こんにちは、NPO法人ArrowArrow代表理事の堀江です。 今回のプロジェクトを通じて実施する育休復帰応援イベントの日時が決定しました! 場所は現在調整中(都内で開催予定!)ですが、開催日時は2017年3月7日(火)の10時〜12時になります。お子様と一緒でも参加できる場所を探しておりますので、また場所が決まりましたらご連絡させて頂きたいと思います。お楽しみに! そして育休復帰応援イベントのゲストも決定!!! 株式会社ワークシフト研究所のCEOであり、育休プチMBA勉強会(※)の副代表でもある小早川優子さんにお越し頂けることになりました。 ====== 小早川優子氏(Yuko,KOBAYAKAWA)プロフィール 株式会社ワークシフト研究所 代表取締役社長 育児休業期間をマネジメント能力開発の機会にする「育休プチMBA勉強会(※)」副代表。慶応義塾大学ビジネス・スクール ケースメソッド授業法研究普及室 認定インストラクター 慶応義塾大学大学院経営管理研究科経営学修士/米国コロンビアビジネススクール留学(MBA) 外資系金融機関に通算13年間勤務。第二子出産後コンサルタント、セミナー講師として独立。専門はダイバーシティ・マネジメント、交渉及び女性管理職育成。これまで上場企業、中小企業、ベンチャー企業、省庁や地方自治体などで多数登壇。日経DUALにて「働くママのための『交渉学』」を連載。3児の母。 (※)育休プチMBA勉強会とは…(株式会社ワークシフト研究所HPから抜粋) http://workshift.co.jp 育休を利用して、スムーズな復職に必要な思考技術を学ぶための勉強会。赤ちゃん連れでも安心の環境で、子どもを持つことで労働時間や場所に制約を抱えることとなった人材(制約人材)が組織で活躍するために必要なマネジメント思考を学びます。「マネジメント思考」とは、「組織のビジネス上の方向性や目標を理解し、それを達成するうえでの自分の役割をわかっていること」で、経営者目線とも呼ばれます。 ====== 私も産休中と第一子出産後に勉強会に参加させて頂き、実際に運営事務局メンバーとして参画させて頂いたのですが(育休プチMBA勉強会は、コアメンバー以外は、運営事務局メンバーも育休中の方が世代交代しながら運営をするという生態系を作っていてそれもまた素晴らしいのです!)、制約が生まれたことで今までのように仕事ができないかもしれないという不安から、マネジメント思考を学ぶことで、どうやったら自分が組織に貢献できるか、その為に自分が何を周囲の人に伝えなければいけないのか、という前向きな課題に変化し、行動変革まで繋がるプログラムだと感じました。 また、小早川さんは、交渉を日常のコミュニケーションツールとして活用するハッピー交渉トレーニング(HNT)を主宰されており、ライト・ライトが意識している「周囲とどう上手にコミュニケーションを取るか」という視点においても、様々なアドバイスをくださるのではないかと思っております! 今回のクラウドファンディングでは、上記素敵なゲストのお話を聴けるイベントの参加権もリターンとしてご用意しております! 「日程がわからないと申し込みしづらいな…」と思っていた方は、ぜひこの機会にご支援頂けると嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します!!(堀江由香里)
今回、ライト・ライトを作成するにあたり、NPO法人二枚目の名刺さまのプロジェクトチームと一緒に進めています。 今週は、面談シートがどういうものなのかを伝えるためのパンフレットのブラッシュアップミーティングがありました。ミーティングを前に、メンバーと一緒に改めて、ライト・ライトで大切にしていることを考えていました。 ライト・ライトは企業と社員のミスコミュニケーションを防ぐためのツールですが、ミスコミュニケーションを防ぐという観点の他にも、私たちが大切にしていることがあります。 それは、産育休を取得〜復帰するための準備を、社員が自律的に進めるためのサポートをするということです。 特に初めての出産の場合は、女性自身が人生初の経験なので、まずは無事に出産することに向けた準備に意識が向くと思います。自身の身体や心の変化に戸惑いながらも、仕事を続けていくための準備も進めなければなりません。 しかし、妊娠についての情報は見つけやすくても、妊娠・出産を経て働き続けるための情報は見つけにくい現状があります。もし周りに産育休から復帰した先輩社員がいなかったら、更にイメージが持てずに、「私には無理かもしれない‥」と思ってしまう可能性は十分考えられますし、実際にそういう声を聞いてきました。 