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南部鉄器のフラワーポッド「komorebi」で新・鉄器時代が到来する!

岩手・南部鉄器の魅力を積極的にデザインすることで、鋳造ならではの重みと温かみのあるフラワーポッド『komorebi』が誕生しました。テーブルの上に趣のある空間が生まれ、暮らしを豊かに彩ります。

現在の支援総額

482,077

160%

目標金額は300,000円

支援者数

77

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2015/02/03に募集を開始し、 77人の支援により 482,077円の資金を集め、 2015/03/12に募集を終了しました

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現在の支援総額

482,077

160%達成

終了

目標金額300,000

支援者数77

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2015年、私たち東北スタンダードは新・鉄器時代の幕を開けたいと思います。

世界遺産平泉の茶の湯にはじまる岩手・南部鉄器の魅力を積極的にデザインし、人が生きていくためになくてはならない元素「鉄」を暮らしの真ん中に据える試みは、伝統工芸と人をつなげ、鋳造ならではの重みと温かみによって、これまでにない穏やかな風景をテーブルトップにもたらします。

▼はじめに

東北には、厳しい環境の中で生まれ、伝わりつづけたものづくりがあります。工夫や知恵、想いを受け継ぎ、伝統技術を深めながら進化させ、伝えていく人々がいます。東北に息づいている文化やライフスタイルは、混迷の時代を生き抜く為に必要なエッセンスに満ちています。それは日本に限らず世界の人々に、新鮮な感覚をもたらすことでしょう。「豊かな暮らし方」の定義が改めて問われる今、東北スタンダードはものづくりを軸として、そこに根付いた「暮らし方」を見つめ直します。

▼これまでの活動の紹介とプロジェクトをやろうと思った背景

東北スタンダード代表金入健雄インタビュー


「地域の誇りを見つけたい」、「ルーツを勉強したい」、「東北らしい生き方をしたい」、東北スタンダードはそういう素朴な思いから始まりました。キーワードとなったのは「伝統」です。

職人の生き様から学べることがあるのではと、各地の職人を訪ね、伝統工芸・美術・食・建築・音楽をはじめとした、永い年月をかけて伝承されたものづくりの周辺を記録し、対話・映像・書籍・ショップ・展覧会など、様々な媒体を用いて発信してきました。

なかでも、岩手の南部鉄器職人たちは、何百年と同じ素材「鉄」を扱いながらも、色々なアプローチでこれまでになかった新しいものを作ろうとしていました。その心意気に感化され、この度お手伝いをするべく新・鉄器時代プロジェクトを立ち上げました。

鉄は人間が生きていくためになくてはならない元素です。鉄は人類の文明を築き、文化をはぐくんできました。いまなお、人々は定番や完璧を意味して「鉄板」などといいます。伝統工芸と人をつなげることで、古い伝統が新しい「鉄板」を作ります。

▼プロジェクトで何を実現したいか?

新・鉄器時代の第一弾として南部鉄器のフラワーポッド「komorebi」を開発します。
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「komorebi 」でテーブルの風景ががらりと変わる
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その重さによって、広がりのある草花を生けることができる「komorebi」は、これまで生けることが難しかったものや、そもそも生ける対象にはなりえなかった植物まで生けることができます。「komorebi」はフラワーアレンジメントの可能性を広げ、テーブルの上に新しい風景をもたらします。そこから差し込む木漏れ日が南部鉄器の表情に反映し、時間とともに移り変わります。

新・鉄器時代の幕開けに相応しい、新しい鉄器のはじまりです。


テーブル上に木漏れ日をつくる
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・komorebi(小)
産地:岩手県奥州市水沢区
寸法:W30mm×H35mm
重さ:120g
販売開始予定日:2015年4月2日
販売予定価格:2,900円(税別)

・komorebi(大)
産地:岩手県奥州市水沢区
寸法:W50mm×H55mm
重さ:530g
販売開始予定日:2015年4月2日
販売予定価格:3,400円(税別)


komorebi(小)とkomorebi(大)
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▼今後の展開について

ますます多様化するカラーバリエーションはもちろん、霰(あられ)などの伝統的なテクスチャーや3Dプリンターでしか再現できないようなオリジナルのテクスチャーも開発予定です。伝統が培った技法を残しつつ、そこに最先端の科学技術を取り入れることで南部鉄器はさらに加速していきます。

▼具体的になぜ資金が必要なのか?その資金がどう使われるのか?

