アンリミテッドパラ陸上~第6弾~
スポーツの価値は、「する」だけでなく、「観る」「支える」といった関わり方も含まれます。
とりわけ選手たちは、負けた理由や負ける要因を自分に向けず、勝者の優位性に向け、自分が如何に不利益であるかを主張する選手が多く存在する。
厳しいことを言うようですが、「それなら、一人でやればいい!そうすれば優位も不利もない」のですから。でもそれって楽しいかな?と考えるわけです。
確かに障害の事情は、人それぞれ違う!それ以上に、人はそれぞれ違う!なんです。
ですが、違う人達がルールの基で生きているわけです。そこに、協調関係が生じ、社会が成り立つと思うのです。
スポーツも同じ、一つのミニ社会として考えれば、スポーツを「する」人は、自分自身の役割を果たすことに専念し、スポーツを「観る」人は、勝った負けただけで評価せず、スポーツそのもののをよく知り、一人ひとりの違いをよく見極める力をもって観戦し、スポーツを「支える」「支えよう」とする人は、その事業の理念に賛同し、自分ができることを考えるだけでなく、その事業体が求めていることに応じることにある。と思うのです。
それぞれの関わりのなかで、自分ができることをさりげなく実行する。「他者と比べず、自分と向き合う!」そんな感性を大事にしていきたいと思っています。
次回は、「新しい取組み(e-sportsとの同時開催)に挑戦」