長く続いた梅雨が明けて、眩しいばかりの太陽光が降り注ぐ暑い夏がやってきました!昨日は映画のプロモーションのため、鎌倉から稲村ガ崎までのカフェ、サーフショップ、海の家を訪ねてきました。海の家ではたまたまオーナーが食事をしていたので、食後に時間をいただいて、未来の話をしてきました。7年前に石巻に頻繁にボランティアとして来ていた懐かしい面々にも会うこともできました。今回紹介するのは映画FREEDIMがノミネートしている映画祭「マルタ映画祭」の開催地であるマルタ共和国についてです。マルタ共和国マルタ共和国はイギリス連邦の国の一つで、地中海に浮かぶ小さな島国で、宮古島の2倍、屋久島の2/3程度の面積です。レンタカーすれば楽々一周できそうです。城塞化した古い街並みに佇む教会やマリンブルーの海の色を見るだけでウキウキしてきます。首都バレッタ旧都市イムディーヌには中世の町並みがそのまま残されたような空間があり、束の間のタイムトリップを楽しめそうです。イムディーヌそして個人的に興味があるのは小さい範囲に20以上も存在している史跡です。「これまで世界最古の巨石遺跡はエジプトのピラミッド群とされていましたが、マルタの遺跡はそれより1000年以上前のものということがわかっています。マルタの遺跡の文明は、エジプト文明やシュメール文明がはじまるずっと前に存在していた謎の文明なのです。」(Lineトラベル.jp引用)「グラディエーター」などのハリウッド映画の撮影地として利用されてきた、マルタ共和国で開催される映画祭に参加できることは、願ってもいないことです。最後まで書いてみて、まるで観光にでも行くような印象を与えてしまったと思いますが、一番の目的はマルタ最大のインディペンデント系映画祭に参加して世界の映画関係者と出会うこと!どんな出会いがあるんだろう?FREEDIMに新しい展開が拓けるかな?そんな思いが頭を巡ります。クラウドファンディングも残り2週間を切りました。引き続きのご支援・シェアをよろしくお願いします!
今回の活動報告は、クラウドファンディングのリターンのひとつでもある映画FREEDIMオリジナルのハーブ・ブレンド「トロピカル・ブレンド」の素材探訪についてです。南国のハーブを中心とした、世界でココにしかないハーブ・ブレンドを実現するため、昨年の暮れからベリーズ、ハワイを訪れ、現地で自生するハーブを探してきました。ハーブに関する類稀なる知識を有するラスタ・ハーブマンハワイアン・ハーブのMamaki(ママキ)レゲエ発祥の地ジャマイカ由来のハーブも取り入れたいと考えていた折に、ジャマイカ情報センターで理事を務める中山雅代さんのオススメということでジャマイカのスーパーフード「カラルー」について紹介してもらいました。Callaloo(カラルー)カラルーは、少し噛みごたえのある葉と、あっさりとした食感の茎が特徴の植物です。インターネットで検索したところ、日本でも少しずつ認知度を上げていて、成分や料理法について簡単に情報を集めることができます。カラルーには食物繊維が多く含有され、他にもマグネシウム、鉄分、カルシウムなどのミネラルが豊富で、かつ滋養強壮やデトックスに強いアスパラギン酸などの栄養素を含みます。カラルーを日本でも育てている人がいるとは聞いていたものの、これまでなかなかご縁に恵まれませんでした。しかし、その日は突然やってきました。5月に代々木で開催されたジャマイカフェスで、カラルー愛に満ちたFresh Callalooの中じま大輔さんを、雅代さんに紹介していただいたのです。大輔さんはカラルーを栽培するだけでなく、外資企業にカラルー料理を提供するなど、カラルーの普及促進活動にも熱心な方です。人間の子供と同じく、植物も育った環境に大きく左右されると思います。この人だ!と思いました。僕たちの目指すトロピカル・ブレンド実現のために、大輔さんが育てるカラルーへの強い関心を伝え、収穫時期の再会を約束して、その場を後にしました。画像はイメージですこのブレンドを担当するのは、ハーバリストのAlysaです。僕の嫁として陰ながらこの映画配給活動をサポートしてくれる公私ともに良きパートナーでもあります。Alysaは日本全国にチェーン展開するハーブ店でトップの営業成績を何度も達成し、10年勤め上げた後に独立。その後インドではアーユルベーダを、ハワイではロミロミを学び、昨年の映画祭で訪れた自然豊かな未開の地ベリーズでは自然を愛するラスタのハーブマンから現地のハーブについて教わっています。