活動報告第七弾として、ピアニスト四條さんからコメントを頂戴しておりますので紹介いたします。
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ネコの絵描きさんの2曲のピアノを担当した、四條です。
椎葉さんは高校の同級生なのですが、当時から素敵な曲を作曲をされていて、校内のイベント等で作品を弾かせていただいたりしていました。そして今回、有り難くもお声を掛けていただき、高校生以来となるコラボレーションが実現したのです。
それが、20年近く猫を飼っていた私にとって、大好物の猫ゲーム作品、ネコの絵描きさんでした。初めてゲーム画面の絵を拝見した時には、可愛いぃぃが止まらず、さらに椎葉さんの楽曲が可愛さを加速させている!!と感じました。
『メインテーマ』の録音の時には、「子猫っぽく可愛く」と椎葉さんからのアドバイスもいただいて、うちの猫が子猫だった20ウン年前を思い出しながら弾きました。『金賞』も、1音目からテンションの上がる大好きな曲です。
ゲームの持つ雰囲気に合わせて、どんなジャンルの曲も作れてしまう椎葉さんの才能溢れる曲集を、ぜひ多くの方に手に取っていただきたいです!
四條智恵
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大変嬉しいコメントをありがとうございます。子猫っぽくとオーダーしたらすぐにそれっぽく弾いてくれたのは、ああ、飼っていて実体験に基づいているからなのだと、モニターの前で膝を打ちました。
コメントにもあった通りで、四條さんと椎葉は高校の時の同級生で、1年と3年の時はクラスも同じでした(1年G組と3年A組)。高校生の頃から表現力豊かで、感動的なピアノを弾いていたのを今でも昨日のことのように憶えています。ピアノ曲を弾いてもらうなら四條さんがいい!と考えて久々に声をかけたのが「From_.」の時*で、そして同じ時期にやはりピアノ曲を作るプロジェクトで同じ日に録音しようと作曲したのがこの「ネコの絵描きさん」だったというわけです。
(また、その後に作曲した「World for Two」「サリーの法則 for Nintendo Switch」でもピアノを弾いてもらい、それらの集大成として椎葉にとって初の個展であるピアノコンサートを開き、そこでも演奏を担ってもらいました。お世話になりっぱなしです。)
今回のNukeninstrumentalsでは四條さんはじめ沢山の演奏者の皆さんに携わっていただいていて、アルバムを聴いてお気に入りの奏者を見つけてほしい!というのも願いのひとつです。
また次回の活動報告でお目にかかります。
椎葉大翼
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*この「From_.」の時のエピソードはこちらのインタビューでも語っております。
「あえて時代に逆行し、唯一無二のゲームを作る」
https://gamefest.withgoogle.com/indie-game-fest/interviews/serina-nakajima/