はじめに・ご挨拶
東京から2,000km南西に浮かぶ人口5万人の宮古島には、日本最南端の子どもたちのオーケストラ、宮古島市ジュニアオーケストラがあります。
宮古島市ジュニアオーケストラは、2007年創立、5才から20才までの団員40名で、島内だけでなく、国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール(東京)・沖縄平和祈念堂・沖縄県立芸術大学奏楽堂・那覇市パレット市民劇場で、コンサートを開催するなど、沖縄本島や東京などで演奏会を開催、楽しく活動してきました。
また、イヴリー・ギトリス、サラ・チャンをはじめとした世界的演奏家や、ドイツマンハイム青少年オーケストラやマレーシア青少年オーケストラなどを招いて交流演奏会を開催してきました。ホームページもご参照ください。宮古島市ジュニアオーケストラのあゆみ
そして、2016年にはドイツ・フランスに演奏旅行を行い、現地のマスコミからも高い評価をいただきました。ホームページもご参照ください。宮古島市ジュニアオーケストライタリア演奏旅行
2019年7月24日 ~7月31日、イタリアに演奏旅行を行います。クレモナとフィレンツェで、それぞれ市主催の「夏の音楽祭」の一環として演奏会を開催します。
この演奏旅行を実現させるために皆様の温かいご支援をお願いいたします。
はじめまして、天野誠です。
私は生まれも育ちも東京、25年間東京を中心にバイオリニスト・指揮者として活動してきました。沖縄本島から南西に300kmのところにある宮古島の美しい自然に感動し2007年に妻と共に移住、ジュニアオーケストラを設立しました。この島に世界的な音楽家を招聘し、かわいい子どもたちを「本物」に触れさせるために、みやこじま青少年国際音楽祭を立ち上げました。
このプロジェクトで実現したいこと
イタリア共和国フィレンツェ市で、フィレンツェ市が主催する音楽祭「フィレンツェの夏」(Estate Fiorentina 2019)の一環として、同音楽祭の主会場であるフィレンツェ市内中心部にあるSanto Stefano a Ponte Vecchio(聖ステファノ寺院)で宮古島市ジュニアオーケストラの演奏会を開催します。
また、同クレモナ市(ヴァイオリン制作者の聖地。名器ストラディバリの産地)で、クレモナ市が主催する音楽祭「クレモナの夏」の一環として、同音楽祭の主会場であるクレモナ市内中心部にあるchiesa santa maria maddalena(聖マリア・マッドレナ寺院)で宮古島市ジュニアオーケストラの演奏会を開催します。
プロジェクトをやろうと思った理由
美しい海に囲まれ穏やかな風が吹く癒しの島、宮古島。
優しい大人たちに大切に育てられ子どもたちは素直にすくすくと成長しています。そして、2014年から3年連続して宮古島の子どもたちと共演してくれた巨匠ギトリスも認めたように音楽的才能にあふれた子供たちが多いように思います。
しかし、残念ながら宮古島に大学はありません。高校を卒業した子どもたちは皆、一人ぼっちで島外へ旅立っていきます。孤独感や文化的ギャップから、せっかく素晴らしく育った子供たちが、心が折れてしまう例もあるように感じます。
子どもたちに強く生きる力を育てたい。
その為に、この演奏旅行を通じて子どもたちに以下の2点を体験してもらいたいのです。
まず、子供達に本場イタリアで「本物の音楽」を体験してもらいたいのです。本物の音楽は、聴き手の音楽的知識や経験には全く関係なく、心へ直接響き感動を与えます。本場の音楽に触れる機会の少なかった子供達にとって、「本物の持つ力」を知ることは広くこれからの人生に生かされていく体験となることでしょう。