プロジェクトの予算として試作費30万円、初期ロット製造費80万円、展示会出展含むプロモーション費20万円等を見込んでいます。本CAMPFIREプロジェクトがサクセスした場合、達成金額は試作費に充てたいと考えています。

▼支援のお願い

このページをご覧になっている方を始め、出来るだけ多くの方にご賛同いただきご支援をいただければ幸いです。

リターンとして、komorebi(小・大)、及精鋳造所見学ツアー、そしてCAMPFIRE限定komorebi専用裂織マット(数に限りがあります!)などをご用意しました。間接的にでもご家族ご友人やSNSなどを通じてkomorebiが広がり、鉄を身近なものとして見つめ直すきっかけになることを願っています。

※及精鋳造所見学ツアー+食事会含め、リターンはすべて2015年3月下旬を目処に行います。
※及精鋳造所見学ツアー+食事会の詳細な日時につきましてはCAMPFIRE上のメッセージでやり取りの上決定します。支援者複数の場合には日程の調整に時間がかかる場合があります。また、JR東日本東北新幹線水沢江差駅までの旅費は自己負担となります。
※CAMPFIRE限定komorebi専用裂織マットの詳細は後日活動報告にてお知らせします。

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▼自己紹介

・製作
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金入健雄代表
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東北スタンダード株式会社
2013年設立。最先端のデザイン・アート・建築を中心として、ものづくりの根底に流れる美意識や精神を現在・そして未来へとつなげるべく、東北六県の伝統工芸品や文房具、書籍などのセレクトを通じて東北の魅力を発信し続けている。これまでに紹介したものとして、こぎん刺し(青森)、南部裂織(青森)、会津張り子(福島)、大堀相馬焼(福島)、秀衡塗(岩手)、仙台こけし(宮城)、常盤紺型染(宮城)、お鷹ぽっぽ(山形)、庄内刺し子(山形)、樺細工(秋田)、曲げわっぱ(秋田)など多数。

また、現代の生活にインスピレーションを与えられるような、東北の知恵の詰まった古くて新しい日常の道具を職人と共同で開発する。2013年にグッドデザイン賞を受賞した南部裂織のステーショナリーシリーズ「KOFU」について、審査委員からはこんな評価をいただいた。

使い古した布を裂いて織る「南部裂織」は、青森地方に古くから伝わる農閑期の女性の手仕事。民間伝承の技法は、一歩間違えると「古くさい」、「野暮ったい」となりがちであるが、この「KOFU 南部裂織」は、アイテムへの展開、パターンの記号化、色彩構成など、現代的なデザインのセンスが光り、魅力的なプロダクトに仕上っている(GOOD DESING AWARD)。

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左よりトートバッグ、カードケース(上)、名刺入れ(上)
ペンケース(下)、ブックカバー(下)

東北スタンダードは、多種多様な東北の魅力にふれるきっかけをつくり、東北に住む人々や、これから東北を訪れる人々のプラットフォームとなり、様々な視点が行き交う仕組みをつくることを目指している。

公式サイト:http://tohoku-standard.jp


・デザイン
Web

立木祥一郎代表
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合同会社tecoLLC
2008年設立。「テコの原理」に基づき、小さな力で社会貢献という大きなミッションに挑むソーシャルベンチャー。青森を拠点に、公共施設建設計画から、ミュージアム展示設計、空間デザイン、アート、玩具、映画、映像、本、廃校、WEB、大相撲、プロダクツ開発、アートフェスティバル、林檎のブランディングまで森羅万象をキュレイションしている。

廃校を活用した「王余魚沢倶楽部」、クラブ制りんごブランディング「安寿紅燈籠」、第67回IMF世界銀行年次総会日本政府公式記念品「3つのおきあかり小法師」ほかで2011年から2014年まで4年連続5つのグッドデザイン賞を受賞。開発・ブランディングディレクションを手がけた「おやさいクレヨンvegetabo」はロハスデザイン大賞2014モノ部門大賞受賞など。2013年、CAMPFIREプロジェクト『ころころ、しゅたっ!おきあがる南部鉄器「てつっこ」で世界おきあがり計画!』の奇跡のサクセスを皮切りに、南部鉄器の起き上がり小法師「てつっこ」は伝統工芸界のマスコットキャラクターとして、NHKの「イッピン」で取り上げられるなど反響を呼んでいる。

・公式サイト:http://www.teco-llc.net


・鋳造
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及川敬代表取締役社長
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株式会社及精鋳造所
南部鉄器のふるさと、奥州市水沢区に位置し、江戸時代より12代続く南部鉄器鋳造所。大型機械を備え、高度な伝統技術を駆使して、自動車部品、農業機械の部品、工業用部品等を生産。また、エクステリアや鍋など、生活に密着した製品にも力を入れている。鉄という素材を活かしたオリジナルアイテムを提案し、新しいライフスタイルの中へ南部鉄器800年の伝統と技を表現し続けている。

2012年、第67回IMF・世界銀行年次総会の公式記念品に選定された「3つのおきあがり小法師」。南部鉄器の起き上がり小法師の製作を、ハイテクの原型設計工場とともに担当。なんども失敗を重ねながら、鉄が起き上がるという奇跡を実現させた。

公式サイト:http://www.oisei.jp/index.html

▼最後に

最後まで読んでくださってありがとうございます。なにか疑問点などありましたらお気軽にお問い合わせください。東北スタンダードの活動や新・鉄器時代、「komorebi」に興味を持ってくださった方々とのやりとりを楽しみにしています!

