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秘蹟の名曲「ロザリオ・ソナタ」全曲を富山で演奏したい!そして次世代へつなぎたい!

現代のヴァイオリンでは演奏不能の名曲、ビーバー「ロザリオ・ソナタ」全16曲を古楽器でよみがえらせたい。聖母マリアへの祈りを表すこの曲をコロナ禍や戦争で弔いも許されず失われた多くの生命へこの曲を捧げたい。そして私たちの今の暮らしを見つめ直し、先人たちの知恵や祈りを次世代へと大切につないでいきたい。

現在の支援総額

323,000

107%

目標金額は300,000円

支援者数

57

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/04/29に募集を開始し、 57人の支援により 323,000円の資金を集め、 2022/06/25に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

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秘蹟の名曲「ロザリオ・ソナタ」全曲を富山で演奏したい!そして次世代へつなぎたい!

現在の支援総額

323,000

107%達成

終了

目標金額300,000

支援者数57

このプロジェクトは、2022/04/29に募集を開始し、 57人の支援により 323,000円の資金を集め、 2022/06/25に募集を終了しました

現代のヴァイオリンでは演奏不能の名曲、ビーバー「ロザリオ・ソナタ」全16曲を古楽器でよみがえらせたい。聖母マリアへの祈りを表すこの曲をコロナ禍や戦争で弔いも許されず失われた多くの生命へこの曲を捧げたい。そして私たちの今の暮らしを見つめ直し、先人たちの知恵や祈りを次世代へと大切につないでいきたい。

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◉◉◉ はじめに・ご挨拶 ◉◉◉

初めまして! 
このプロジェクトを見てくださってありがとうございます。


富山市で活動している
アンサンブル30代表の安岡厚子です。


この夏、ひそかに伝わってきた秘蹟の名曲
ビーバーの「ロザリオ・ソナタ」(全16曲)全曲演奏会を開催いたします。


この演奏会を成功させるために
クラウドファンディングに挑戦します。
最後までお読みいただけると嬉しいです。

私たちアンサンブル30は、
2004年に結成された
古楽アンサンブルユニットです。


16~18世紀の音楽を
古楽器(当時の使われていた楽器を復元したもの)で演奏します。


中心メンバーは、
フラウトトラヴェルソ・リコーダー/丸杉俊彦
バロック・ヴァイオリン/鈴木崇洋
ヴィオラ・ダ・ガンバ/折口未桜
チェンバロ・オルガン/安岡厚子(代表)
4名です。  


活動を始めて19年。
企画・主催の「梨ばろっこコンサート」は、
テーマ性のあるプログラムで
富山県内外で種々の古楽器奏者や姉妹グループ
ヴォーカルアンサンブル30を交えながら開催。
その回数は年間20回を超えます。


また、
安岡厚子(代表)がパーソナリティを務める
富山シティエフエム番組
「ほッとする古楽〜梨ばろっこだより」では
地方在住の古楽器奏者をバトン形式で紹介し
番組出演者による記念コンサートも開催。


地方と地方をつなぐ「場」としても、
梨ばろっこは注目され始めています。


今年、コロナ禍を乗り越えて、
梨ばろっこコンサートは
10年目という節目の年を迎えます。


◉梨ばろっこ10周年記念公演開催!◉
ロザリオ・ソナタ全曲演奏会
 〜祈りと暮らしと音楽と〜


アンサンブル30メンバー
ヴァイオリン奏者鈴木崇洋さん。
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者折口未桜さん。


ゲストに、
ヴァイオリン奏者保坂喬子さん
チェンバロ奏者中川 岳さんを迎えて


祈りの名曲、ビーバー作曲
「ロザリオ・ソナタ」全曲演奏会  
7月3日、8月6日、9月11日、全3回演奏会と
「祈りと暮らしと音楽と」を切り口にした
共催イベントを開催します。


◉ロザリオ・ソナタ全曲演奏への挑戦◉

ミステリーソナタ!?謎?!ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704)ミステリー・ソナタとも呼ばれる
「ロザリオ・ソナタ」
チェコ出身オーストリアの作曲家
ビーバー(1644-1704)の作品です。


聖母マリアと
イエス・キリストの生涯のストーリーに沿った
標題を持つ15のソナタと
「守護の天使」を表す無伴奏曲から構成された

全16曲からなるヴァイオリン・ソナタです。

バラは聖母マリアの象徴とされ
ロザリオ(バラの花冠の意)は
聖母マリアに対する伝統的な祈りです。
昔、日本ではコンタツとも呼ばれていました。


各曲の冒頭に
聖母マリアへの祈りの奥義のレリーフが
配置されていることから
ロザリオ・ソナタと呼ばれています。
祈りの奥義(秘蹟)に沿ったソナタなので
「Mystery・Sonatas」とも呼ばれています。


ミステリーとは謎ではなく
実は奥義(秘蹟)の意味です。

でも・・・
楽譜の表紙が失われているため
本当の曲の名前は解っていません。
ミステリー謎の曲?!


