クラウドファンディング 最終日 となりました。現在、目標の96%の応援を頂きました。誠にありがとうございます。本日は、ツミの物語、最終話をお届けします。この一ヶ月間、お付き合い頂き、誠にありがとうございました。ぜひ、ご覧頂けたら幸いです。ーーーーーーーーー「新たな命を残す為に...」わかってる わかってる だけど…6月29日。あいにくの曇り空。溜まっている仕事を済ませて、8時半、ツミの元へ向かった。着いた途端、全身が凍り付くような光景が待っていた。木の根元にたたずむ1羽の子供。その周辺には1羽の首と足…そして羽毛…4羽居た内の2羽は目の前に..残りの2羽は?しばし呆然と立ち尽くす… 忘れていた。5月2日から今迄、ほとんど危険な目に遭っていなかったし、昨日も平和そのものだったが、「ここは東京とは言え自然界なんだ…」しばらくして、メスが巣の上にやってきた。巣の中を覗き込み、何度も何度も、力なく鳴き、、あきらめた様子で飛び去っていく。ここで全てが繋がった…他の猛禽類にやられたのだろう…時間が過ぎていくにつれ、段々と悲しみが襲ってくる。昨日はあんなにも元気だったのに。まさに天国から地獄に突き落とされたようだ。「弱いものから命を落とし、強い者が生き残る」何度も何度も、タンザニアのサバンナで経験して来たこと…わかってる、わかってる。だけど、やっぱり辛い。自然と涙が流れる。じっとこっちを見つめるツミの子供に、ヌーの子供がだぶる。本来ならば、まだ親と一緒に過ごさなければならないけど、右も左も判らぬまま、一人ぼっちになってしまった者に、待ち受ける運命は1つしかない。そしてそこに介入する事は許されない…僅かな時間だけだけど、この地球に存在していた事は間違いない。それだけは自分の記憶と写真に残しておきたい。そして、当たり前のようで、そうではないのだと。こうした一瞬一瞬。地球上の命あるものの物語。命の尊さ、美しさ、かけがえのなさ。これからも「命」を伝えるため、シャッターを切り続けたいと思います。ご覧頂きどうもありがとうございました。ーーーーーーーーークラウドファンディング最終日です 。応援頂き、本当にありがとうございます。最終日ですが、どうかプロジェクトのシェア・拡散にご協力をお願い致します。どうぞよろしくお願い致します。プロジェクトページ: https://camp-fire.jp/projects/view/153739Twitter: https://twitter.com/serengeti922Facebook: https://www.facebook.com/ndutu1977tanzania/