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アートで”ポイ捨て”にケリをつける。沖縄在住アーティストでアート展を開催したい。

【アート展 ”Seeker”を開催したい】沖縄って美しい場所だと思うでしょ?そんなことない。目を背けているだけ。たくさんの問題に。沖縄県内在住アーティスト達の、その感性で、その表現力で伝えたい。私たちは街に潜むポイ捨てゴミを見つける”Seeker(発見者)”。

現在の支援総額

246,345

41%

目標金額は600,000円

支援者数

41

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/05/30に募集を開始し、 41人の支援により 246,345円の資金を集め、 2019/07/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

246,345

41%達成

終了

目標金額600,000

支援者数41

このプロジェクトは、2019/05/30に募集を開始し、 41人の支援により 246,345円の資金を集め、 2019/07/31に募集を終了しました

【アート展 ”Seeker”を開催したい】沖縄って美しい場所だと思うでしょ?そんなことない。目を背けているだけ。たくさんの問題に。沖縄県内在住アーティスト達の、その感性で、その表現力で伝えたい。私たちは街に潜むポイ捨てゴミを見つける”Seeker(発見者)”。

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【初めに】 多大なご支援ありがとうございます!そして、クラウドファンディング終了まで残り3日となりました! 2017年のLitterati Japan設立から、毎月ゴミ拾いの活動を行い続け、今年で3年目を迎えます。今回初の試み、Seekerの開催に向けて、Litteratiメンバーの意識や考え方に大きな変化が生まれていきました。どんな思いを持つ人で構成されていて、なぜ活動を続けているのか、今回は第2回目の取材報告となります!Litteratiをクールに見せるために、僕もクールに。城田優輔(しろた ゆうすけ)沖縄国際大学3年  経済学部 地域環境政策科やりたいのは、かっこよく魅せるクリエイティブ 僕はストリート系やHIPHOP系のMVだったり、かっこいいものやイケてるものが好きです。高校生のころからストリートファッションが好きで、そこにいる人たちもイケてる人ばっかりでかっこよくって、クールだなって感じたのがきっかけで。承認欲求でもあるんだけど、かっこいいものを作って、他人にかっこいいっていわれたら嬉しいなっていうのが根本にあります。 その手段がカメラになったのは、高校時代のカメラ好きの釣り友達が一眼レフを買ったおかげでした。もともと親がカメラ好きだったからか昔から写真を撮ることは好きでしたが、その友達に触発されて、僕も大学受験後に自分のカメラを買って、自分がかっこいいと思う写真や映像を撮り始めるようになったんです。 大学に入ってからは、デザインに興味をもちまして。たまたまInstagramの検索フィードを見ていると、バチクソにかっこいい!って、クラっときたフライヤーに出会ったことがあったんです。自分もこんなの作ってみたいなと強く思いました。それから九州に行く機会があって、ストリート系のお店で出会った店員さんと、たまたま行った別のコーヒー屋さんでもばったり会うってことが起きたんです。その時はお互いに写真をやってるという話をして終わったんですが、沖縄に帰ってきてInstagramでその店員さんを探してみると、あのかっこいいフライヤーを作った人っていうのがわかって。フライヤーなどのデザインをすることがあったら、その人のInstagramの投稿を毎回開いて作ったりするくらいかっこよくて。