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『車椅子さんのファッションショー』実現のために

「いつかは自分も乗るかもしれない車椅子。乗るならどんなものがいいかな?」そんな発想から、車椅子利用者さんの趣味や好きな物を乗せた手作り感溢れる車椅子を制作し、横浜で開催されるイベントでファッションショーを開催します。

現在の支援総額

135,500

67%

目標金額は200,000円

支援者数

23

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/05/13に募集を開始し、 23人の支援により 135,500円の資金を集め、 2019/06/16に募集を終了しました

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『車椅子さんのファッションショー』実現のために

現在の支援総額

135,500

67%達成

終了

目標金額200,000

支援者数23

このプロジェクトは、2019/05/13に募集を開始し、 23人の支援により 135,500円の資金を集め、 2019/06/16に募集を終了しました

「いつかは自分も乗るかもしれない車椅子。乗るならどんなものがいいかな?」そんな発想から、車椅子利用者さんの趣味や好きな物を乗せた手作り感溢れる車椅子を制作し、横浜で開催されるイベントでファッションショーを開催します。

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はじめに

こんにちは。信耕ミミと申します。

コマ撮りで映像を作るアニメーション作家です。
手でモノを作るのが好きなので、アニメーション制作以外でも空いた時間で何かしらの作品作りをしています。そしてその傍ら、というかもう日常の仕事になっていますが、障害者のヘルパーの仕事もしています。

ヘルパーの仕事とは、障害者の日常生活の手助けです。食事介助や入浴介助のような日々の仕事から、車椅子を押して一緒に買い物をしたりします。人それぞれ必要な介助が違い、ご自分でできることは自分でされます。この写真の方は足の指でレバーを挟んで電動車椅子を運転します。一見、私が車椅子を押しているように見えますが、実際は後ろのステップに乗せてもらっています(笑)。


利用者さんによっては「一緒に旅行に行って欲しい」なんていう特殊なものまであります。この写真は、こちらの女性のアメリカの友人に会うために初めて旅行介助をした時のもの。彼女のバイタリティーにはいつも驚かされます。それと、アメリカでは街の人々の障害者に対する接し方がとてもカジュアルでいいな〜、っていう発見もありました。ヘルパーの仕事をしていると、時には自分自身の価値観や考え方に影響受けることもあります。


さて、そんなわたしの日常の仕事も、このプロジェクトに大きく関係しています。
私が以前に思いついて、でも実現することはないだろうな〜と思っていた企画を、今回思い切って実現しようと思います。


プロジェクトをやろうと思った理由

数年前、障害者の介助に加え、高齢者の訪問介護もしていた時のこと。ある日いつものようにおばあちゃんの車椅子を押して買い物に出かけた時に、ふと思ったのです。

「いつか私も車椅子に乗るのかなあ?乗るとしたらどんな車椅子がいいかなあ。どうせなら好きなものに囲まれたいな〜」

最近はデザインが良いものや機能性に優れているものもたくさんありますが、基本的にはコンパクトで邪魔にならないことを目指しているものが多いようです。車椅子の利用者さんも、電車やバス、エレベーターの中で自然と隅っこに位置を取っている気がします。実用性を考えるとやはりコンパクトな方が良さそうですが・・・。

でも。

でも・・・。

「たまには思いっきり邪魔でもいいんじゃない?ド派手でおかしな装飾で、車椅子ライフを楽しんでもいいんじゃない?」

そんな思いが数年間ぼんやりと頭の中に居座り続けていました。

そしてある時、私の目を横切ったのが、象の鼻テラス開館10周年記念企画『フューチャースケープ・プロジェクト』の企画募集。

象の鼻テラスの周りは広くてとっても開放感があり、いつも面白いイベントが開催されています。ここなら私のアイデアも受け入れられるかも!尚且つ実物で表現できる!そう考え、車椅子利用者の趣味や好みを全面に出した、手作り感あふれる車椅子のファッションショーを企画し応募しました。

通りました!!!


