「ねえ、わたしたちのラジオ番組にゲスト出演してみない?」
そんなお誘いをInstagram経由でもらったのが4月の終わり。
声をかけてくれたのは"ゆいき"という女の子でした。
ゆいきとは学生時代に参加していた環境対策NGOのボランティアを通じて知っていました。
実際に顔を合わせた回数というのは数えるほど少なかったです。
僕が世界一周から帰ってきて一度か二度、会ったことがあるかないかくらい。
ですが、旅人という人間はあまり会った回数などを気にしません。
何かのリズムだか波長だかが会った時に顔を合わせれば、
空いた時間の長さなんて全く気になりません。
きっと僕が今こうしてクラウドファンディングをしているからこそ、「会う/合う」タイミングが重なったのだと思います。
話をきくところによると、現在はゆいきは会社員をやりながら、
幼馴染のシンガーソングライターmissato(ミサト)と一緒にネットラジオ番組を始めたとのことでした。(※どちらもTwitterのアカウントに飛べます)
ゆいきは「いつか本屋さんを開きたい!」という夢を叶えるための足がかりとして。
missatoはアーティスト活動の一環として、このラジオ番組をやっているみたいでした。
どうやら僕が毎日のようにFacebookにアップしているクラウドファンディングの告知イラストを見て声をかけてくれたようです。
そのおかげか、「第6回目の放送にゲスト出演してくれないか?」というオファーをいただけました。
「これは面白い!」
そう僕は思いました。なにか波がきている!これに乗るっきゃない!と。
自分が動き出すと、次の面白いことが連鎖して起こるこの現象ってありませんか?
僕は二つ返事で彼女たちのラジオ番組にお邪魔することを決めました。
話す内容は、僕の旅の話と現在行なっているクラウドファンディング「世界一周で書いた漫画を書籍化したい!」のプロジェクトについてです。
いざ!ラジオ収録!
当日は会議室のような貸しスペースで行われました。
破裂音を抑える装置のついたマイクを見ていると、なんだか時代性みたいなのを感じます。
ラジオ放送だって世界のどこにいてもできちゃうんですね!
ここでああだこうだ書いていても埒が明かないので、
その時のラジオ収録したのがこちらとなりまーーー…
「missatoとゆいきのてんてき千席:
第6回 旅する漫画家シミのクラウドファンディング応援企画!
あなたに聴きたいスリークエスション」
(「Anchor」というネットラジオのプラットホームに飛びます。僕はSpotifyで聴いてます♪)
…っと!
ちょっと待って
え?もうリンク、クリックしちゃった?
いや、聴いてくれたのならいいんですけど、
ちょっと待ってくださいよ!ラジオ聴くのは最後でいいじゃないですか!
せっかく僕がこうして文章かいているんだから、ね?
先に読んでもバチはあたりませんよ?
え?何?「どうして引き止めるの?」って訊かれたら"あれ"ですよ。
ほら、制作秘話/裏話とか聞きたいでしょ?
ちょ、ちょ、ちょっ…!
ちょっと待って∑(゚Д゚)!!!!
これ読んでからの方が絶対面白いから!
だから行かないでっっっヽ(;▽;)ノ
ふーーーー…、
そうそう。
まずはね、落ち着いて。
ラジオなんていつでも聴けます。逃げやしませんって。
えっと、ですね、はい。今から裏話しますね。
収録裏話
ゆいきはInstagramだとストーリーでむっちゃ投稿するので、やむなくスクショしました。
最近僕は人と会うことを「交易」とそう呼んでいるんですけど、
これは坂口恭平さんが本の中に書かれている言葉でした。
いつも家にこもって作業している僕にとっては、人と会う意味合いはちょっと違ってきます。
ある意味では人と会うことは自分のプロモーション活動の一環でもあるわけですね。
人と会わない期間が空いてしまうと、
コミュニケーションが円滑に進まなくなってしまう状態になってしまいます。
「あれ?なんかうまく喋れないな…?」みたいな。
会話って音楽で言ったらジャムセッションだと思うんですよね!
相手のリズムに合わせて喋ったり、盛り上げたりするわけなんですけど、
ずっと作業しているとそのグルーヴを作るのに若干手間取ったりするんですよ。
あ、僕は基本陽気なヤツですけどね?
でも、ずっと製作モードだったわけですからね。しょうがないです。
それで当日どうしたかというと、
「これは一杯飲んでいかねえとダメだな」
って思ったわけですよ( ̄∀ ̄)
ほら、アルコールが入っていた方がトークが快活になったりしませんか?