今では尊敬してやまない、僕が知ってる中でも一番クールなクリエイターです。 クリエイティブという面で、Litteratiは練習台なんです。ここにいるおかげで、写真を撮る機会が増えて、イベントのフライヤーも作り始めました。クリエイティブの経験を積み重ねてできるようになったからこそ、Litterati関係以外でも、写真や映像を扱う機会が増えていったんです。もしこの団体にいなかったら、ここまで成長していなかっただろうし、そもそもカメラも単なる趣味で終わってた可能性だってあった。ここに入ったことで、Litteratiとクリエイティブがうまく化学反応を起こして、かけ算しだして、軌道に乗っていって。団体の軸と僕の軸がうまく噛み合って別々で動き続けている、そんな感じなんです。ゴミ拾いを面白く、かっこよく  Litteratiに入ることになったきっかけは、高校の時に同級生の生き方に影響を受けたことです。彼は、生徒会をやりつつ、美術館とプロジェクトをやったり、ラジオ番組も持っていて、そんな話を聞きながらすごいなあ、自分も好きなことをとことんやってみたいなって思っていました。でも、何をしたいかがわからない。一歩を踏み出せない鬱屈とした状況がありました。そんなときに、「Litteratiって団体が立ち上がるらしいよ」と彼が教えてくれて。高校を卒業して自然系の進路に進んだタイミングだったので、自然を守りたいっていう気持ちと、写真への興味があったから、メンバーとして参加することにしました。 Litteratiは、『ダサい・汚い』というイメージのゴミ拾いをおしゃれに見せることをしています。ゴミをオシャレに見せることで結果的に社会問題の解決につながる。Litteratiの活動は一つの『表現』だと思うんです。その中で僕がやっているクリエイティブは、かっこよくないものを何倍にもかっこよくするかけ算的な効果を持っていると信じています。どう見せれば人がゴミ拾いをしたいと思うようになるか、どう見せればLitteratiに行きたくなるか。それをやるのがLitteratiにおける僕の役割であり、クリエイティブの存在意義でもあり、僕が生み出せる価値だと思っています。ゴミ拾いのイメージを、アートの力で変えていく LitteratiはもともとLitterとArt、ポイ捨てゴミと芸術を掛け合わせた活動として始まりました。でも、結成当初は月一のイベントをやるのにも精一杯で。これまで、活動を知ってもらうことを重視して、アート性ではなくエンターテインメント性を持たせたコンテンツを用意することに力を注いできました。でも、そろそろ根本の目的に立ち帰ろうと。Litteratiは今年で3年目を迎えるのですが、目に見えてゴミが減ったとは到底言えません。変えるには、もっとインパクトのある問題提起をやっていく必要がある。そう考えたときに、イベントやSNSに載せるっていう行動だけではなく、人によって捉え方が違うアートっていう武器を使うことで、いろんな解釈で考えてもらえるような機会を作りたいと思い始めました。それがSeekerなんです。 Seekerを通して、今まで働きかけることのできなかった人たちに環境問題を考えてもらえる機会になってほしいです。その一つが、僕が大好きなストリート界隈。HIPHOPに携わる人たちは結構タバコを吸うんですけど、ポイ捨ても多くて。でもそんな世界では、ただゴミ拾いをするだけの”良い子”の言葉に意味はないんです。かっこよさが全ての世界なので。だからこそアートを絡めることで、Seekerがただのゴミ拾いイベントとしてではなく、世界一クールなクリーンアクションイベントになると信じています。アクションといっても、環境問題を個々で解決しようとするだけじゃなく、より多くの人に向けて問題を提起し、取り組みたくなるきっかけを作る、そういうアクションです。そして、アートから影響を受けることの多いストリート界隈の人たちに、環境問題を少しでも身近に感じてもらえる機会にできればと考えています。


