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「伊豆大島」の高校生が、パッションフルーツの実験栽培用ビニールハウスを建てたい!

伊豆大島で社会問題化している「耕作放棄地」を活用し、高校生がパッションフルーツ作りに挑戦! 島の特色ある自然環境を生かして、「温泉水」を利用した栽培など、若い新しいアイデアで、今までにないチャレンジを行います! この挑戦のサポーターになってくれる方を大募集します!

現在の支援総額

586,500

117%

目標金額は500,000円

支援者数

59

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/05/15に募集を開始し、 59人の支援により 586,500円の資金を集め、 2019/06/25に募集を終了しました

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「伊豆大島」の高校生が、パッションフルーツの実験栽培用ビニールハウスを建てたい!

現在の支援総額

586,500

117%達成

終了

目標金額500,000

支援者数59

このプロジェクトは、2019/05/15に募集を開始し、 59人の支援により 586,500円の資金を集め、 2019/06/25に募集を終了しました

伊豆大島で社会問題化している「耕作放棄地」を活用し、高校生がパッションフルーツ作りに挑戦! 島の特色ある自然環境を生かして、「温泉水」を利用した栽培など、若い新しいアイデアで、今までにないチャレンジを行います! この挑戦のサポーターになってくれる方を大募集します!

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目次
1.ご挨拶
2.プロジェクトを始めた理由
3.支援のお願い
4.応援のメッセージ
5.資金の使い道
6.最後に
7.リターンについて
東京都立大島海洋国際高等学校 海洋国際科国際系3年 黒澤礼央 と申します!

2017年に東京都千代田区から伊豆大島に、親元を離れ1人で移住しました。島では寮で生活しています。

(伊豆大島を彩る椿)
僕は現在、島の農家の方にパッションフルーツの苗を寄付して頂き、高校の施設内で栽培しています。

見ての通り、手狭なスペースです。

東京の中心地「千代田区」から、四方は綺麗な海に囲まれ、コンビニエンスストアもない「伊豆大島」に移住しました。そして、のんびりとした時の流れ、雄大な自然、優しくて暖かい島民、島の様々な魅力に惹かれ島を大好きになりました!

本当に素晴らしい資源で溢れている伊豆大島。しかしまだまだ、十分に活用されていない資源もあります。

(イラスト提供 Mitsuki Sakai )

学校の授業で、伊豆大島の課題解決を考える時間がありました。その中で僕は考えつきました!

伊豆大島の特性である、火山を活かして地域を活性化させたい。そうだ!温泉を活用した農業をしよう!

こうして僕の挑戦は始まりました。

(イラスト提供 Miho Baba )※温泉活用のイメージ図

実は、温泉を利用した栽培には3つの利点があります。
多くの農家さんが、ビニールハウスで作物を栽培する時、ハウス内の気温を一定に保つために、石油系の燃料を使用します。もちろん環境に優しくないし、原油価格は乱高下します。農家さんにとって、とても大きな負担になっているんです。でも、温泉を熱源として利用すれば、環境にも優しいです。また、農家さんの金銭面の負担を軽減できるかもしれません。研究をして、証明したいと考えています。温泉水には比較的高濃度のミネラルが含まれています。温泉水で育った作物はミネラル分が豊富になるんです! また、この成分は害虫除けにも効果があるんです!(島根大学の研究で実証済です。)
最近は、消費者の健康・安全志向により有機農産物の需要が高まっています。そこで化学肥料・化学農法に代わる天然成分に由来する生産資源の開発と、農法の確立が急務となっています! 伊豆大島の温泉水は、まさにこのポテンシャルを秘めた貴重な資源なのです!!
伊豆大島の温泉には塩分が含まれています。適度な塩分による、作物へのストレスは、糖度アップが期待できます。薄めた海水を、ミカンに与えて栽培している地域もあります。(「海水みかん」で検索してみてください。)(イラスト提供 大岩ピュンさん)

伊豆大島の温泉を農業に活用すれば、ミネラル分が豊富で糖度も高い、最強の「伊豆大島温泉ブランド」が生み出せると確信しています! この「温泉利用農業」は色々な作物に活用できる、夢の広がるアイデアです。

まず、実際にこの農法を「パッションフルーツ」で実験しよう! と僕は考えました。

(パッションフルーツ)

その理由はいくつかあります。まず、パッションフルーツは南国の果物です。日本国内でも、沖縄県や小笠原諸島などが代表的な産地として有名です。冬場には、最低気温が5度を下回ると凍傷を起こすと言われています。冬場、霜が降りるような伊豆大島で栽培しようとすると、ビニールハウスと、冬季には暖房設備の使用が必要不可欠です。

