はじめに・ご挨拶
平成30年12月,私達は,少子化やスポーツの多様化の中でベースボール型スポーツ人口が減少していることから,幼児期から親子で楽しくスポーツとふれあえる環境づくりを目指して,徳島ティーボール協議会を発足しました。協議会の幹事メンバーは,教育関係者をはじめ,元プロ野球選手,トレーナー,マスコミ関係者,総合型地域スポーツクラブ関係者など13名で構成されています。
このプロジェクトで実現したいこと
近年,公園でのキャッチボールの禁止など子供の“遊び場”が失われつつあります。そこで,本協議会は,広い場所を必要とせず手軽に楽しめるティーボールの普及を通じ,子供の運動習慣の基礎づくりとスポーツ全般の底辺拡大を図り,コミュニケーション力を身に付けさせたいとの願いを込めプロジェクトを展開していきます。
本年の徳島ティーボールプロジェクト事業としては,
① 県内初の「小学生4年生以下のティーボール大会(特に,女性やスポーツ少年団で活動している以外の小学生の参加促進)」の開催
② 幼稚園・小学校等への巡回指導による「親子ティーボール教室」の開催
③ 特別支援学校へのティーボール用具の寄贈と中高校生等との交流
④ 科学的な根拠に基づいた指導者の質の向上のための研修会
を計画しています。
つきましては,この事業資金を集め,事業を成功に導きたいので,野球あるいはソフトボールをはじめとするスポーツ関係者,パラアスリートの支援に興味がある方など,一人でも多くの方がご協力下さるようお願いします。
プロジェクトをやろうと思った理由
スポーツを“する子”と“しない子”の二極化により子供の体力格差が進んでいます。そこで,誰もが気軽に楽しくできるティーボールを生涯スポーツへのゲートウェイとしたいと考えました。また,高校野球200年構想や社会人野球の取組みに影響され,関係する地域の力を集結して,子供の主体的な遊びをサポートする取組みの早期実現の必要性を感じました。
これまでの活動
趣旨に賛同する競技団体への参加を呼びかけ,ティーボール協議会準備会・幹事会を数回開催し,理念を共有し,事業計画の策定を行いました。さらに,県外関連施設やイベントの視察も行ったほか,NPO法人日本ティーボール協会主催のTTA初級(特別)公認指導者認定講習会を徳島で初めて開催しました。
資金の使い道
1 普及活動
① 小学生ティーボール大会の各地域での開催
② 親子での運動遊びとティーボール教室の巡回訪問
(幼児の多様な動きを発達させる科学的な根拠を持った指導者の育成)
③ 地域の拠点となるスポーツ施設・総合型クラブでの日常的な指導体制の確立
④運動遊び「ベースボール型スポーツアカデミー」の開催
2 交流活動
① インバウンドの観光目的や家族との交流ツールとしてのティーボールの活用イベント開催
② 特別支援学校へのティーボールの寄贈と中高校生等の交流に関する用具購入等
3 研究活動
幼児(4歳・5歳)の「投げる」運動能力に注目し,定期的に体力測定を行うことにより,遊びの中から「投げる」運動能力向上につながる有効なプログラムを探る。
リターンについて
金額1万円以上は,徳島産すだち2L 地元販売業者より直送 1Kg
5千円の場合は,徳島でこだわりのコーヒー店『ケストナー』 よりブレンドコーヒー豆 500g
3千円の場合は,オリジナル「ティーボールすだち君」クリアファイルとステッカーを協議会より進呈
実施スケジュール
① 令和元年5月19日(日)~ 『幼児,親子,小学生ティーボール教室』の開催及び巡回指導
② 令和元年5月25日(土) 『TTA初級(特別)公認指導者認定講習会』の開催
③ 令和元年6月15日(土) 『第1回徳島県小学生ティーボール選手権大会』の開催
④ 令和元年8月17日(土) マスターズ甲子園徳島県決勝戦の終了後,『ティーボール教室』の開催
以後随時 実施
最後に
野球は国民的スポーツといわれるまでに発展し人気スポーツとなっていますが,課題はこれまでにもたくさんありました。特に,サッカーのようなジュニアからプロまで一貫した指導体制はなく,指導者は,ライセンス制ではありませんでした。本協議会は,そうした課題解決の一つとして,特に大切な幼児期からの小学校低学年までの期間のスポーツの在り方に一石を投じようとスタートしました。誰もが一緒に笑顔で楽しくスポーツができる環境づくり,そして,幼児・児童の心身の発達を促し,人間形成のための重要な時期に子供たちに好ましい影響を与える活動を続けていきたいと取組みをスタートさせました。
なお,本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も,計画を実行し,リターンをお届けします。
ご協力よろしくお願いいたします。
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