【初めに】 ご支援をしてくださった皆様、ありがとうございます。そして、クラウドファンディング終了まで残り11日となりました! 2017年のLitterati Japan設立から、毎月ゴミ拾いの活動を行い続け、今年で3年目を迎えます。今回初の試み、Seekerの開催に向けて、Litteratiメンバーの意識や考え方に大きな変化が生まれていきました。どんな思いを持つ人で構成されていて、なぜ活動を続けているのか、数回にわたって、メンバー1人1人の取材を報告させていただきます!Litteratiは、ぼくの当たり前レベルをあげ続けるもの古田健太(ふるた けんた)琉球大学4年休学 工学部 電子工学科やりたいことが見つからないコンプレックス  高専に通ってた頃のぼくは、やりたいことなんか無かったんです。でも、そんな気持ちを抱えたまま就職するのも違うし、ニートもしていられないし、進学だなと思ったときにどこの大学も同じように見えちゃって。悩んだ末に、沖縄に憧れて琉球大学に編入しました。いざ大学生活が始まると、編入生という物珍しさからか「何で北海道から沖縄に?」とか、「何をやりにきたの?」「何がやりたいの?」とかをキラキラした眼差しでそう聞かれるのが、本当に辛かった。『好きなものなんてないし、やりたいことなんてないし、ただ来ただけなのに、、』っていうのがぼくの本心で。目的を上手く見つけられないまま、遠く離れた大学へ進学したという選択が、ぼくの中ですごく大きなコンプレックスだったんです。似ているようで全く違ったぼくの運命を変えた人 同じ歳、同じ学部、学科、同じタイミングで高専から琉球大学にやってきて、同じアパートに住んでいる男の子との出会いで、ぼくの大学生活が大きく変わりました。ぼくが叶えたいなあと思っていた、けどハードルが高いと感じていた「海外に行ってみたい」とか、「何かの学生団体に所属してみたい」っていう夢たちを、すでに全部叶えていた人でした。同い年で、高専卒業で、こんなにも違うんだ、すごいなあって憧れつつも、だんだんと仲良くなっていくうちに「ふるけんにも、できるよ。」と、背中を押してもらって。それからぼくも叶えたかった夢に挑戦して、たくさんの人と出会いを通して『うわあ、世界って広いけど、やろうと思ったらなんでもできるんだなあ!』と思うようになったんです。ぼくが休学している理由 ぼくは現在、大学4年次を休学しています。最近まで、トビタテ留学JAPAN!という制度でフィリピンのセブ島に行って、語学学校での勉強やNPOでの活動、そしてコーチングを半年間やっていました。コーチングというのは、ぼくとの対話を通して相手の考えを深く掘り下げていくきっかけづくりをしていくもの。過去のコンプレックスの経験があったからこそ、コーチングを軸にして生きていきたいという思いが生まれたんです。ぼくは、今、沖縄に来てよかったなあって思えられるようになったけど、今でも、周りの学生や社会に出て働いている人の中でも、かつてのぼくと同じように、自分て何だろうって自信が少し足りなかったり、息苦しさを感じて苦しんでいる人がいるなあって思うようになったんです。それから、『やりたいことを明らかにして、やりたいことに向かって、みんながいきいきできる世界を作りたい』と思い始めて。それを実現させるためにまずは、最低限のスキルとして、コーチングという能力を磨いていくことにしたんです。決めつけで判断するのって恥ずかしい気がして。 ぼくの思うボランティアとは、やってあげますよ、いいことしてますよという気持ちで行動することだと思っていて、あまり良い印象ではなかったんです。でも、実際にボランティアが好きな人たちと話し合う機会があって、どうしてこんなに堂々と胸を張って「ボランティア、好きなんだよね」って言っているのだろう、キラキラ輝いているのだろうと疑問に思っちゃって。それに、とても偽善を装っているようには見えないし。ぼく自身やったことすらないのに、ボランティア意味わかんないって決めつけるのもなんか恥ずかしくなっちゃって。まずはボランティアに参加することから始めようと思っているときに、Litteratiが立ち上がりそうなタイミングだったんです。そしてもう一つぼくがLitteratiの参加を考えるきっかけになったのが、当時とある団体でSNSの広報担当をやっていたことだったんです。SNSを動かしていくうちに、マーケティングって楽しいなあ、もっと運用してみたいなあって興味が湧き始めていって、そんななかこの話を小耳に挟んだんです。