木更津「JBK FARM」のパッションフルーツ栽培の様子

しかし、「温泉」が利用できれば、石油の暖房設備無しに、そんな寒い冬も乗り越えることが出来るのです。温泉水をつかえば、石油燃料を使わずに、伊豆大島でも美味しい南国のフルーツが栽培できる! ということを示したいんです。また、僕はパッションフルーツが大好きです。栽培することに、興味があったということも大きな理由の一つです。

こうして僕は、島の耕作放棄地を活用して、島の温泉を利用したパッションフルーツ栽培しよう! と決意しました。

けれど、僕はこれまで農業の経験など全くありません! そこで、パッションフルーツ農家の方に苗の作り方から、植え方、受粉の仕方など、一から学んでいます。

地元「伊豆大島」の農家、小坂さんから、パッションフルーツの栽培方法を学びました

木更津「熱帯村」のJBK FARMさんからパッションフルーツの栽培方法を学びました。)

そして、栽培実験用に苗を頂き学校の施設内で栽培実験を行っています。

8本の苗を、小坂さんに実験用として無償で頂きました。本当にありがとうございます!!


そして次のステップへ。

ビニールハウス内の温度変化、温泉水がパッションフルーツにもたらす影響など、もっと将来の島のために、研究し、学びたい!と思っています。けれど、今の場所では、狭くて研究を続けることができません。そこで、地域の遊休農地(耕作放棄地)を借りて、ハウスを建てさしてもらうことになりました。

(実際の研究予定地。1184m²) 

この土地(予定地)で、パッションフルーツ栽培の研究を行い、将来は温泉を活用した次世代農園を開業することが僕の目標です。

また、温泉だけでなく、「資源の島内循環」を目標に、伊豆大島の様々な素晴らしい資源を活用した農園を開業したいと考えています。


実際に、現在育てているパッションフルーツの土には、島内の牧場で頂いた馬糞で作った堆肥が含まれています。

 (三原山 ブルーヘイズ農場の平山さんに説明を受けながら、馬糞の堆肥を頂きました。ありがとうございました!)

島にはまだまだ、素敵な資源がたくさんあります! それらの力を合わせて栽培が行えれば、そこで出来た作物は、どこの産地にも引けを取らない素晴らしいものになると思います!

(耕作放棄地の開墾をしています。)そもそも、なんで島の高校生が急に農業をはじめたいと思ったの?と疑問に思う方がほとんどだと思います。

先に紹介しましたが、私は高校入学から伊豆大島に移住しました。伊豆大島の中でも人口の少ない、南部地域で生活しています。実際に生活してみて感じる島の過疎はすさまじいものです。

歩いていて、人とすれ違うことがほとんどない。たまにすれ違う人のほとんどがお年寄り。

そして多くのお年寄りの方がこう言います。「昔の伊豆大島は栄えてたんだぞ」と。
自分の大好きな伊豆大島に活気を取り戻したい!そのために僕たちの世代にできる事って一体なんだろう?!

1950年に12000人だった人口も、現在は8000人を割り、2060年には4000人になると予想されています。2010年には総務省に「過疎地域」にも指定されました。少子高齢化・人口の東京一極集中により、伊豆大島は過疎の一途を辿っています。

この悪い流れを断ち切れるためには、僕たち若い世代が勉強をして、新しいチャレンジをしていく必要があると確信しています!

(僕たち島の高校生が、島の未来を担いたい!)

きっと伊豆大島だけでなく、多くの離島でも同じような社会問題が起こっています。

僕は、このプロジェクトを通して「伊豆大島温泉ブランド」を確立させ、伊豆大島の振興に寄与したいと考えています。また、この活動を積極的に発信し、全国の離島に住む同世代の若者たちに何度も、何度も、本気で訴えかけていきます! 「島の魅力を僕達で発信しよう!」

この活動が、全国の離島の再生のきっかけになると信じています。

この「温泉利用農業」を実現するために、進路は四年制大学農学部を志望しています。進学先で勉強をして、島の方々の協力を得ながら、研究を続けたいと考えています。

高校生の僕に、力を貸してください!島のために、もっともっと学びたい。しかしビニールハウスを建てる資金がありません…。そこで、CAMPFIREで資金を募ることにしました。春休みに参加したStartUpBaseU18で出会った、水門 菜花さん(StartUpBaseU18代表)と、森 真悠子さん(株式会社まつりば代表取締役)から応援メッセージを頂きました!