200年以上も眠っていた曲?!

オリジナル楽譜はドイツの
バイエルン州立図書館に保存されています。

1676年に完成したとされるこの曲は、
生前に出版されず、
誰にも知られることなく
一部のバロック愛好家によって
研究が続けられていましたが、
1905年に楽譜が出版されて、
ようやく知られるようになりました。


現代の楽器では演奏不可能!?

しかしながら、
一曲ずつ異なる調弦する
変則調弦「スコルダトゥーラ」を用いて
書かれているため、
現代のヴァイオリンによる演奏は
スコルダトゥーラを使わない
第1曲目と終曲を除いて、
生演奏はもちろん、
録音を含めてほとんどされることがありません。

また古楽器による演奏も、
録音はあっても全曲生演奏は珍しく、
地方においては皆無に等しい状態です。


尊さをつなぎたい・・・

誰にも演奏されずにいたこの曲が
一部の人によって伝わり
改めて価値を見直された経緯に感動し
この曲の尊さと価値を次へとつないでいく
その現場に立つことができたらと思いました。


そして
生かされている私たちの暮らしを
見つめ直すきっかけとし
先人たちの尊い知恵、願いや祈りを
そしてこの名曲を大切に
次の世代へとつないでいければと願っています。


コロナ禍や戦争で失われた多くの生命のために祈る時間に・・・

音楽には不思議な時間があります。


その曲が作曲家の頭に中に浮かんだ時間。
楽譜となった時間。


演奏され音となった時間。
それを聴く時間。
そののちに心に流れる時間。


音楽を聴く時、
そこにはいろんな時間が流れています。


人が人たる所以は「弔う」ことだと言われます。
コロナ禍で、戦争で弔いも許されず、
死者を悼むことさえ満足にできない異常な状態に
私たちが慣れてしまったとしたら 
それはとても悲しいことです。


ひそかに伝わってきた祈りの名曲
「ロザリオ・ソナタ」全曲演奏会で流れる時間を
皆さまとともに
失われた多くの生命のために
祈る時間にしたいと心から望みます。


◉◉◉ 奏者紹介 ◉◉◉

保坂 喬子(ほさか もとこ)プロフィール 

桐朋学園大学、トロッシンゲン音楽大学、ザルツブルグ・モーツァルテウム大学を卒業。2001年渡独。留学、南西ドイツフィルハーモニー・コンスタンツの研修・契約団員を経て2009年にフリーランス芸術家ビザを取得。PMF札幌、ドナウエッシンゲン音楽祭、シュヴェッツィンガ―音楽祭、テューリンガー・バッハ週間、バロックフェスト・ザルツブルグ、ザルツブルグ・モーツァルト週間等に出演。2019年帰国。

中川岳(なかがわ がく)プロフィール

バロック音楽と古楽器への関心から独学でチェンバロを始め、2014年第27回国際古楽コンクール<山梨>で鍵盤楽器部門第1位を受賞。2016年夏より10ヶ月間ドイツ・ヴュルツブルク音楽大学でG. ウィルソンにチェンバロを師事。ソロCD「テレマン/6つの序曲集」は『レコード芸術』準特選盤に選ばれた。2019年に東京大学教養学部を卒業。2018年9月より「J. S. バッハ/チェンバロ作品全曲演奏会」シリーズを行うほか、通奏低音奏者としても活動。

鈴木崇洋(すずき たかひろ) プロフィール

1981年生まれ。宮城県出身。愛知県立芸術大学卒業。愛知室内オーケストラヴァイオリン奏者。東海バロックプロジェクト、Baken Kammer Solisten、Trio de cloche、アンサンブル30 メンバー。バロックヴァイオリンの使用楽器はDmitry Badiarov氏により製作されたもの。主に愛知県を中心に音楽活動を展開している。富山県では「情熱のテレマン」シリーズ等で精力的に活動中