僕たちと行動を共にしていた別のハーブマンいわく、このラスタのハーブマンが死ねば、植物に関する多くの知恵が失われる、というほどハーブ界にとって重要な人物だそうです。手前味噌ですが、Alysaはたくさんの実体験を重ねた上でハーブや心身に関する豊かな生きた知識を学んできた現場派の日本屈指のハーバリストだと思っています。インドの生姜加工場にて「カラルーの収穫時期が近づいて来た」と大輔さんから連絡を受けたのが6月下旬のこと。僕たちが実際に神奈川県にある大輔さんの畑を訪れたのは7月中旬の週末でした。無農薬・無肥料の畑では、たくさんの昆虫が僕たちを出迎えてくれます。昆虫好きの僕にとっては、一日居ても飽きない場所です。そして虫たちと共存するように落花生、赤ジソ、レッドキドニービーンズなどたくさんの植物が育っています。たっぷりの愛を受けて育くまれたカラルーはすでにAlysaの身長を超えて大きく育っていました。ほうれん草のような植物と聞いていたので、この大きさにはビックリ‼︎成熟すると茎は5センチ以上、背丈は3m近くまで育つ個体もあるそうですカラルーを乾燥させて、ハーブ・ブレンドとして利用する試みは、世界でも稀なことだと思います。自然の恵みで身体を癒したい!カラルーの魅力をより広く伝えたい!そして、映画の海外展開を応援してほしい!そんな前向きな取り組みです。クラウドファンディングを立ち上げる前に、いろんなウェブサイトを参考にしましたが、そのひとうに「クラファンをやると友達を失う!」と書いてあるサイトがありました。でも僕たちはクラファンをやったことがきっかけで、以前にも増して強力な仲間との出逢いに恵まれていて、何物にも変えがたい人財という財産を築くことが出来ています。雅代さん、大輔さんとのご縁に心から感謝です‼︎
映画コメントを追記しました。コメントを書いてくれたのは、久留米大学准教授で人類文化学者として、世界各地に身を投じて研究し、ラスタファライに関する本などを多数執筆されている神本秀爾先生と、日本の大地に足をつけたラスタ系のコンシャス・メッセージとユーモアのあるリリックが特徴のレゲエ・シンガーKARAMUSHIさんです。記載している場所は、本文中段の出演者紹介の少し後ろです。https://camp-fire.jp/projects/view/156509そして僕が高校生の時、初めて行った名古屋市・栄のクラブでライブをしていた三木道三さんこと、DOZAN11さんからのコメントもあるので、まだ読んでない方はチェックして下さい。
何ヶ月も前から準備していた仕事が、相次いでキャンセルになり、ポッカリとスケジュールが空いたので・・・(涙)ここは、レゲエ・ミュージックから教わった前向きさを胸に、不測の事態も乗り越えます!2008年ロサンゼルスにて撮影そんなわけもあって日々の余裕のある時間を使って、街へ繰り出しては映画のフライヤー配りに励んでいます。先月末のジャマイカ・フェスティバルから配布をスタートして、吉祥寺、高円寺、新宿と練り歩き、ようやく1000枚を配り終えました。かつてに比べて街からは紙媒体を扱う場が少なくなったように感じていましたが、意外にもたくさんのお店にフライヤーを置かせてもらうことができました。また日本のレゲエ・ミュージックのシーンが小さくなったと思い込んでいましたが、老若男女のミュージシャン・DJ・MCたちと知り合い、まだまだレゲエ好きやラスタが各地に根付いていることを知り、嬉しく思い交流を楽しませてもらっています。次の目標は渋谷、下北沢、そして各地で開催されるレゲエ・イベントに顔を出して、草の根告知活動を続けることです。吉祥寺 ワールドキッチン BAOBAB吉祥寺 Bar Cheeky高円寺 LOS APSON?このクラウドファンディングを通した告知活動は、映画の宣伝に直結しています。そんなこともあって今回のトップ画像は告知フライヤーの背面とさせていただきました。映画に関するいろんな情報が載っているので、お時間のあるときに見てください。次回は映画祭について、パトロン限定で内情というか、実情を語りたいと思います。不安定で刺激的なこのプロジェクトの活動の過程を、ご支援者の皆さんに楽しんでいただけるよう、ネットを介してではありますが、できる限り情報をアップデートしていきます。今後ともよろしくお願いします。