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糸島ブームの火付け役、カフェ「サンセット」の話を出版したい

1990年、まだ単なる田舎町だった糸島半島に、一人のサーファーが「サーフポイントの前で店をやりたい」と小さなカフェを始めました。誰もが無謀と思ったその店は徐々にお客さんを増やし、店の駐車場で始めた「サンセットライブ」は、今年27回目を迎えます。そんなカフェの記憶を書籍にしたいと思っています。

現在の支援総額

800,000

160%

目標金額は500,000円

支援者数

113

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/05/27に募集を開始し、 113人の支援により 800,000円の資金を集め、 2019/06/15に募集を終了しました

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現在の支援総額

800,000

160%達成

終了

目標金額500,000

支援者数113

このプロジェクトは、2019/05/27に募集を開始し、 113人の支援により 800,000円の資金を集め、 2019/06/15に募集を終了しました

1990年、まだ単なる田舎町だった糸島半島に、一人のサーファーが「サーフポイントの前で店をやりたい」と小さなカフェを始めました。誰もが無謀と思ったその店は徐々にお客さんを増やし、店の駐車場で始めた「サンセットライブ」は、今年27回目を迎えます。そんなカフェの記憶を書籍にしたいと思っています。

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【6月4日追記 ストレッチゴールに挑戦】

みなさんの温かいご支援により、6/1(土)に目標額であった50万円に到達しました。たくさんのご支援本当にありがとうございます。目標達成後も何人もの方々にご支援や応援メッセージをいただいたりしており感謝の気持ちでいっぱいです。この感謝の思いを少しでも形にしようと、ここにストレッチゴールとして80万円を目指すことにいたしました。これを達成できた場合はすべての支援者に今はもう見ることができないオープン当初のサンセットの外観写真と初期のライブ会場写真によるオリジナルポストカード(非売品)2枚1組をご提供いたします。引き続きプロジェクトの拡散、そしてご支援、ご声援を宜しくお願い致します。

ごあいさつ

はじめまして。私は福岡で個人出版を行っている聞平堂の弓削聞平と言います。通常は主に福岡の街やグルメ関連のガイドブックの編集や出版を行っています。今回は初めて書籍を出版したいと思っています。一般の方にはガイドブックと書籍は同じようなものという感覚かもしれませんが、実はこの2つは作り方、販売のしかた、収支構造などに大きな違いがあり、私としても未知の領域に踏み込む気持ちです。しかしどうしても書籍にしたいテーマがあり、出版を決意しました。

1990年、真っ暗だった二見ヶ浦の海岸にポツンと灯りがともった。

今でこそ全国ネットのテレビや雑誌で頻繁に取り上げられ、観光客や移住者も多い町「糸島」ですが、実は今のような町になるきっかけの1つは1軒のカフェでした。

1990年、当時まだ店なんてほとんどない糸島半島の海岸に、一人のサーファーが「サーフポイントの前で暮らしたい」という単純な思いだけで、簡素な小屋を建ててカフェを始めました。当時糸島半島といえば、夏になればドライブや海水浴に行く人もいるというくらいのところでしたので(都市高速は香椎から百道までしか開通しておらず、西九州自動車道もまだ開通していませんでした)、ほとんどの人がそのカフェを見て「夏はいいけど、それ以外の季節は誰も来んよ。すぐなくなってしまうやろう」と囁いていました。

ところが、いつしかそこにサーファーはもちろんですが、いろんな業界の感度の高い人たちが、しかも昼だけじゃなく夜も福岡市内から集まるようになり、数年経つと「糸島にサンセットあり」という存在になっていました。

全国的にみても夏フェスの草分けといえる「サンセットライブ」は店の駐車場で始まった

オープンして3年後の1993年、店の駐車場でライブイベント(主にレゲエやスカ)を始め、そこには地元はもちろん、東京や海外からもミュージシャンが出演するようになりました。当時まだ野外フェスなんてものは全国でも珍しい時代でしたから(フジロックが始まったのは1997年です)、最高のロケーションということも相まって、ミュージシャンの間でも「あそこに出たい」という声があがるほどになったのです。

その後、借りていた土地の問題で店を移転しなければならなくなり、50メートルほど店を移動し以前より格段に広い店になりましたが、コンセプトも変えて一般のファミリーや大学生など入りやすい店になりました(今も年間通して常に満席という人気ぶりです)。それは一般のお客さんやお店の売り上げとしてはいいことですが、あのちょっとやばい感じの客層や文化は影を潜めていき、私も含めさびしく感じている人たちが少なくないことも事実です。ライブは移転に伴い会場を芥屋海水浴場に変えて、毎年1万人以上を動員するイベントとして今も継続しています。

「サンセットライブ」の「サンセット」って店の名前なの?