折口未桜(おりぐち みおう)プロフィール

上野学園大学短期大学部コントラバス専門を卒業後、上野学園大学ヴィオラ・ダ・ガンバ専門3年次へ編入し2015年に卒業。コントラバス、ヴィオラ・ダ・ガンバともに櫻井茂氏に師事。様々なアンサンブルと共演するほか通奏低音奏者としても多くの演奏会で活動している。PRISM consort of viols、アンサンブル30メンバー。現在上野学園楽器研究室に勤務。


◉◉◉コンサート日程◉◉◉

7月3日(日)14時開演 
ボルファートとやまチャペル
第1曲「受胎告知」〜5曲「神殿の中で」


8月6日(土)14時開演 
ボルファートとやまチャペル 
第6曲「オリーブ山」〜10曲「磔刑」


9月11日(日)14時開演 
ボルファートとやまチャペル
第11曲「復活」〜15曲「聖母の戴冠」
終曲 「守護の天使」パッサカリアト短調


◉保坂喬子さんが奇数曲
 鈴木崇洋さんが偶数曲
 交代でヴァイオリン演奏します。

◉毎回バロックヴァイオリン4挺使用します。

◉各回にカトリック富山教会 長谷川潤神父による
「ロザリオの祈りについて」ミニトークがあります。




◉◉◉リターン品紹介◉◉◉

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

◉3000円 (送料・消費税込み)
お礼のメッセージ
オリジナルクリアファイル1枚 
(ポリプロピレン A4サイズ)



イメージ画像

*実際にお届けするリターンとパッケージ等のデザインが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。


◉3000円 (送料・消費税込み)
お礼のメッセージ
風景と食設計室ホー 制作コンサート記念リネン巾着1個
 ・サイズ150x290 ・コットンリネン ・生成り色

イメージ画像

*実際にお届けするリターンとパッケージ等のデザインが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。


◉3000円 (送料・消費税込み)
お礼のメッセージ
梨ばろコーヒー100g×1個(イメージ画像)
「ロザリオ・ソナタ」をイメージしたオリジナルブレンドコーヒー

イメージ画像

・コーヒー中煎り 内容量100g 
・冷暗所にて保存 
・賞味期限:加工期日より3週間
・原産国:ルワンダ コスタリカ
*原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。
*実際にお届けするリターンとパッケージ等のデザインが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。


◉4000円 (送料・消費税込み)
お礼のメッセージ
オリジナルクリアファイル1枚
風景と食設計室ホー 制作コンサート記念リネン巾着1個

◉4000円(送料・消費税込み)
お礼のメッセージ
風景と食設計室ホー 制作コンサート記念リネン巾着1個
梨ばろコーヒー100g×1個(イメージ画像)
「ロザリオ・ソナタ」をイメージしたオリジナルブレンドコーヒー

◉4000円(送料・消費税込み)
お礼のメッセージ
梨ばろコーヒー100g×1個(イメージ画像)
「ロザリオ・ソナタ」を味と香りでイメージしたオリジナルブレンドコーヒー
オリジナルクリアファイル1枚

◉10000円(送料・消費税込み)

お礼のメッセージ梨ばろっこコンサート
2年間20%offご優待パスカード
(期間2022年7月〜2024年6月)
本公演より使えます
最大で3600円お得!
2年間で6回開催予定 
チケット平均金額3000円

オリジナルクリアファイル1枚

◉資金の使い道

皆様からいただく支援金を
大切に使わせていただきます。

1.CAMPFIRE返礼品、並びにコンサート動画撮影費用、楽器運搬費用、関連イベント会場レンタル費用の一部に25万円
5. CAMPFIRE手数料 5万円


◉◉◉共催イベント◉◉◉

「祈りと暮らしと音楽と」を切り口に
多数の共催イベントを行います。

4月1日〜5月5日
公募:「祈り」「暮らし」「音楽」をキーワードに
400字エッセイ募集。
選考により10篇と風景と食設計室 ホーの寄稿文によるアートブックを作成。挿絵、装丁は風景と食設計室 ホー

◉5月4日(水祝)プレトーク
「バロックヴァイオリンっておもしろい!」 / ヴァイオリン奏者 保坂喬子さん


6月5日(日)プレトーク 
「ロザリオ・ソナタとは?」/ チェンバロ奏者 中川岳さん
中川岳さん&折口未桜さん+丸杉俊彦さん(フラウト・トラヴェルソ?リコーダー)による
コンサート