最新の活動報告

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  • 皆様 おかげさまで本日南部鉄器のフラワーポッド「komorebi」で新・鉄器時代が到来する!は見事サクセスいたしました。 外国語に翻訳できないといわれる言葉「木漏れ日」、あるいはその精神性を冠したフラワーポットにここまで注目していただき、またご支援いただいたことに改めて感激しております。本当にありがとうございます! まだ祝杯を挙げるには早いですが、取り急ぎのお礼まで。 支援募集終了まで残り5日間あります。引き続きのご支援お待ちしております! もっと見る

  • 皆様 こんにちは。 今日はCAMPFIRE限定komorebi専用裂織マットについてご紹介します。 今回ご用意することになった裂き織りは岩手県盛岡市で作られている「さんさ裂き織り」のナチュラルデニムカラーです。 「さんさ裂き織り」とは盛岡さんさ踊りの浴衣を再利用したものです。 盛岡さんさ踊りは、毎年8月に開催される盛岡市の夏まつりです。人々は色鮮やかな浴衣を着て、パレードに参加します。その浴衣は、何年かに一度、新しいものに替えられます。そこで、使われなくなった浴衣を譲り受け、「おつかれさま」の気持ちとともに、新しい役割を与え蘇らせたものが「さんさ裂き織り」です。 写真の裂き織りのサイズは18cm×18cmですが、実際には一回り小さいものになります。 裂き織りマット付きリターンのご支援をいただいた皆様ぜひお楽しみに!支援を迷っていらっしゃる方もご参考になれば幸いです。 もっと見る

  • komorebiPV撮影裏話

    2015/02/10 15:20

    皆様 こんにちは。 今日はkomorebiPVの撮影裏話をご紹介します。 ▼PVの構成について①木漏れ日編、②並木道編、③紹介編の3編からなっています。 ①木漏れ日編南部鉄器のフラワーポットがkomorebiと名付けられた理由がわかる13秒のシークエンスです。木をまるで空撮しているかのようなカットに続き、すっとkomorebiが現れます。 木漏れ日編絵コンテ ②並木道編場所をとらないkomorebiはテーブルの上にこそ置いて欲しいということで、例えばレストランやホテルでの使用例を紹介する14秒のシークエンスです。テーブルランナーは並木道っぽい色を選びました。   並木道編絵コンテ ③紹介編komorebiの使用方法を端的に表す25秒のシークエンスです。簡単そうに見えて一番撮影が難しかったのが紹介編です。カメラに写らないところでスタッフ大騒ぎです。ボードを出すタイミングや、komorebiの置き方、またその置く場所などミリ単位の正確な動きとスピードが要求されました。ちなみに、ドライヤーを敢えて見せるという思いつきは現場で生まれました。   紹介編絵コンテ ▼使用曲 イメージとしてあったのは、「ブランチの時間に女性がバルコニーでウクレレ片手に口ずさむ」ような曲でした。使用したのは次の2曲です。 ・『Your Cheatin' Heart(浮気なあなた)』 1952年にHank Williamsが作曲したもので、彼の代表曲であり、カントリーの定番曲です。 ・『Wildwood Flower(野生の花)』 Carter Familyに歌われたものが有名ですが、原曲は1860年に作曲され、以来歌い継がれてきたフォークソングです。 まだPVを見ていない方はぜひ一度、もう見た方もぜひもう一度ご覧になってください! ▼PV制作者紹介 PVの制作を担当したのは青森発のクリエイティブユニット「アッパーカット uppercut」です。「アッパーカット uppercut」は、文字通り、格闘技において肘を曲げたまま相手の顎を狙って下から突き上げるように放つパンチのことです。脳を激しく揺さぶって脳震盪を引き起こす効果があります。 加えて、「アッパーカット」は「アッパー upper」と「カット cut」という二つの言葉によって構成されます。“upper”には「上のほうの」、「上質の」という意味があります。また、“cut” には切断などの一般的な意味の他に映像・音声の「編集」という意味があります。そこから転じて編集された作品そのものを指すことがあります。 「アッパーカット uppercut」には脳を激しく揺さぶる上質の映像作品という意味が込められています。 ▼「アッパーカット uppercut」これまでの作品紹介【起き上がる南部鉄器】てつっこ紹介PV完全版 【起き上がる南部鉄器】てつっこカラバリPV 【起き上がる南部鉄器】てつっこムービー『たちあがる きみのとなりで』完全版 十和田奥入瀬芸術祭公式CM おやさいクレヨン vegetabô―だれも知らなかったほんとうの色― もっと見る

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