に
キャンプをしたり、前橋の河川敷のベンチで酒をひたすら飲むというチルな遊びをしたりしていつもかまってもらっているカズアキさん。
そんなカズアキさんの「そういえばイッセイの廃工場ってパーティーとかできるの?」という何気ない思い付きから実現まで漕ぎつけた今回のResound。
カズアキさんを全力でサポートし、どこまでも大きな器で楽しさに拍車をかけてくれたSugar richの皆さん、今回は本当にありがとうございました。

想像のつかないことを形にするのはどこまでも大変だけどそんなことの楽しさを教えてもらったような、かっこいい大人になるための「道」を見た気がします。


あの日関わってくれたすべての皆さんに感謝です。

これからもJumanjiを温かい目で見守っていただければ幸いです。


イッセイ