このプロジェクトで実現したいこと

2019年6月9日(日)象の鼻テラスの一角を使い、車椅子のファッションショーをします。

出演者は実際に車椅子を利用している方々です。

一人一人の趣味や好み、希望を聞いて話し合い、数人の友人の協力の元に制作しています。予算が無いので、なるべくダンボールや発泡スチロールなど、身近にあるものや要らなくなったものなど使用します。が、各作品のテーマにピッタリな素材が全部手元にあるわけではなく、10台分の材料費は大きいです。特に布の値段にはビックリ!

一人一人の車椅子は作りや大きさが少しずつ違います。体の機能に合わせて車椅子を特注する人もいます。付随運動(自分の意思とは無関係に体が動くこと)で手が出てしまう人は、その分余裕をもった大きさを計算します。車椅子を押す人が必要な人は、押す人の邪魔にならないような形を考えます。全部で10台分の車椅子につける装飾物を制作します。


当日のショーは1時間くらいの予定。一人一人自分の趣味や好みを背負った車椅子でランウェイを歩きます。司会を務めるのはミュージシャンの碧衣スイミングさん。チープなサウンドと独特の歌で、 各車椅子のコンセプトなど をおもしろ楽しく説明します。ショーが終わった後は、装飾車椅子の試乗も計画しています。


これまでの活動

武蔵野美術大学(空デ・ファッション科)卒業後、映像の編集会社に入社。空いた時間に会社の機材を借りて独学でアニメーション制作を始めました。
《過去の主な入選歴》
ASK?映像祭2012(久里洋二セレクション新人賞)
KUKI festival(ドイツ)
TOFUZI(ジョージア)
VAFI(クロアチア)
GOLDEN KUKEA-SOFIA(ブルガリア)
KIKI International festival for kids(クロアチア)


現在はコツコツ作品を送り、海外のフェスティバルへ応募しています。招待されたら訪れ、そこで友達を作るのがとっても楽しみなのです。こちらはジョージア(旧グルジア)の映画祭にて知り合ったアニメーターとアニメを勉強しているジョージアの中学生たち。色々な国の人たちに会うと視野が広がり、また何か作りたいな、とモチベーションが上がります。


こちらはベルリンの映画祭の子供向けプログラム。言語が違っても「そこで笑うのか!」と、とても勉強になります。

私自身、団体行動が苦手な割には、意外と大勢で何かを作ることも好きなようです。こちらは道後オンセナートというアートフェスティバルで、地元の商店街の方々とアニメ制作をした時のもの。温泉のキャラクターが主役のアニメで、それぞれのキャラに自分の顔を描いてるところです。→アニメーション『ゆだまん


SLOW LABELさんの企画で、タイにて4カ国(タイ・ラオス・カンボジア・ミャンマー)の知的障害者のある方や発達障害者のある方とアニメ制作をしました。キャラ作り、ストップモーション、効果音、セリフまで彼らが行い、最後は国境や言語を超えてみんなで協力して作り上げました。→アニメーション『POVO


リターンについて

【50,000コースについて】
・お店のCMやお祝いのメッセージビデオなどを30秒のコマ撮りアニメでお作りします。ヘルパーの仕事をしながら傍で制作するので、内容により期間は1〜3ヵ月かかります。納期はご相談させてください。

▼過去の参考ショートムービー
はやいおそい 
KUKI10周年お祝い動画 
▼その他参考作品
ワタシハトリ 
ネバーギブアップ 

資金の使い道

CAMPFIRE手数料をのぞき、制作費・材料費・作品運搬費、リターン兼記録用に作る冊子の制作費や印刷代、その他必要経費に使わせていただきます。


実施スケジュール

2019年6月9日(日)14:30〜 象の鼻テラスからパークにつながる通路にて開演。約1時間ほどのショーになります。支援の募集は象の鼻テラスのイベント”フューチャースケープ・プロジェクト”の期間最終日まで行います。

 最後に

車椅子に乗っている人は、なにかと「かわいそう」と思われがちですが、実際は皆それぞれ趣味や好みがあってご自分の生活を楽しんでいます。そんな様子が目で見てわかり、「かわいそう」→「面白い!」「わかるわかる!」という親近感になって、楽しい空間になるといいなと思っています。

<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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