ライト・ライトは、女性社員自身が、働き続けるために自分が何を検討し、準備をしなければならないかを面談シートを埋めていくことで明確にしていくことができます。 更に、産育休取得前、産育休からの職場復帰前、職場復帰後のそれぞれのフェーズにおいて、やることをまとめたチェックリストも作成しました。「何をしたらいいかわからない」という状態を回避し、妊娠・出産を経て働き続けるための準備にフォーカスできるようサポートしたいと思っています。 女性社員に役に立つのはもちろんのこと、企業にとってもこの観点がライト・ライトに盛り込まれていることはメリットがあると思います。それは、こういった情報が盛り込まれたツールを社内に持っておくことで、「あなたが産育休を取得して戻って来ることを応援しているよ」というメッセージを発信することに繋がると思うからです。 妊娠出産を経て働くことを選択した女性社員と、その女性社員を受け入れる組織の双方が心地よく働き続けられる環境作りに、ライト・ライトを通して貢献していきたいと思います。 クラウドファンディング終了まで約3週間となりました。引き続き、応援の程、よろしくお願い致します。
※画像は海野の産休前最終出勤日(イベントのファシリテーター)の様子 本日は、プロジェクトメンバーの海野が語るライト・ライトへの想いをご紹介します! ライト・ライトに対するプロジェクトメンバーの想い(vol.2) ArrowArrowに関わっている自分がさまざまな企業にお話を聞く中で思ったこと、さまざまな子育てしながら働く女性と話す中で思ったこと、さまざまなライフイベントになる前の女性に出会う中で思ったことがあります。 「みんな、思った以上に聞きたいこと聞けてないのだな」 「みんな、思った以上に言いたいこと言えてないのだな」 組織と個人の間でそのようなことが起こっている。それは一体何故なのかを自分なりに考えてみたときに、「伝えようとするコミュニケーション方法がない」ということに気付きました。 例えば、企業や組織側には「彼女には、彼女の事情があるから。あまり詳しく言わないけれど突っ込めない」「これ以上聞くとマタハラになりそう」「なんだか産前と比べてモチベーション下がっているっぽい」という声。働いている女性社員がどういう状況で子育てしながら働く事を選択しているか肝心なところが聞けていなかったり、「センシティブすぎる」と思われて聞くことを避けたり、憶測で話すだけで実際に当事者に問いを投げてみていなかったり、いずれにしても女性社員に伝える方法に苦しんでいる印象を受けました。 一方これは同じ事を個人側にもいえて、「会社に子育てしながら働いている人がいないからちょっと無理そう」「子育てしながら働いているAさんが会社にはいるけど私は実家も遠いから同じ働き方できないけど大丈夫かな」「在宅勤務したいという希望を会社にいっていいかわからない」自分自身がどういう働き方ができるかやどんな希望があるかを会社に伝えていなかったり、他者のケースと自分とを比較して不安になったり、憶測で話すだけで実際に上司や人事に問いを投げていなかったり、個人側は個人側で会社、組織側に伝える方法を悩んでいる印象を受けました。 もっとお互いが「子育てしながら働く」ことについて、いろいろ聞いて、いろいろ言っていいんじゃないか。その解決のサポートになるためにライト・ライト、つくりました。お互い聞きたいこと、言いたいことを出し合えるもの、目に見えるものを前に双方で確認をして、話し合って、よりよりコミュニケーションをもって組織は働く個人を支えてほしいし、個人は組織に貢献していってほしい。 ライト・ライトを使って1人でも、1社でも、そのコミュニケーションをアップグレードしていってほしいです。
プロジェクトメンバーの青木です。NPO法人ArrowArrowに参画してから、娘が社会に出る頃には女性の働き方や環境はどうなっているのだろう…とよく考えるようになりました。 制度ができたり、少しづつ前進はしていますが、まだまだ妊娠、出産を経た女性が自分の望む形で働き続けるには多くの困難があることを実感しています。 でも、何もしなければ何も変わらないし、私たちの出来ることで未来を変えていきたい、だからこそこの面談シート「ライト・ライト」を作りました! ライトライトを使って、育休取得者と企業の間に入り、双方の意識のズレや不安を払拭し、安心して復帰できる道筋を作りたいのです。 「妊娠したから仕事やめなきゃ。」「子育てしながらとても働き続けられる環境じゃないわ。」 私たちの子どもが社会人になった時にそんな言葉が死語になっていますように…、「ライト・ライト」をこれからの社会のための種まきにしたいと思っています。 団体初のクラウドファンディングです!ぜひご支援&シェアして頂けたら嬉しいです。 応援の程、よろしくお願いします。