2019/10/29 01:43

クラウドファンディングも残すところあと二日。
達成率は88%、やっとここまで来られました。

ここまで来れたことに感謝申し上げます。
仕事の都合もあるので、すんなりと進まないことは分かっていますが、焦らず行きます。
1台は田んぼに移動して、水が引くのを待つばかり。
もう1台は、あと少しで完成。
どちらも、製作段階での実験は終了しているので、田んぼでの試験を待つだけです。

きれいに播種できたのか、芽がそろって出てくるのか、収穫量はどうなのか。
最終的に経営に利益をもたらしたのか。
そこまで調べないと、いい機械かどうかはわかりません。
結果を見て、どこに問題があるのか、どう改善すれば農家に受け入れられるのか。
農業機械に限らず、道具や機械というものはそういうものです。

今日も播種機製作に行きました。
政府の一番偉い方のおうちの前を通って行きます。
まあまあきれいな道を抜け、
でも、農場の入り口は工事中のためバイクしか通れません。
奥に見えるが私の作業場です。
近くの工場の作業員が住んでいるので、いつもこんな風に散らかっています。
切断機の刃を交換して、
部品庫の棚を作ります。
作った部品や材料を整理しないと、工具箱を置くスペースがなくなりました。
試験栽培中のサトイモ。そろそろ収穫して試食します。来年は増産予定です。
今日も、バイクタクシーで帰ります。
ここは、数年前までは湖でした。開発が猛スピードで進んでいます。
夜は、プノンペンに最近できた動物病院の院長さんと夕食。ご出身は北海道です。

残された二日間、
でも、播種機製作の予定は淡々と進みます。
多くの方々にお仕事をいただき、カンボジア農業の情報をできるだけ正確にお伝えし、
還暦過ぎの私のライフサイクルは変わりません。
農業は長い年数と、代を重ねた農家の営みの先に続くものですから。
さあ、明日はシェムリアップへカシューナッツ畑の様子を見に行きます。
日本では想定できないことがカンボジアの普通です。
そう、日本の常識は日本でしか通用しないのですから。
あ、農業の常識はかなり日本に近いと感じますよ。
では、繰り返しますが、あと二日間、よろしくお願いします。