もちろん飲み過ぎはダメですよ!でも適度なアルコールは身を助くってやつですね。
ちょうどGWの終わりで空も晴れていて、おまけに初夏のような気温でしたからね。ビール飲むのにはうってつけ。
さらには、ゆいきのヤツが事前になってInstagram経由で「遅刻する」って連絡してきたんですよ!「この野郎!ふてえ野郎だ!」なんつってね。
待ち合わせ場所を「各停しか停まらない駅」だってこと忘れて先の駅まで行っちゃったってもんですからね、
「こりゃあ〜〜…、
飲むしかねえだろ(о´∀`о)」
って改札前にあったコンビニに入って350mlの缶ビール買ってちびちび飲みながらゆいきを待っていたわけですよ。
同じく改札前にたっぱのあるお姉さんがいるなーって思って横目で見てたんですけど、
まあこっちは昼間っからビール飲んでるわけです。
人の目もあるんで、ちょっと離れたところでゆいきのこと待っていました。
で、待つこと5分。ゆいきがやってきた時にわかったのが、
5mくらい離れたところにいた、
その背の高いおねーさんが
missatoさんだった
ってこと。
(気まずかったーーーー(´ཀ`」 ∠)
向こうも「改札前にお団子頭の変な人がいる…」って思っていたらしいですけどね。
僕もmissatoさんとは初めて会うもんだから、その時までわからなかったんです。
(向こうは僕のイラストでなんとなくわかっていたらしいのですが…)
彼女たちのネットラジオはもちろん事前に聴いて予習していました。
特にmissatoさんはシステムエンジニアやごみ清掃員などいろいろな職業にスポットを当てたエートル(職業)ソングを歌っているんですけど、事前にインタビューなどをした上で作っているので、歌詞に説得力があるんですよね。それにすごく物語性があります。アーティストとしても方向性を持ってる方なんですね。
最近「りんご音楽祭」の予選だったみたいです。通過をお祈りしておりますp(^_^)q
それでこの後、
「それじゃあ収録する前にどっかでご飯たべよっか〜」
って流れになるんですけど、
集合した頃には既にほろよい気分なんですよ。僕。
なぜならお酒が弱いから。
駅近くの中華料理屋で、打ち合わせを兼ねて昼飯をとることにしたんですね。
みんなそれぞれに注文して、料理が来るまでの間、そこそこ楽しく喋れていたので、
「ああ、やっぱりビール飲んで正解だったな…」
って思ったんです。
もうその時までには缶ビール飲み終わっちゃってましたけどね。
「あ〜…、どうしよっかなぁ〜?
もう一杯いっちゃおうかな?
でも、ほろ酔いくらいがちょうどいいしな…」
と必死になって自制心を働かせていた時に、
生中を持った店員さんが僕たちのテーブルに近づいてきたんですよ。
まるで僕の心を読んだかのように!
「あれ、うちら一杯(ゆいきが頼んだ)しか頼んでないですけど〜?」
って一応は確認しました。
もしかしたら他のお客さんのテーブルに届けるビールだったかもしれないですし。
けど、店員さん、眉を八の字に上げて「困ったぞ…(-_-;)」って顔するんです。
どうやら店員さんのミスで余計に生中を注いでしまったみたいなんですね。
こういう時の心持ちってすげーよくわかるんですよ。
僕も世界一周前は資金集めとして串焼き屋さんでバイトしてましたけどね。
こういうオーダーミスってけっこう嫌なんですよ。
ビールは場合によっちゃ捨てなくちゃいけないし、先輩には怒られるし、テンションは下がるし、ってね。
だから僕はその店員さんに言ったんです。
「それ頼んだわけじゃないですけど、
もし他に誰も注文していないのだったら、
僕がオーダーしますよ?」
って。
まあ、僕も似たようなシチュエーションで助けられた時はあります。
こういうのはバトンみたいなもんです。
それで、結局僕は二杯のビールを飲んで
もう完全にできあがっちゃってるわけなんですよ!
ゆいきに似顔絵描いたんですけど、
手がフルフルしちゃって、まるで酔拳みたいだったな。
「あ〜酔っ払った〜…」とフラフラ〜っとお手洗に立ったら、
missatoさんがその隙にお会計をスマートに済ませていしました
お店出て「あざ〜〜〜っす!(*´◒`*)」とか言っちゃいましたよ。
僕の方が年上なんですけどね。
その時僕は思いました。
「ひょっとしておれにはヒモの才能があるじゃないか?」
って。
あ、スイマセン。冗談です。
死んだ方がいいですね。はい囧rz
・
・
そんな風に出来上がった状態で収録に臨んだわけです。
もう怖くて自分ではラジオを聴けません。
っていうか、録音された自分の声ってすごい聞き心地悪いから!
「え?普段おれってこんな聞き苦しい声で喋ってんの??!!ごめん!みんな!」
と軽く死にたくなります_(┐「ε:)_
うそです。冗談です。
僕は酔いが回っていてもある程度「素面モード」に切り替えられる特殊技能を持っております。
必死に真面目に取り繕っている感を、、、
ここまでこの文章を読んでくださったあなたなら
感じていただくことができるかと思います!
ここまで読んでくれてありがとう!
上までスクロールするの大変だと思うからもう一回リンク貼っておきますね!
「missatoとゆいきのてんてき千席:
第6回 旅する漫画家シミのクラウドファンディング応援企画!
あなたに聴きたいスリークエスション」
そんな旅する漫画家Shimi43の活動報告でした。
このラジオ公開のあと、「ラジオ聴きました!」っていう方からご支援いただけたのにはほんとうに驚きました。やはり交易していかないとダメですね。
ゆいきとmissatoさん、ラジオ番組に呼んでくれてありがとうございました!
しかも目の前でリターンの購入してくれるだなんて粋だぜ!
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ちょっと落語調になってしまいましたが、
今回の活動報告はこんな感じです。
現在のクラウドファンディング達成率は80%!
ラストスパートです!
旅する漫画家Shimi43(シミ)