2019/07/12 19:59

もうずっとガス欠気味なので、今夜くらいから体力作り始めよっかなーと考え中な
劇団やる気 制作のヒラセトモキです!

ま、考えてるだけですけどね!(あかんあかん)



さて、今年の作品「令和19〜いつもより多めに〜」の劇中にも
少しだけでてくるのですが、「三田」の地名の由来ってご存知ですか?


というわけで昨日に引き続き、本日も調べてみたシリーズをお届けいたします。

(て、てぬきしてるんじゃないんだからね!!)



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辞典類を調べると、「みた」はかなり古い時代からその名がみえるのに対して、
「さんだ」の地名はおおよそ室町時代以降の記録に残るようです。

市域の場合も現在のところ寛正7(1466)年の古文書にみえる三田村が最古で、意外と時代が下ります。

この三田村は江戸時代に三田町と南・北・東3つの三田村にわかれます。
現存する三田町のほかフラワータウンの三田谷公園の名前もその名残です。
本来の三田村の範囲は、ほぼ市史第6巻の口絵5の絵図の範囲と考えられます。

またその読み方は、江戸時代初期の時点で「さんだ」と読まれていたことも確認できます。



わがまち三田の由来については、三田地区の 金心寺に伝わる弥勒菩薩坐像にまつわる恩田(おんでん)・悲田(ひでん)・敬田(けいでん)の三福田(さんぷくでん)に由来するという有名な説があります。

このように仏教語などに用いられる田の音は「デン」であるのに対して、「た(だ)」は日本固有の読み方です。

一方の「サン」は、可能性としては数字を示すか、他の言葉の音にあてたかのどちらかだと考えられます。

数字とするならば音読みの「サン」と日本固有の訓である「た」の組み合わせは異例と言えます。
この様な場合は三ノ宮のように、本来は名詞の前に「の」を置きます。それでは「サン」は別の意味の言葉の音に対するあて字なのでしょうか。



三田は左右対称・全部で8画の大変親しみやすい地名ですが、その意味を探るのは意外と難しいようです。

(生涯学習支援課 市史編さん担当)

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今回はWikipediaではなく、三田市役所の生涯学習支援課 市史編さん室の文章から引用をさせていただきました。


三田市の地名の由来だけではなく、その不思議なところまで書かれた魅力的な文章でしょ?



三田という左右対称全8画の親しみやすい地名ですが、探っていくといろんな秘密がでてくるようです。

それは「令和19〜いつもより多めに〜」も全く一緒。

噛めば噛むほど味わいのでてくるストーリーになっています。三田市民はもちろんですが、その他の街の方にもぜひご覧になってもらいたいです。




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劇団やる気 第3回公演
令和19~いつもより多めに~


日時
 2019年8月16日(金)19:00~
 2018年8月17日(土)13:30~/17:30~


会場
 郷の音ホール 小ホール


入場料
 1500円(当日2000円)


チケット販売
 郷の音ホール チケットセンター(tel:079-559-8101)
 劇団やる気(tel:050-5867-2946)  
 劇団やる気HP(https://gekidan-yaruki.wixsite.com/yaruki/) 



主催
 劇団やる気


後援
 三田市・三田市教育委員会・三田市観光協会