ドキュメンタリーというと、ジャーナリストがビデオカメラを振り回して、
醜い映像で「何か」に迫ろうとする、そんな作品を思い浮かべる人もいるかもしれません。
でも私たちが作っているのは、そういった類の作品ではありません。
目指しているのは「食」が旅の目的の一つとなった現代において、食事と文化の関係を考えながら世界中を旅する「フーディー」のような方々にも旅のきっかけを与える作品です。
この作品を見た人は、きっとワインを飲みたくなるはず。
余市の空気に触れたくなるかもしれません。
そうなれば、聖地巡礼的に余市に足を運ぶ人も出てくるかもしれません。
「おしゃれな映像」とはまた異なりますが、映像の美しさもこだわっています。
地に足のついた生活をする人々が、地道な努力を重ねる様子。
辛いことや大変なことがあっても、決して腐ったりせず、汗水たらして向き合う姿。
そんな人々の様子を、余市町、そして北海道の四季折々の美しい景色を織り交ぜながら、まとめあげたいと考えています。
価値を感じているのは「料理・ワイン」といったキーワードで、世界中の人に作品をおすすめしてくれるようになった現在の配信技術。
作品がそこに載れば、世界中の観て欲しい人に作品が届けられる。
一番大きな夢はNetflixにこの作品が乗ること。
ハードルは相当高いですが、最初からそこを目指して取り組んできました。
ラッキーなのは、この地域や作品を結びつけるものが、ワインというアイテムであること。
「風土」というものを詰め込んでメッセージボトルのごとく、国を超えて、時間も超えて産地や生産者の思いを運んでくれるのです。
作品を観た人々が、今すぐ聖地巡礼が出来なくても、余市のワインを飲むだけで、つくり手の思い、地域の香りを感じることができます。
そんなワインを片手に鑑賞すれば、五感をフルに使って余市の暮らしを追体験できる、そんな作品を制作しています。
作品通じて道産ワインや産地としての北海道に興味をもってもらうキッカケをつくり、地域のブランド価値向上に貢献していきたいと考えています。
ついに締切まで20日を切りました。
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