7月2日(土)プレトーク
「スコルダトゥーラについて」/ ヴァイオリン奏者 保坂喬子さんと 鈴木崇洋さんによるスコルダトゥーラ解説 


7月3日(日)販売
風景と食設計室 ホー 製作 コンサート記念のお菓子、リネンポーチ、
公募エッセイによるアートブック(アートブックは無料)のパッケージ

風景と食設計室 ホー

高岡 友美(1981年、東京都在住)
永森 志希乃(1980年、富山県在住)

「遠くの風景と、ひとさじのスープ。世界とわたしの手のひらは繋がっている」を コンセプトとし、フードプレゼンテーション、アートプロジェクト、デザインなど幅広く手がける。主な作品に、《醗酵する部屋 fermentation room》(ベップ・アート・マンス、2012年)、《月出づる処、今と昔》(中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス、2014年)、《見えない神さま―粕川の祈りと食べもの》(「フードスケープ 私たちは食べものでできている」、アーツ前橋、2016年)、《明日の食卓》(東アジア文化都市2018金沢「変容する家」、2018年)、《消えゆく日々、そこにあるもの》(さいたま国際芸術祭、2020年)、《台所に立つ、灯台から見る》(黒部市美術館、2020年)などがある。

              

7月18日(月祝)講話 
「潜伏キリシタン ドミンゴ森松次郎に学ぶ」
松井繁美(まつい しげみ)
フランシスコ会さいたま修練院長

約280年に及ぶ弾圧の中で信仰を守り抜いた
潜伏キリシタン。
中でも、凄まじい弾圧の中で生きた
森松次郎の生涯は
心を揺さぶられるものがあります。

松井繁美(まつい しげみ)神父:長崎県出身。1984年3月司祭叙階。2017年よりフランシスコ会さいたま修道院長。

8月4日(木)レクチャーとワークショップ 
チェンバロ奏者 中川 岳さん


9月10日(土)講話 
祈りの空間、近代の室礼(しつらい)ー鉄川与助と日本の教会建築のあゆみー」 / 研究者 吉野良祐さん

長崎五島列島にひっそりと残る教会。
その多くは
宮大工・鉄川与助によって作られたものです。
祈りの空間、教会が
どのようにして作られていったかを
知る良い機会となります

吉野良祐(よしの りょうすけ):
横浜市出身。近代建築史を専門とし、日本における西洋の建築文化の受容過程を思想史やメディア史との関係から解釈するなど、学際的な研究を展開。片岡安賞(日本建築協会)ほか受賞。また、建築史研究の傍ら、オペラなどの演出・字幕・舞台制作などを数多く手掛ける。
現在、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士後期課程在籍。日本学術振興会特別研究員。




◉◉◉最後に◉◉◉

最後までお読みくださり、ありがとうございました。


古楽器アンサンブルグループとして活動を始めて19年。


コンサートに足を運んでくださる方々をはじめ、
コンサートの運営にボランティアで手伝ってくれる方、
ご厚意でコンサート会場を提供してくださる方、
コンサート宣伝に力を貸してくださる方、
色々な方々の支えと応援をいただいて活動を続けて参りました。


演奏機会の少ない稀有なこの曲を、
地方都市の小さなアンサンブルグループが取り上げ
「挑戦」ともいえる演奏会を開催できるのは
活動を支えてくれた皆様と
そこから生まれた人のつながりがあったからこそで、
本当に幸せなこと、心から感謝いたします。


皆様からのクラウドファンディング支援金はクラウドファンディング返礼品作成費用、返礼品送料、クラウドファンディング手数料、並びに関連イベント会場レンタル費用、楽器運搬費用に充てさせて頂こうと思います。

私たちの挑戦を地元富山と、
全国の皆様から心強い応援をいただければ嬉しいです。
ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


◉◉これまでの活動◉◉

2019年。
姉妹グループ、ヴォーカルアンサンブル30とともに、
ヘンリー・パーセルのオペラ「ダイドーとエネアス」に取り組みました。
キャンプファイアー活動報告に詳しく載せております。
お読みただければ幸いです。

演出の牧野正人氏。指揮の櫻井茂氏、舞台で活躍した歌い手、
そしてヴォーカルアンサンブル30メンバーはもちろんですが、
舞台を影で支えた人たちの力がきらりと光る公演となりました。

2017年は
「梨ばろっこ2017バッハミサ曲ロ短調全曲演奏会
 〜古楽器オーケストラとともに」は
クラウドファンディングを行い
53名の方から59万4千円のご支援をいただいて開催しました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

