ご覧頂きありがとうございます。
お陰様で、個展開催費用である目標金額を大幅に達成することができました。
本文にも書かせていただきましたが、
私は小さい頃から、不器用な生き方をしてきました。
「何をやってもうまくいかない」
その気持ちが抑えられなくなったのは高校時代。
辛くて孤独な日々が続き、
生きるか死ぬか、
究極の選択しか知りませんでした。
その時に抱いた想いが私の書道家としての糧であり、書き続ける原動力となっています。
今までもずっと書いてきましたが、初の個展を前にして、考えることばかりです。
"幸"という言葉1つとっても、
"幸"とはどういうことなのか。
私はこの"幸"という言葉で何を伝えたいのか。
誰に伝えたいのか。
そんなことを考えながら、
伝えたい方々へ想いを馳せ、
100枚200枚もの練習を重ね、
1つの作品を仕上げていきます。
私はたくさんの方々からの言葉に救われてきました。
その言葉があるから、今の私があります。
だから、
言葉1つ1つを大切に、
書いていきたいのです。
私が書道家として大事にしていることは、
上手いか下手か、ではなく、
想いが伝わるか、伝わらないか。
この想いが変わることはありません。
私が書道家として生きると
決めた時の原点だからです。
皆様と、書を通して、
繋がることができるのを、
とても楽しみにしています。
桔梗