「はままつ仕事図鑑」7月の創刊に向けて着々と準備が進んでいるところです。
もうまもなく、はままつ仕事図鑑の特設サイトも公開となる予定ですので、公開となりましたらあらためてこちらでご紹介させていただきますね。
さて、こちらの活動報告では、取材させていただいた会社さんをいくつかご紹介させていただいています。
今回、ご紹介させていただくのは中区相生町にある「hiro furniture」さんです。
家具ブランドとしてスタートしたhiro furnitureさんですが、その圧倒的な世界観に魅せられるファンの方は全国にどんどんと広がり、現在は家具づくりにとどまらず、ショップのプロデュースや住宅建築、外構・庭づくりなど、手がけているものは多岐にわたっています。
浜松市内や近郊で見かけるカフェや美容院など、hiro furnitureさんが手掛けられたものも多く、知らず知らずのうちに見かけたことがある方も多いと思いのではないかと思います。
そんなhiro furnitureさんのショールームを訪れると、お店の前に立つだけで、独特な空気感をいっぱいに感じられます。木や鉄、モルタルなどを使ったシンプルで洗練された空間に、たくさんの家具が並んでいます。
ここで取材させていただいたのは、建築士のお二人と、家具職人さんです。
若い世代のみなさん、いずれももともとは別の仕事をされていたそうですが、自分らしいはたらきがいを求めて、hiro furnitureさんで働くようになりました。
お話を伺うほど、みなさんにはhiro furnitureの世界観がしっかりと浸透していることが感じられました。
それは、デザインセンスやものづくりに対する感度といったものはもちろん、ひとつひとつの仕事に対して込める想いや、お客さまに対する姿勢など。そしてなにより、自分たちがものづくりに楽しく携わっていることが伝わってきます。
それは、代表のヒロさんのこんな言葉にまとめられているのではないかと思います。
「良いものを作るっていう気持ちが一番大切なんです。作業に追われると、必ず雑なものになってしまうし、つくり手に余裕がないと、いいものは生まれません。もちろん効率よく作業してもらうことは必要だけど、大切なことは『hiro furnitureに頼んで良かった』と思ってもらえるものを作ることだから。」
力を発揮できる環境づくりにもとりくまれているからこそ、一層大きなブランド力につながっているのだと思います。
他には真似できないような圧倒的な世界観も、それを作り出しているのはチーム。そんなhiro furnitureのものづくりに携わるみなさんの活躍については、ぜひ書籍でご覧くださいね。