なんのために映像制作をしているのか考えてみました。
それはいつも誰かに喜んでもらうためです。
誰かのためになる映像を撮りたいとおもっています。
なぜなら、誰のためにもならない撮影もたくさん経験したからです。
20代前半、テレビ局の報道アシスタントをしていたころ。
胸が熱くなるような仕事を経験しました。
今すぐ、この素材を局に届けて、
1時間後のニュースに間に合わせれば、
誰かのためになるかも。
その場にいた人たちが一丸となって
一生懸命になりました。
胸が熱くなったし、目頭も熱くなった。
その一方で、
大きな自然災害が発生した翌日の現場で
家を流された小学校低学年の女の子に
カメラやマイクを持った他の大人たちと一緒に
マイクを向けました。
女の子は昨晩のつらい出来事を根掘り葉掘り聞かれ
素直に答えていました。
目に涙を浮かべながら。
一体この撮影は誰のためになるんだろうと
本気で感じた瞬間でした。
そんなことを何度も経験するなかで
やはり誰かのためになる映像作りをしたいと思ったのです。
私たちが撮った写真や映像で
誰かに喜ばし変化が起きて
笑顔になってくれたら。
いつもそう思っています。
それが作品を作る理由です。
今回の撮影で、カメラを向けさせていただいた多くの方々にとって、
きっとこの作品はお役に立てる作品だと自負しています。
どんな風に?というのは、また改めて投稿します。
ご支援・情報拡散、引き続き宜しくお願いいたします!