これまでの活動
2014年から3年連続で巨匠イヴリー・ギトリスと共演したほか、2017年には「ヴァイオリンの女王」サラ・チャンと共演、世界的演奏家たちから宮古島の子どもたちの能力を高く評価していただきました。
イヴリー・ギトリスと宮古島の子どもたち(2014年5月 宮古島マティダ市民劇場)
小さな子どもたちも同じステージに上がってリハーサルを見学(2015年5月 宮古島マティダ市民劇場)
また、マンハイム青少年管弦楽団やマレーシア青少年管弦楽団を招致、合同コンサートを開催してきました。
マンハイム青少年管弦楽団と宮古島の子どもたちの合同演奏会(2015年8月宮古島市マティダ市民劇場)
マレーシア青少年オーケストラとタイと台湾の青少年オーケストラと宮古島市ジュニアオーケストラ(2017年5月 宮古島市マティダ市民劇場)
そして、2016年には、ドイツとフランスに演奏旅行を行いました。マンハイム音楽院大ホールとハイデルベルグ大学ホールとストラスブールのサンポール寺院で演奏会を開催、のべ、1800人の現地聴衆のスタンディングオーベーションをいただきました。ストラスブールの演奏会は日本総領事館が主催してくださり、総領事やフランス共和国元文化大臣もおいでくださいました。
サンポール寺院での日本総領事館主催による演奏会(フランス・ストラスブール)
資金の使い道
今回の演奏旅行の2か所のコンサートの開催費用に充てます。
リターンについて
1,000円お礼のメール
3,000円お礼のメールと公式ホームページへのお名前掲載
5,000円演奏旅行オリジナルTシャツとHPお名前掲載
10,000円イタリアでの演奏会のDVDと演奏旅行オリジナルTシャツとHPお名前掲載
公式ホームページへのお名前掲載時にご希望のお名前を、必ず備考欄をご記入ください。 記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名を掲載いたします。ご了承ください。
公式ホームページはこちら
宮古島市ジュニアオーケストライタリア演奏旅行
Tシャツのサイズをプルダウンメニューからお選びください。
DVDの著作権は宮古島市ジュニアオーケストラに帰属します。
copyright©2019 Miyakojma City Junior Orchesta all rights reserved.
スケジュール
2019年6月末 クラウドファンディング終了
7月26日 クレモナにてコンサート
7月28日 フィレンツェにてコンサート
2019年8月下旬 リターン発送開始(DVDは10月下旬に発送予定)
最後に
子どもたちに、海外のステージで、「素晴らしい宮古島に生まれ育った喜びや感動」を精一杯表現してもらいたいのです。強い心を育てるために、自分たちの出自に誇りと自信をもつことが必要だと思うからです。そしてそれがこの島の未来を担う次世代の人材を育てることにつながると思うのです。
ご協力よろしくお願い申し上げます。
下記ホームページもぜひご覧ください!
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る宮古島市ジュニアオーケストラのクレモナ公演を、沖縄タイムスのミラノ通信員さんが聴きに来てくれていました。
2019/08/29 00:32宮古島市ジュニアオーケストラのクレモナ公演を、沖縄タイムスのミラノ通信員さんが聴きに来てくれていました。この月曜日の新聞に掲載されました。ちなみに、この方は宮古島出身だそうです!ありがとうございました。 もっと見る皆様本当にありがとうございました!