「どうやらボランティアみたいなゴミ拾いの団体で、かつSNSを使うらしい」と。その時のぼくは、ボランティアを体験することで自分の中で答えを出したかったし、SNSは学びたかったかった分野でもあったから、Litteratiに参加することにしたんです。当たり前レベルはここから上がる ここからがボランティアだと思う行動があるじゃないですか。ずっと活動を続けてきて、ぼくの中のボランティアという言葉の「当たり前のレベル」が上がっていったんです。例えば、ふとお店に入った時に机が汚れていたらティッシュで拭く。これも一種のボランティアなんだけれども、やってますよという感覚ではなくて、自然にさらっとやっている自分になれたというか。今、Litteratiをやっていて、当初疑問に思っていた「ボランティアってなんだろう」という問いの答えはまだ見つかっていないし、それを果たすことが目的ではなくなりました。それよりも、活動を続けるにつれてビジネスと環境は繋がっていることに気がついていったんです。この団体にいる以上、世界中で大きな問題になっている情報を意識的にとりにいく姿勢になっていくし、幅広くマイクロプラスチックやフードロスといった環境問題、SDGsにがっつり触れていられるが環境が、ぼくにとっていい刺激だからこそLitteratiを続けています。この場所で学び続けていて体感としてあるのが、世界中が考えて当たり前の世の中に急速に変化し始めているということ。プラスチックを使わないのが当たり前、農薬を使わないのが当たり前のレベルの国がわんさかあって、日本も環境問題に絶対関わっていかないといけないはずなんだけど、ちょっと遅いだけだと思ってて。ぼくは、日本のみんなが環境問題を当事者として考えていくためのアプローチとして、Litteratiが存在し続けていくのだと思っています。そして、ぼくの周りがポイ捨てに対して、「まだポイ捨てしているんだ、恥ずかしっ!」みたいに意識が変わっていったら、ぼくの周りの人はポイ捨てができなくなる。そういった、「ゴミ拾いをやらなきゃいけない当たり前」といった意識に変化をもたらしていくことが僕たちの活動なんです。 これまでもこれからもぼくのやりたい軸はコーチングではあるけれど、そもそもぼくの中の教養や土台が高いレベルになっていなきゃいけないと思っています。ここにいることでぼくの当たり前レベルは常に上がり続けていて。それもぼくがLitteratiを続けている一つの理由です。LItteratiの分岐点、Seeker。 Seekerは、今までのゴミを拾いながら活動していたLitteratiから、そこの本質にグッとグッと迫っていくLitteratiへと大きく変わる分岐点になると思っています。これまでの雰囲気と一番違うなあと感じているのは、何のためにごみ拾いをやっているんだろう?という問いをメンバーがどれだけ考えられるようになったか、というところ。あくまでもゴミ拾いは目的ではなく手段。ゴミを拾うことって、ゴミ問題の解決策ではないし、ゴミ問題って他のいろんな環境問題とごちゃごちゃ混じり合って重なり合っている気がして。だからこそ今までゴミ問題を入り口にしていた団体が、今度は環境問題といういろんなジャンルに目を向けるようになっていくような、広く世界を深く見ていく団体に変わると思うんです。そのきっかけがSeekerなのだと思います。でも、多分それはSeekerというイベントがあったからだけではなく、代表のあみちゃんが自分の事業を始めて深く考えるタイミングがあったからだろうし、Litteratiのメンバーも何人か抜けて、新しいメンバーに変わっていったといういくつかの要素があったうえでなりたったのかなあと。今回のイベントは大きくLitteratiが変わる1回目のスタート地点になっていくのだと思っています。解像度を高めた先に見えるワクワク 今年度の中で一番大きなイベントになるからこそ、メンバーみんながSeekerに向けての熱量も大きくなっているだろうし、それに関わってくる人数の規模も違うから、ぼく自身とても責任を感じています。「大きなものになる」と確信しているからこそ、シンプルにワクワクしているなあ。今回、営業を担当しているなかで、解像度の高いイメージ図を企業さんにプレゼンしなきゃいけないし、質問をされたときも答えられるように解像度を上げていかなければならないが故に、こうなるだろうな、ああなるだろうなみたいにイメージは固まりつつあって。やらなきゃない課題も見えているからこそ、楽しみながらやっています!