全曲演奏会の前年に、
富山県立砺波高等学校合唱部のメンバーとともに
「梨ばろっこ2016 ミサ曲ロ短調よりキリエ&グロリア」を開催

2015年は声楽編と古楽器編に分けて開催

 


このほかの活動記録もアンサンブル30HPにありますのでご覧いただけると嬉しいです。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
■ 特定商取引法に関する表記:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
● 事業者の住所/所在地:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
● 事業者の電話番号:請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。

最新の活動報告

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  • 2004年結成したアンサンブル30。地元富山で、Oneコイン教会コンサートを10回。2011年より、梨ばろっこコンサートを富山県内はもとより、お隣石川県や新潟県などで数多く開催して参りました。ロザリオ・ソナタ全曲演奏会開催がきっかけで、私たちの活動は北陸朝日放送のキャスター中田絢子さんの目に留まり、同放送の「ゆうどきLive」で取り上げられました。収録では、古楽の魅力についてキャスター中田絢子さんとしばらく語り、チェンバロを実際に弾いていただいたり、アンサンブル30メンバーで演奏をしたりしながら進めました。Vin.鈴木崇洋さんはこの日あいにく欠席で、残念でした。皆様と共に過ごしてまいりましたこの5ヶ月。◉ロザリオ・ソナタ全曲演奏会全3回。◉関連イベント全6回。1.プレトーク「バロックヴァイオリンって面白い!」 / 保坂喬子さん 2.プレトーク「ロザリオ・ソナタとは」&ミニコンサート(中川岳さん+折口未桜さん)3.プレトーク「スコルダトゥーラについて」/ 保坂喬子さん・鈴木崇洋さん4.「潜伏キリシタン~ドミンゴ森松次郎に学ぶ」&笛とチェンバロのミニコンサート講話:松井繁美神父 フランシスコ会さいたま修道院長  5.チェンバロ通奏低音レクチャーとワークショップ 講師:中川 岳さん (保坂喬子さん&折口未桜さん協力)6.「祈りの空間、近代の室礼(しつらい)ー鉄川与助と日本の教会建築のあゆみー 」講話: 研究者 吉野良祐さん5月4日から9月11日まで、準備を含めると約1年。おかげさまで無事に全てを終えることができました。クラウドファンディングご支援くださった皆様、ご来場くださった皆様、陰ながら応援してくださった皆様。改めて感謝申し上げます。皆様と、このロザリオ・ソナタ全曲演奏会を通じて広がった輪を大切にここ富山で活動を続けていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。アンサンブル30 安岡厚子 もっと見る

  • 9月11日(日)14時、ボルファートとやまチャペルにてロザリオ・ソナタ全曲演奏会最終回を開催いたしました。当日夜のAbema TVニュース、テレ朝ニュースで取り上げられました。https://www.youtube.com/watch?v=5ApULBe4o605月から始まったこの企画もいよいよ9月11日、締めくくりの最終回を迎えました。ロザリオの祈り「栄の玄義」の部分にあたる5曲と最終曲無伴奏曲を演奏しました。スコルダトゥーラを用いた楽曲が5曲。最終曲のみ普通調弦ということで、合計6挺。眺めると壮観です。◉楽曲と調弦は、ソナタ11番「復活」 g-g¹-d¹-d²ソナタ12番「昇天」 c¹-e¹- g¹-c²ソナタ13番「聖霊降臨」 a-e'-cis²-e²ソナタ14番「聖母被昇天」 a-e¹-a¹-d²ソナタ15番「聖母戴冠」 g-c¹-g¹-d²終曲 パッサカリア 「守護の天使」g-d¹-a¹-e²特に第11番「復活」ではヴァイオリンの弦が交差させて音の高低を逆転させ、まるで十字架のようにさせた状態のスコルダトゥーラです。スコルダトゥーラの様子はこの動画でどうぞ!https://youtube.com/shorts/dRBeDjcUotk?feature=share◉本番前の入念なチェンバロの調律。ヴァイオリニスト鈴木崇洋さんによると、中川岳さんが楽器を調整し始めると音がみるみる輝き出すのが分かる。不思議だ・・・と。リハーサルもリラックスして臨めています。3回目、ということもあるのでしょう。回を重ねるとはありがたいものです。コンサート本番には動画撮影のためのカメラと北陸朝日放送のテレビカメラも入り、演奏は始まりました。◉中川岳さんによる楽曲解説とプログラム演奏についてはヴァイオリニストお二方の実感のこもったツィートが秀逸ですのでここでご紹介いたします。◉ヴァイオリン奏者  鈴木崇洋さん Twitter◉ヴァイオリン奏者 保坂喬子さん Twitter奏者の皆様、特にヴァイオリン奏者鈴木崇洋さん、保坂喬子さんはスコルダトゥーラを駆使した楽曲のために代役を見つけることは非常に難しく、コロナ感染については精神的にも非常に厳しかったと思います。また、拝借しているバロック・ヴァイオリンの調整には非常に気を使うなど、演奏以外のところで負担の大きいコンサートでしたが、見事に乗り切りました。素晴らしい演奏でした。ほっと安堵しているのが伝わる写真撮影の様子。https://youtu.be/A_2qGjtqmv0改めて、梨ばろっこ10周年記念事業梨ばろっこ2022 ロザリオ・ソナタ全曲演奏会にご来場いただいた皆さま。クラウド・ファンディングでご支援くださった57名の皆様。スタッフの飯田潤さん、中村美千代さん、廣田雅史さん、水落佐知子さん。そして今回はスタッフとして協力してくださったアンサンブル30メンバーの丸杉俊彦さん。おかげさまでこの企画を無事に終えられたこと、本当に感謝いたします。引き続き、活動報告をいたします。 もっと見る

