こんばんは!BYCSの壁下です!
今日は、ハイチの病院を再建するプロジェクトを立ち上げるに至った経緯についてお話します。
このお話は、1月18日と20日に神戸市外国語大学で開催したイベントでもお話ししました。
2016年10月、ハリケーン「マシュー」がハイチを襲い、その被害による死者は1000人に上り、被災地では建物の90%が破壊されてしまいました。
ハイチがハリケーンによる被害を受けて間もないころ、私たちFuture Code BYCSが発足しました。
そして、ハリケーンの被害を前にして、私たちには一体どのような支援ができるのだろうかと考えました。
実は、始めから私たちは「病院の再建」を目指していたわけではなかったんです!
最初は物資の支援をしようと考えていました。
ハリケーンで衛生状態が悪くなり、飲み水が手に入りにくい状況だということだったので、浄水剤や水を飲料水に変えるストローなどを送ろうと考えていたのです。
ほかにも、ハイチで主食として食べられている、お米や豆などの食糧支援をしようとも考えました。
しかし、それは私たちの頭の中だけで考えていたことであり、現地の生の声を聞いてみると、、、
「ハイチの経済状況の悪化から、物資の支援車が襲われてしまう危険性がある」
ということでした。
また、短期的な物資の支援は、国際社会で重要視されている持続可能な支援にそぐわないのではないかという意見も上がりました。
そうして、物資の支援を計画することは中止になりました。
そこで、そのころ丁度ハイチに訪問していたFuture Codeの大類代表によって提案されたのが、「ハイチ・マフラン唯一の病院の再建」でした。
やはり、現地の声を聞くこと、現地のニーズチェックを行うことは非常に大切なことなのですね!
ボランティアは、支援する側の妄想であってはならないと思います。
この心構えを忘れずに、最後まで頑張っていきたいと思いますので、皆さんのご支援とご協力をよろしくお願いいたします!
最後に、1月20日のイベントで支援金の寄付をしてくださったお二人の素敵な写真です!
素敵なメッセージも、ありがとうございます!
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