皆様
こんにちは。
今日はkomorebiPVの撮影裏話をご紹介します。
▼PVの構成について
①木漏れ日編、②並木道編、③紹介編の3編からなっています。
①木漏れ日編
南部鉄器のフラワーポットがkomorebiと名付けられた理由がわかる13秒のシークエンスです。木をまるで空撮しているかのようなカットに続き、すっとkomorebiが現れます。
木漏れ日編絵コンテ
②並木道編
場所をとらないkomorebiはテーブルの上にこそ置いて欲しいということで、例えばレストランやホテルでの使用例を紹介する14秒のシークエンスです。テーブルランナーは並木道っぽい色を選びました。
並木道編絵コンテ
③紹介編
komorebiの使用方法を端的に表す25秒のシークエンスです。簡単そうに見えて一番撮影が難しかったのが紹介編です。カメラに写らないところでスタッフ大騒ぎです。ボードを出すタイミングや、komorebiの置き方、またその置く場所などミリ単位の正確な動きとスピードが要求されました。ちなみに、ドライヤーを敢えて見せるという思いつきは現場で生まれました。
紹介編絵コンテ
▼使用曲
イメージとしてあったのは、「ブランチの時間に女性がバルコニーでウクレレ片手に口ずさむ」ような曲でした。使用したのは次の2曲です。
・『Your Cheatin' Heart(浮気なあなた)』
1952年にHank Williamsが作曲したもので、彼の代表曲であり、カントリーの定番曲です。
・『Wildwood Flower(野生の花)』
Carter Familyに歌われたものが有名ですが、原曲は1860年に作曲され、以来歌い継がれてきたフォークソングです。
まだPVを見ていない方はぜひ一度、もう見た方もぜひもう一度ご覧になってください!
▼PV制作者紹介
PVの制作を担当したのは青森発のクリエイティブユニット「アッパーカット uppercut」です。「アッパーカット uppercut」は、文字通り、格闘技において肘を曲げたまま相手の顎を狙って下から突き上げるように放つパンチのことです。脳を激しく揺さぶって脳震盪を引き起こす効果があります。
加えて、「アッパーカット」は「アッパー upper」と「カット cut」という二つの言葉によって構成されます。“upper”には「上のほうの」、「上質の」という意味があります。また、“cut” には切断などの一般的な意味の他に映像・音声の「編集」という意味があります。そこから転じて編集された作品そのものを指すことがあります。
「アッパーカット uppercut」には脳を激しく揺さぶる上質の映像作品という意味が込められています。
▼「アッパーカット uppercut」これまでの作品紹介
【起き上がる南部鉄器】てつっこ紹介PV完全版
【起き上がる南部鉄器】てつっこカラバリPV
【起き上がる南部鉄器】てつっこムービー『たちあがる きみのとなりで』完全版