『プロジェクトオーナーの黒澤君とは2019年3月に実施したStartupBaseU18(高校生・高専生向け起業体験プログラム)で出会いました。2日間で、全国の離島を盛り上げるための事業を提案し、高い評価を得ていました。しかも彼らは、プログラムが終わって次の日に「全国離島コミュニティislandi」を立ち上げ、行動力と熱意で驚かせてくれました。そんな彼が温めていたアイデア「温泉水を利用したパッションフルーツ栽培」がクラウドファンディングの挑戦を機に爆速で動き始めました!彼ならきっと成し遂げてくれると期待しています!応援しています!』


パッションフルーツの栽培方法を教えてくれた地曵さん(JBK FARM木更津袖ヶ浦熱帯花き果樹研究会 熱帯村)から応援メッセージを頂きました!


『島で、高校生が大きなプロジェクトを立ち上げようとしています。農業で地域を盛り上げる。千葉県木更津でパッションフルーツを育てている私たちも、同じ方向を向いています。彼の大きな挑戦に向けて、私も応援します。』
ご支援いただいた資金につきましては、

▼ビニールハウスの購入費(10万~40万円)

▼ビニールハウスの運送費(2~5万円)
▼ビニールハウスの設営費(0円)

※ビニールハウスの設置は、大人の指導のもと、自分たちで設営しますので、費用はかかりません。

▼ステッカー・Tシャツ作製経費(10万円)

▼サンクスイベント開催費(5万円)

▼諸経費(2万円)

に使わせていただきます。

※ビニールハウスの金額は、新品で島外から購入した際の目安です。中古品の購入や、島内に放置された未使用ハウスの移設も地域の方に相談し、購入費と運送費を抑えようと思います。

※キャンペーン中のため、クラウドファンディングの手数料はかかりません。(0円)最後までご覧頂きありがとうございます。

今回の挑戦をする上で、本当に多くの方々に協力して頂きました。最初はWordでA4用紙2枚にまとめた「温泉利用農業」の提案を、多くの方の協力のおかげで、実際のプロジェクトとしてスタートさせることが出来ました。

この場を借りて、ご協力頂きました皆様にお礼をさせて頂きます。

地元農家の小坂さん、農園の見学と苗の寄付、ありがとうございました!頂いた苗を大切に育て、研究に活用させていただきます!

ブルーヘイズ農場の平山さん、牧場での貴重な体験と、馬糞の堆肥の寄付、ありがとうございました!とても勉強になることが多かったです!

Start Up Baseの水門さん、森さん、CAMPFIREに挑戦する上で、様々なアドバイスとご協力、ありがとうございました!おかげさまで、プロジェクトをスタートすることができました。

離島キッチンさん、島のアイスクリーム屋「トリトン」さん、イラストレーターの大井さん、CAMPFIREに挑戦する上で、リターンの点でご協力頂き、ありがとうございました!おかげさまで、素敵なリターンを作ることが出来ました。

学校の先生方、同級生のみんな、実験の手伝いや農作業などを手伝っていただき、ありがとうございました!とても力になりました!

伊豆大島南部出身の中里さん、起案以降ご指導、ご協力頂きありがとうございました!全力でサポートしてくれたおかげで、自分のアイデアの実現に向けてスタートを切ることが出来ました!

その他、多くの方々にご協力頂きました。そして応援していただきました。皆様の力がなければ、こうしてプロジェクトをスタートすることが出来ませんでした。本当にありがとうございました!

そして、僕には大きな夢が出来ました。「伊豆大島を盛り上げる」という、本気の夢です!たくさんの人に応援の言葉を頂き、これからの伊豆大島を担う1人として、大きな使命感を抱きました!夢に向かって、全力で研究に取り組ませて頂きます!
当チャレンジは『islandi』のアカウントで行っています。islandiとは2019年4月に創設した全国離島の若者が集うコミュニティです。「i」が人を表しています。『人と人とが島を繋ぐ』という想いが込められています。islandiは、全国離島の若者のチャレンジを応援します。当プロジェクトはislandiで行う第1弾のクラウドファンディング挑戦です。是非、応援よろしくお願い致します。
★「オリジナルステッカー」について

伊豆大島在住の漫画家イラストレーター、大岩ピュンさんにイラストを描いていただきました。



「あん娘(アンコ)」とは、「お姉さん」という意味です。伊豆大島では昔から、女性が働き手として活躍し、島の暮らしを支えてきました。働き者で、たくましく、頼りがいのある「姉っ子」が訛って、「アンコ」になったそうです。僕も将来はアンコさんのように、島のためにがんばって働きます!

こちらのステッカーを、2枚1組で皆様にお贈りしたします!


★「オリジナルTシャツ」について【デザイン①】

アンコさんの衣装をモチーフに、友達と「BOXロゴTシャツ」をデザインしました!