  • 研究者・吉野良祐さんによるレクチャー「祈りの空間〜近代の室礼〜鉄川与助と日本教会建築のあゆみ」9月10日18:30より富山市中央通りカフェ・レンタルスペースTsunag.で開催しました。本コンサートに興味のある方、古い建築物を現代に残す運動をされている方々、建築家の方などが参加されました。講演1. バロック2. 建築史という学問3. 鉄川与助と長崎の教会群4. 鉄川与助の人物像と近代建築評価5. 難航した世界遺産登録6. 「文化財」か「日常」か時折、吉野良祐さんから参加者へ質問があり、一人一人が自由に発言できてとてもリラックスした雰囲気で進められました。各項目ごとに参考図書も実物が詳しく紹介されて、好奇心をくすぐられました。建築史では、時代の最先端をいく技術を駆使した、そして費用のかかった建物=教会や宮廷といったものが研究対象になガチでそうした動きが文化財保護の在り方に影響するということ。要するに、文化財の決め方として、最先端の技術とか、費用とか、大きさとかが重要になっているのですね。具体的に国宝(建造物)は、近世以前では神社、寺院、城郭、住宅などが計225件。近代では旧開智学校校舎、旧富岡製糸場、迎賓館赤坂離宮のたった3件。民家は0。なんです。人々の日常がある建物、民家が顧みられないという現実を気付かされました。上の写真は参加者の小畔美治さんが持参されたご自身の制作「堂崎教会」ケント紙の切り紙細工です。下の写真は当日の資料。鉄川与助(1877~1976)は五島列島出身の大工職人、建築家。建築に携わった今村天守堂、青砂ヶ浦天守堂、江上天守堂、田平天主堂が重要文化財に指定されています。一人が関わった重要文化財として圧倒的な数です。しかしながら、世界文化遺産となっている「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に鉄川与助の作った教会が建築物としてではなく集落の一部でしかないのです。これは、当時「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」構成資産として、2つの城跡、3つの歴史的景観、9つの教会建築を推薦したものの、イコモスから禁教期とどのように繋がっていたか歴史的な説明が不足していると指摘され、「教会建築」から「集落」へ焦点を移し、最終的に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として認められたという経緯があったことを知りました。レクチャー最後に参加者から、◉「明治村で古い建物を見学しているうちに頭が痛くなってきたなぜか考えたのだが、そこには生活がないからだと気がついた」◉「たとえば楽器。博物館に収められている楽器と演奏に常日頃使われる楽器と、どちらが楽器として幸せなんだろう?」という発言があり、吉野良祐さんから、「建物の本当に価値は、実際に足を運び、その場所や空間を自らの身体で体験してみる。そういう積み重ねの上で多くの人々に愛されるものになっていくことにあり、そうなっていくことを願う。そして、ビーバーのロザリオ・ソナタも奇跡の曲として崇めるよりも数百年前の信仰と暮らしに想いを馳せるような素朴な聴き方こそが良いのかもしれない。」と、すばらしい締めくくりの言葉をいただいて和やかに終えることができました。引き続き、活動報告をいたします。 もっと見る

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