今日は休みで、奈良県下多古川へ、沢登りに行ってきました。
そこで、今回の為に購入したGarminインリーチミニの練習してきました。
今までのDolpo滞在2ヶ月などでは、衛生電話を持たず連絡手段はない状況で行ってましたが、今回は今までにない長期で厳冬期と言うことで購入しました。
機能について・・・
イリジウム衛星網を利用した位置情報付きの双方向メール・システムで、SOS 送信もできて、本体に地図表示が可能なので、独立したGPS としても利用できる。
共にスマートフォンとBluetooth 接続すると楽にメールが作成でき、また、Earthmate というアプリは独立したGPS アプリとしても利用可能である。
今までのDolpo横断では、GPSで現在地をはかり、それを5万分1の地形図に落としこみ、手書きで書き込んで、読図しながら進んで行った。
ガイドは雇っているが、道は知らなくて地図も見なく、彼らは出会った人に道を聞くというスタイルが多い。
しかし、無人地帯になると聞く人がいない、笑。
夏だと、現地のポーターや馬方は、カルカ(放牧地)があるので道は覚えているが、私には行きたいルートがあるので、それを伝えてバランス良く進む。
しかし、その道知らない、そこは遠回りだから嫌だ、など多々ありで、
たまにはぐれたり、彼らが行き過ぎて道を間違えたりする、だから現在地は必ず必要。
私が歩くのが遅くバラバラになるので、ガイドでさえ道がわからなくなり、分岐点で待っていたりもする。
ネパールの5万分の1の地形図は、今まで行く度に、行きたい地域を購入してきて集めて、
それがまた楽しくて、数年かかったところ・・・、今ではなんとネットで無料である、笑。
ショックだった、なんと言うのだろうか、グーグルアースが出た時なんて、ヒマラヤが全裸になったように衝撃だった。
頑固親父!?のように、受け入れられへん・・・って思うほどだった。笑。
アプリで一瞬にして現在地と地形図がわかってしまう、そして無料、とんでもなく面白くない時代になってしまった、なんて思っていた。
便利ではあるけど、面白みに欠けるからデーターでは見ないことにしてきたが、、、
2016年のDolpo横断で満足しているから、今回は両方使ってみようと思っている。
ただ、電気がないので、全てソーラー充電となり、カメラのバッテリーを一番にしたいので、このGPSは、メール機能を一番として持って行く。
予備に今までのGPSも持ちます。(地図入れてないけど)
電波のないところで、メールが出来るって凄い。
今日は、沢の中でちゃんとメールの送受信が出来るか確認してみた。
ある程度、空が開けているところ、時間は10~15分かかっていたが出来た。
出発までに、何回も練習して行こうと思います。