アンダーグラウンドのパンクレーベルが観光地じゃない京都、長の室で作る「MCR米」

朝晩寒くなりました。
MCR農園は今、海老芋(こえびちゃん)収穫期。夫は平日も連休も夜明けと共に農園へ向かいます。

海老芋は収穫した芋を種にしてひとつひとつ植え付け、同じように水をやるのにこちらの期待通りに勢いよく伸びてくれるのばかりではありません。どんなに大サービスをしても芽も出さないのもあれば、周りが青々と葉を茂らせる頃にようやく芽を出すのもいて成長は様々。

そして精良く順調に伸びていても憎っくきカラスにいたずらされて折れてしまったり、親指クラスの毛虫に丸裸にされてしまうこともあります。

今日、昼ごはんの支度をしながら気づきました。
夫はこちらがヤフオク取引で忙しくしてるなどお構いなしに今日見てきた畑の様子を勢いよく話してくれます。どこの畑の何番目の真ん中のが元気ないだの、どこどこの畑の端に植えたのがこないだやっと芽が出てきたのが勢いよく伸びだして追い付いて来ただのと、それはまぁ事細かく教えてくれるのですが、まるで子供を育てるようだなと。ん？もしかして？これか、これも美味しさのひとつかって。
そして思いました。
夫、その愛でるような愛、いったいどこに隠していたのか？なぜにわが子の子育てには発揮しなかったのか？謎。

トップ画像は友人の西野真弓さんに制作頂いたミニチュア額。MCR米に海老芋、ウコンもありますよ。これら全て樹脂粘土で制作されています。そしてめっちゃちっちゃい。