今、糸島は全国的にも名を知られる地方都市になりましたし、様々なショップが増え、移住者も年々増えています。また、夏、クラゲが出る前までしか人が来なかった地域だったはずなのに、いつの間にか年間通していろいろな目的で訪れるようになりましたし、冬にはかき小屋という新たな名物もでき、冬でも車が渋滞するほどです。

しかしながら、今、糸島に遊びに行く若い人たちや県外者は、糸島に何もなかった姿を知らないし、「サンセット」が今とは違う場所でやっていたことも知りません。そして今のサンセットと昔のサンセットは様々な点で違っており、そんな伝説的な店が糸島に人や店を集め出した大きなきっかけだったことも知りません。また、「サンセットライブ」は全国的にもとても有名ですが、そのライブ名についてる「サンセット」というのが、店の名前であることを知らない人も少なくありません(「サンセット」はいかにも海辺のイベントタイトルになりそうな単語ですし)。

糸島人気のきっかけとなった「サンセット」のことを知って欲しい

そこで、昔のサンセットがどういう店だったかを記録する意味を含め、「サンセット」という店が単なる流行のエリアにある人気カフェではないと歴史を残しておきたいという気持ちから、「サンセット」の本を出版しようと思うに至りました。前述のとおり「サンセット」は今も元気に営業中ですが、この本においては、主に今はもう見ることが、そして行くことができない移転前の「サンセット」のことを記録しておきたいと思っています。

内容は元スタッフ、常連、「サンセットライブ」を支えてきた人たちのインタビューがメインです。そのほか、昔の「サンセット」の写真、「サンセットライブ」の1回目から今までの出演者リスト、写真、オリジナルポスターなども掲載予定です。

【目 次】

サンセット開店前夜 〜サーファー・林氏インタビュー〜

関係者インタビュー

甲斐英介(最初のバイトスタッフ) 

上西洋二(元スタッフ) 

野見山昌子(元スタッフ) 

高村 桂(元スタッフ) 

山口正洋(元スタッフ) 

長島輝英(元スタッフ) 

花田芳郎(元スタッフ) 

三輪幸巨(元スタッフ) 

高良太一(元スタッフ) 

武蔵 巧(現店長) 

山北マサト(林氏の盟友) 

篠栗浩明(「サンセット」の敷地内にあった「ムーンライト」店主)

ニック・サーズ(常連客) 

結城久晴(常連客) 

安田佳代(常連客) 

吉村智美(常連客) 

谷村与志雄(サンセットライブ相談役) 

深井隆史(サンセットライブ警備担当) 

横田周一(サンセットライブカメラマン) 

吉川新市(サンセットライブDJ) 

梅田和弥(サンセットライブトイレ担当) 

「サンセット」アルバム(移転前の「サンセット」関連の写真

「サンセットライブ」の記録写真

「サンセットライブ」のポスター一挙掲載(27回分全て)

「サンセットライブ」対談

   林憲治(サンセットオーナー)×深町健二郎(サンセットライブプロデューサー)

「サンセットライブ」出演アーティストリスト(27回分全て)


【著者プロフィール】

手島裕司

Salon de Harem(ハレム株式会社)代表、コピーライター。福岡を拠点に、広告制作を中心とした企画・ライティングを行なっている。東京コピーライターズクラブ賞、福岡コピーライターズクラブ賞、福岡広告協会賞、ACC CMフェスティバル等、数多くの広告賞を受書。代表作は「恋人は、しょせん素人です」(ヘルス東京)、「倍返し」(福岡ソフトバンクホークス)等。実験的音楽イベント「Sound Harem」も主催。自らも音楽ユニットを持ち、楽曲制作・演奏活動を行なっている。「Harem」は、母親が熊本で経営していた美容院名称を受け継いだもの。


【本の概要】

発売予定 2019年7〜8月(予定)

判型 A5判 180ページ前後 一部カラー

市販価格 1500円前後(予定)

販売所 福岡市および九州の書店・サンセット等協力店

著者 手島裕司

発行部数 2000部(予定)

発行 聞平堂

販売 文榮出版社

【支援金の使い道】

今回の書籍の制作コスト(原稿料・デザイン料・印刷料・リターンの発送等)は150万円ほどになります。そのうちの3分の1である50万円をこのクラウドファンディングで調達できればと考えております。

【リターンについて】

■5,000円

お名前(店名・団体名等でも可)を本の巻末に記載させていただき本を1冊ご提供いたします。
ご支援の際に、本に掲載するご希望のお名前を備考欄にご記入ください。希望がなかった場合はユーザーネームにさせていただきます」

