クラウドファンディング100%の達成の記念として大阪十三の第七藝術劇場で『ソウル・フラワー・トレイン』1週間上映をやってもらえます。7/20(土)~26(金) 土日 20:00(~21:45終) 平日 19:15(~21:00終)★連日トークショー開催予定映画の関係者との思い出話や、様々なジャンルの人と関西インディーズシーンの事やクラウドファンディングのことなど切り口豊富に語ります。 登壇予定者:・連日 西尾孔志(監督)・20(土) 堀口徹さん(建築映画探偵)・22(月) 若旦那家康さん(舞台制作者・コトリ会議)・23(火) 咲世子さん(ユキ役)・24(水) 寺井隆敏(シネマプランナーズ代表)、前田和紀(プロデューサー)・25(木) 岩淵拓郎さん(編集者)・26(金) 上原三由樹さん(脚本家)一般¥1500/会員¥1000お待ちしてます!
7月7日の七夕の日に、大阪市此花区の福祉支援センター《働楽》さんで『ソウル・フラワー・トレイン』の上映会をして頂きました。スクリーンは針金にシーツをかけたもの、スピーカーは僕が家から持ってきたもの、などメチャクチャ手作りなイベントで、雰囲気もすごく良くて、ほんまに楽しかったです(*^^*)地元の方も含めて15人くらいの上映会は、主催の石井さんがこだわって淹れてくれた珈琲の香りがただよう中、映画とトークとライブの約3時間のカオス(笑)この感じ、昔、フェスティバルゲートにあった頃のココルームやら、関西ゼロ世代の頃のイベントでよく味わった「なんでこの組み合わせ?」という面白さ。いや本当、一番楽しんだのは主催者たちかも。(働楽の阪さんに主催の石井さんとその仲間、イベントが終わってからも最後の最後まで残って下さったお客様方と)そして、この様子をFacebookにアップしたところ、なんと『1日上映権』(¥50,000)の新しい支援者の方が現れました!嬉しすぎる!!上映会には行けないのですが、スカイプを使ってのアフタートークをさせてもらうことに。それぐらい無償でさせて頂きます!!皆さんとお話できるのが楽しみです。
今回のクラウドファンディングを応援してくれている知人が、此花区にある障がい者福祉作業所の《働楽》さんで、『映画と音楽と珈琲を 働楽で楽しむ 七夕の夕べ』というイベントを企画してくれました。此花区は大阪市の西端にあり、三方を海と川(淀川と安治川)に囲まれ、埋立地が何割かを占め、もともとは工場や倉庫が多い場所です。近年はユニバーサルスタジオジャパンが出来て観光客でワンサカ賑わっています。一方で古くからの住宅地も残っていて、最近は若いアーティストが古民家を利用してアトリエを構えたり、文化発信の場が増えてきて《アートのまち》としても認識されつつあります。だから《働楽》理事長の阪さんも、地域に文化活動を増やしたいと願う方で、今回の映画上映も「今後も古い映画の上映会とかをやっていきたいのでそのキッカケとして」と快諾下さいました。映画『ソウル・フラワー・トレイン』は、カルト的人気の『MINDGAME』で知られるマンガ家のロビン西さんの中編マンガを原作にしているので、サブカルチャー好きなお客様も多いですし、少年ナイフや赤犬、DODDODOなどの関西の人気ミュージシャンが参加しているので、音楽好きのお客様も多いですし、名優・平田満さんが主演の人情喜劇なので、年配のお客様にも好評いただいています。あと、僕が自主映画作家だった頃から気にかけてくださっていた硬派な映画ファンのお客様にもお越しいただきました。そんな本作で僕が意外なオファーだと思ったのが、LGBTをテーマに扱った映画祭に2箇所、招待された事でした。確かにLGBTの人物が出てきますが、映画の中では3シーンくらいの少ない登場です。で、主催の方に聞いたところ「その描き方が良かった」と。LGBTが原因で対立したり、事件になったり、という事でなく、ただそこに、そういう人が「普通」にいる。そういう描き方が「嬉しかった」と。確かに、僕はこの映画を作るときに、在日韓国人のおっちゃんや、保護観察を終えた女の子など、いろんな人が「普通」にいる大阪を描こうと思いました。自分の実感として、大阪がそういう場所だからです(僕は鶴橋というコリアンタウンのある土地に住んでいます)。なので、今回の福祉作業所での上映会は、僕の中でその延長線上のオファーな気がして、嬉しく思っています。当日は地元のお爺ちゃんやお婆ちゃんも来てくれたら嬉しいなぁ。7月7日が楽しみです。『映画と音楽と珈琲を 働楽で楽しむ 七夕の夕べ』▶︎ https://www.facebook.com/events/451237415439012/監督 西尾孔志
三日前、京都市右京区山ノ内にあるBlu-ray制作会社に打ち合わせに行ってきました。大阪からだと2時間ちかく。メールや電話でもやりとりできるのですが、大事な大事な我が子みたいなソフトなので、細かいことまで聞いておきたく、直接行って顔を見ながらお話ししてきました。で、印象としましては「頼り甲斐がハンパねぇ」でした。丁寧で誠実。僕のような技術音痴にもわかりやすく、細かい見積もりも何パターンも出してくださって、ほんと来た甲斐ありました。さて、会社の場所なんですが、京福電車の嵐山線、通称「嵐電(らんでん)」の沿線。僕は脳みそが「運命脳」なので、「わぁ!『ソウル・フラワー・トレイン』の阪堺電車と同じ路面電車やん!縁を感じるわ〜!」とテンション上がりました。(『ソウルフラワートレイン』で幻想の阪堺電車の撮影のため、スモークを焚いた車内)今ちょうど、鈴木卓爾監督、井浦新さん主演の映画『嵐電』が公開中ですが、電車って自動車よりもあの世とこの世を繋ぐ乗り物の感じがするんですよね。乗せられて進んで行く感じとか、レールの上を進む感じとか。まぁ電鉄会社の人からしたら「縁起でもない!」と怒られるかもですが(笑)そういうドラマになる乗り物がそばを通る場所にある会社。『ソウルフラワートレイン』にぴったりじゃないでしょうか。西尾孔志