2019/08/02 11:42宮古島市ジュニアオーケストラは、クレモナ・フィレンツェでの演奏会を終え、帰国しました。ご支援くださった皆さまに、深くお礼申し上げます。写真上、クレモナでの演奏会写真下 フィレンツェでの演奏会 もっと見る”先輩から後輩へ〜受け継がれていく大切なこと(^^)”
2019/06/28 02:18クラウドファンディング「日本で一番南にある子どもオーケストラの『イタリア公演』を成功させたい!」あと3日で終了です!皆様の温かいご支援のおかげで、目標金額を大幅に上回る155%達成!まだまだ受付中です!https://camp-fire.jp/projects/view/151981... 引き続きシェア・拡散等よろしくお願い申し上げます!さて、クラウドファンディングをお願いする投稿も、いよいよ最終回!(たぶん)最終回は、私のパートナーであり最も信頼がおける同業者である天野智美のbrogの投稿をご覧いただきます。私たちが東京から宮古島に移住してからの12年間の苦労と喜び!”先輩から後輩へ〜受け継がれていく大切なこと(^^)”ぜひ最後までご一読ください! 大学が無い宮古島の子どもたち、18歳で島を離れます。3歳からレッスンを始めても、たった15年間しか無いのです。 東京時代は、2歳からレッスンを始め、大学生になっても社会人になってもレッスンに通ってくれる生徒が大勢いましたので、演奏面はもちろんのこと様々な雑用まで先輩から後輩へと自然の流れで受け継がれていきました。 最終的(宮古島移住前)には、新しい生徒さんのママたちより25年間レッスンしてきた最上級生たちの方が年齢が上だったりしましたから、目を動かすだけで誰かが必ず動いてくれたものです。私たち夫婦は、荷物を運ぶことも、セッティングの際椅子や譜面台を動かすこともありませんでした。今すべきこと、後でもよいこと、責任感や判断力も育っていました。 本当に楽をさせてもらいました。20歳から25年間積み上げてきたことに区切りをつける形で40歳半ばに宮古島へ移住して、土壌作りから仕切り直し!!全力で演奏もしながら裏方の仕事はもちろんセッティング〜子どもたちの面倒や調弦〜進行など表方の仕事。コンサートは体力との勝負になりそれはそれは大変でした。そして移住から12年経ちやっとやっと。この春の音楽祭が本当に素晴らしかった理由〜♪写真の3名は、東京時代の第2世代のコンサートマスター、宮古島へ移住してからの第1世代のコンサートマスター、そして、 宮古島第2世代のコンサートマスター。 先輩の2人は、社会人やママになり、普段バイオリンを練習している訳ではありません。ですが、本当に素晴らしい演奏をして、後輩たちを引っ張ってくれました。 先輩たちが後輩たちを引っ張るのは当たり前のことですが、もっともっと大切なことがあります!! 本番に向け練習出来たのは本当に短時間だったと想像すると、先輩たちだって、しっかり演奏に集中したいはず。なのに、前日及び当日の、リハーサルのセッティングから撤収まで、演奏家の先生方の送迎、ちびっ子たちの面倒見、何から何まで、裏方の仕事を率先してこなしてくれました!ステージ上で演奏するということは、当然ながらその緊張感が必要な訳で、演奏に使う脳ミソと裏方で使う脳ミソは全く別のものなのです。何の指示もしていないのに驚くほどよく動いてくれました。宮古島でのコンサートでこんなに楽をさせていただいたのは初めてです。 心からありがとう!! 状況を判断して今自分が何をすべきか考える力これが頭の良さであり社会に出たらその能力や人間性が問われるのあって誰も見ていない様でも見ている人は見ているのです!!もちろんそれは宮古島の第2世代のコンサートマスターへとしっかりと受け継がれています。小ちゃいけど(笑)真ん中が東京時代のOG〜賢くて可愛いい子供2人を置いて来島〜理解ある素敵な旦那さまのお陰です!左は宮古島の初代コンマスOG〜4月から沖縄本島の小学校で音楽を教えることになりました!きっと良い先生になるでしょう。右が第2世代現コンサートマスター〜医学の道を目指し猛勉強中〜勉強するという環境が殆ど無い中、この子が後輩たちに道を示してくれています。しかしながらこの子も島を離れる年齢になった訳で今度は中学生や小学高学年の第3世代へと受け継がれていきます。次期コンマス候補…かな…?既に自覚している賢い子もいます。ハイデルベルクとストラスブール披露した空手演武はお客さまたちが涙を流して感動!この子は先輩が居ない中全身全霊で第2バイオリンを引っ張ります!次は自分の番だ!って思うことってとっても大事です。次の世代へと受け継がれていく最も大切なこと!!こういう素晴らしい先輩たちを目指してね♪また数年後がとってもとっても楽しみです(*^o^*)クレモナの音楽祭とフィレンツェの音楽祭に向けみんな必死です。今出来ることは全部出し切ってイタリアへ行かなければもったいない!! 子供たちの正直で必死な姿は本当に健気で美しい〜╰(*´︶`*)╯♡ もっと見る
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