■10,000円A

お名前を本の巻末に記載させていただき本を3冊ご提供いたします。
ご支援の際に、本に掲載するご希望のお名前を備考欄にご記入ください。希望がなかった場合はユーザーネームにさせていただきます」

■10,000円B

お名前を本の巻末に記載させていただき本を1冊進呈、私の著書「福岡外食日記」1〜4巻をご提供いたします。
ご支援の際に、本に掲載するご希望のお名前を備考欄にご記入ください。希望がなかった場合はユーザーネームにさせていただきます」

■10,000円Cコース
お名前を本の巻末に記載させていただき本を1冊ご提供、「サンセットライブ2019」オフィシャルTシャツ(写真のデザイン・白)1枚をご提供。Tシャツはレディス(F)・男女兼用S・M・L・XLからサイズをお選びください。

■15000円コース

お名前を本の巻末に記載させていただき本を1冊ご提供、「サンセットライブ2019」の入場チケット(1日券)を1枚ご提供

【サンセットライブ2019概要】

日時 2019年9月7日(土)・8日(日)

会場 福岡県糸島市芥屋海水浴場・キャンプ場特設ステージ

http://sunsetlive-info.com/

【最後に】

この本は私が初期の「サンセット」のことを忘れてほしくないという個人の想いで出版いたしますが、若い頃「サンセット」にはお世話になった、「サンセット」で楽しい日を過ごした思い出がある、あるいは駐車場時代の「サンセットライブ」に出たことがあるなど、懐かしい思い、そして私の気持ちにご賛同いただける方は、ぜひともご支援いただければ幸いです。


最新の活動報告

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  • 2019年8月24日、いよいよ「ちょっとヤバかった みんなが知らない 糸島のカフェサンセットの話」が発売になりました。ここまで企画スタートから2年、取材開始から1年半ほどかかってしまいましたが、このクラウドファンディングでみなさんにご支援いただいたおかげで240ページという当初の想定(160ページ)よりかなりページ数も増やすことができより充実した内容にすることができました。しかし本というのは作って満足していてはダメです。これを1人でも多くの方々に読んでいただいて初めてその価値がでるものです。今後はその部分に力を注いでいきたいと思います。本は福岡県・大分県・佐賀県・長崎県・熊本県の書店、およびアマゾンで販売しています。ご興味をもってくださった方は、ぜひ手に取ってみてください。よろしくお願いいたします。 もっと見る

  • 発売は8月26日!

    2019/08/04 11:54

    ようやく印刷会社に入稿をし、現在最終校正中です。そしてついに8月26日に本が発売になります。本は福岡市近郊(もちろん糸島や唐津も)の主要な書店とアマゾンで販売します。そのほか、地道にサーフショップや糸島のお店、あ、もちろん「サンセット」でも販売していただきます。いつもはガイドブック系の本を発行している私ですが、書籍というのはほとんど始めての試みで、いろいろと試行錯誤しています。同じ本だから似たようなもんだろって思うかもしれませんが、作り方、そして売り方も全然違うんです。初版の数も少ないので、地道に大事に大事に売っていきたいと思っています。本は100万冊作っても、読者に読んでもらわないと意味がありません。今回作った本を1人でも多くの人に読んでいただけるよう努力していきたいと思います。また、本が発売になったらお知らせいたします。本の制作資金をこのクラウドファンディングで公募しましたが、これからは販売・PRという点で(お金ではなく)ご協力いただけますようお願いいたします。 もっと見る

  • いよいよこのクラウドファンディングも残すところ1日半で終了です。ストレッチゴールまであと少し。達成できるかどうか非常に微妙なところです。一方で1年半がかりで取り組んでいる本の編集作業もだいぶバタバタとしてきました。この本は主に移転前の「サンセット」のことを書いているのですが、最後の方に今のサンセットのことを掲載するため、一昨日店長の武蔵さんへの取材にお邪魔してきました。一昨日も平日の昼間というのに店内もテラスもお客さんでいっぱいです。今はインバウンドのお客さんも多いようで、それひとつとってみても、できたころの「サンセット」からは考えられない姿になっています。それにしても30年にも渡って、しかも郊外のこの場所で人気を保ち続けるってスゴイことです。帰りがけ20年以上前に「サンセット」の名物スタッフで、今は糸島半島の桜井というところで「ラスティックバーン」というカフェをやっているマコさんのところに立ち寄り「サンセット」時代の写真を見せていただきました。まだまだ課題は多いのですが、1つずつクリアしてご支援いただいた方々の期待にお応えできるものに仕上げたいと思います。引き続きの応援をお願いいたします。 もっと見る

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