おひさまの村では、児童養護施設等退所児・者のための
「巣立ち支援プロジェクト」や「アフターケア事業」を行っています。
・・・っていうけど、それってどんな事をするの?って、思いますよね。
児童養護施設等に限らず、生い立ちいの中で、大人たちに
「お前なんかダメな奴だ」とか「もう終わりだな」とかそんな類の
ダメージの大きい言葉を投げかけられてきた人っていると思うのですが・・・
そうでない人もちょっと想像してみてください。いやな想像かもしれませんが・・・・
もしも誰かに、「お前なんか最悪だ!」とか「ダメな奴だ!」とか「もう終わりだな」とか
更には、「あー施設育ちなんだ・・・」とか「そんな考えだからダメなんだ!」とか・・・
そんな言葉を 事あるごとに言われ続けたら・・・
それが、ましてや子どもの頃からだとか、これから夢や希望をもって社会に羽ばたこうと
している18~23歳くらいの多感なころだったらどうでしょう。。。
きっと、気持ちはどんよりを通り越してぐったりしちゃうし、やる気どころか
生きる気力さえなくなって自分を取り巻く社会が真っ暗で嫌な気持ちになって
しまいますよね。
おひさまの村は、「ちゃんとしてない子をちゃんとする」そんな場所ではありません。
「ちゃんとお仕事させて、社会に定着させる」ところではありません。
社会定着を目指すと書いてありますが、社会定着を目指すのは本人たちです。
自信もなく、自分も大嫌いになって、生きる気力すら失って、真っ暗で先行きも
見えなくなって、それでも自分にももしかして可能性があるのかな・・・って
思って顔をあげようとしているその若者たちに伴走をするところです。
困っていれば、専門家たちにお願いして、あれやこれやお手伝いをすることもあるけれど・・・
自分の力で翼を広げて、大空に羽ばたいて行けるように、見守る場所です。見届ける場所です。
たまには、止まり木となって、何かあれば羽を休めに来てもいいし・・・。
「支援をするよ!」というよりも・・・
「大丈夫! 私たちは一緒にいるよ。ずっと君のことを見守っているよ。」
おひさまの村はそんな場所なのです。
そんな場所であるおひさまの村が、もっと気軽に立ち寄れる場所になればいいな。。。
安心して社会と交流していける場所になればいいな。。。
そんなわけで、今回のプロジェクトを始めました。
大切なのは
君が 照らされていて
君が 照らしている
という事なんだよ。
出典 「三島有紀子『しあわせのパン』より」
インクルーシブコミュニティカフェ
「おひさまの村アフターケア相談所」
&
「月の村カフェ マーニ」
今日も着々とOPEN準備中です!
https://ameblo.jp/ohisamanomura/entry-12481441811.html