公開研究会、ご来場いただきました皆さん、本当にありがとうございました。
講師の田中さんも、クインテットメンバーも本当に頑張ってくれました。
何よりも、ブルックナーへの愛情が感じられ、作品を大事に扱い、表現してくれたのが本当に嬉しかったです。
第1部の田中さんの講演は、ピアノを使って、ブルックナーの交響曲のスコアを見ながら特徴を分かりやすく説明してくださいました。オケの演奏を知っているからか、田中さんのピアノを聴いていて、ブルックナーの特徴がすっーと入ってきました。時間が少し足らず、本当に残念に思うほどでした、、
第2部の会場は、ピンと張り詰めた緊張感があって、終演後には涙を流されているお客様もいて、私たちとしても本当に嬉しかったです。演奏者たちも会心の演奏だったようで、ブルックナーの室内楽のシンフォニックな魅力が全開だったと思います。音程が揃っているせいか、すごく透明感があって、第1楽章などは、トリスタンとイゾルデを聴いているような気持ちになるほど。
この作品の白眉である第3楽章では、会場をうっとりさせるほどの歌と祈りに満ちた抜群の出来栄え!なかなか聴くことのできない高水準のブルックナーを披露してくれました。
11月3日は、いよいよ私たちも参加して、ブルックナーの交響曲第4番ロマンティックです!今からワクワク感が止まりません。今日もたくさんのチケットを買っていただき、研究会保有分の指定席は終わってしまいました。
皆様のご来場を心からお待ちしています。