【デザイン②】

islandi×挑戦地シリーズ第1弾。「islandi×伊豆大島Tシャツ」です。今後、当アカウントにて、全国離島の若者がCAMPFIREに挑戦する際には、「islandi×〇〇島Tシャツ」のリターンを予定しています。第1弾の伊豆大島から、今後挑戦は全国の離島へと広がっていきます。

islandiとは、全国離島に横のつながりをつくり、離島の共通課題を解決するために、高校生が発起人となり、結成されたグループです。

(全国離島コミュニティislandi)

※[ S / M / L / XL]よりご希望のサイズと、2種類のデザインからお好きな方をお選びいただけます。


「感謝のメール」&「ビニールハウス設置のご報告」について

ご支援いただきました皆様に、「感謝のメール」を差し上げます(7月予定)。また、ハウスを設置しましたら、経費内容も含め、速やかにご報告致します(9月予定)。


離島キッチンで開催予定の「サンクスイベント」に、ご招待いたします! ご都合がよろしければ、ぜひお越しくださいませ。

場所:離島キッチン 日本橋店
日時令和元年8月24(土)、25(日)の二日間
時間15時~22時(※お好きなお時間にお越しください。)

1.伊豆大島産のパッションフルーツをお渡しいたします。(※無料)
2.島のアイスクリーム屋「トリトン」の、パッションアイスをご賞味いただけます。(※無料)
3.挑戦者の黒澤が、ご支援のお礼を申し上げます。


※会場にて、離島キッチンのメニューもお召し上がりいただけます。お越しいただいた機会に、離島のお酒や食材を味わってみてはいかがでしょうか。(料金別途。※離島キッチン商品券をお使いいただけます。)

※「サンクスイベント」の内容変更や詳細は、本文または活動報告、メールにて随時お知らせいたします。

★「パッションフルーツの栽培権(島内在住者向け)」について 

 ビニールハウス内の一区画(約10㎡)にて、ご自身でパッションをお育て頂けます。もちろん果実は、支援者様がご収穫下さい。ハウス設置後(9月予定)より、1年間の栽培権となります。可能な限り栽培のお手伝いはさせて頂きますが、購入者様のご責任で自主栽培をお願い致します。(※自然災害や他要因で、栽培が上手くいかない事もございます。その際も、返金等責任は負えませんので、予めご了承ください。)

最新の活動報告

もっと見る
  • 報告が遅くなり大変申し訳ございません。当初、9月に予定していたビニールハウスの設置完了が大幅に遅れています。9月中旬の台風15号の影響で、大島海洋国際高校の寮生は本土帰省となりました。その後、学校が再開し放課後の時間で作業を再開しましたが、先日の台風19号によって設置したビニールが破れてしまい、現在新しいビニールの到着を待っている段階です。到着次第、作業に取り掛かり、皆様に設置報告のレポートを送付させて頂きます。合わせてリターンの発送が遅れましたこと、お詫び申し上げます。​黒澤礼央 もっと見る

  • ▼地域を代表して、黒澤のかわりに、中里が代筆を致します。ビニールハウスの購入先、農業生産者組合の理事長の指導の下、ビニールハウスの建設に取りかかりました。海洋国際高校は、台風15号の影響で、校舎が甚大な被害を受け、寮生の帰省が余儀なくされたため、ハウス建設のスケジュールが大幅に遅れております。申し訳ありません。よって、地域の大人の指導の下、ルークスのみなさんに協力をお願いし、ハウスの建設を始めました。➡ルークス。新しい高校。海国生は現在も実家に帰省しなければならないため、大島にボランティアで来てくれているルークスのみなさんが、災害復旧作業の後に苗の管理をしてくれました。引き続き、黒澤のかわりに、地域でルークスのみなさんを受け入れて、ハウスの建設と、パッションの管理を行いたいと思います。 もっと見る

  • 本日24日と、明日25日、離島キッチン日本橋店で、サンクスイベントを開催しております。ご招待メールが届いている方は、パッションアイスクリームと、お土産に冷凍パッションフルーツを無料でご用意しております。(千葉のJBKファームと、伊豆大島のアイスクリーム屋トリトンのコラボアイス。大島牛乳を使用しています。)有料ですが、離島キッチンのメニューもお召し上がりいただけます。宜しければ、是非お越しくださいませ。【カフェタイム】15:00~17:30¥1.200 / 30分ごと ◎軽食&ドリンク飲み放題【ディナータイム】18:00~22:00¥1.600 / 30分ごと ◎ビュッフェ&ドリンク飲み放題 もっと見る

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